ご近所さん、同級生、同僚-----。
物心ついたころから、「おともだち」はむずかしい。
ほんとうに仲良し?
女性たちの微妙な距離感を描いた8つの物語
(筑間書房HPより)女同士の微妙な人間関係を描いた物語が8つ。
最初の「たからばこ」は、幼稚園の女の子が主人公だけど、大人っぽい口調で淡々と語られる
おともだちのこと。
最後は、ひぇ~~っと心の中で叫んでゾッとした!
最初がこれだから、次の話はどんなだろ?とちょっと怖くなったけど・・・
後は、まあ普通に楽しめた。
学生時代の友達との現在に至るまでの話を書いた次の話<グリ-ティングカ-ド>は、自分にもそんな女友達(?)居るなぁ~なんて思ったりして・・・・・。
誰でもこういう付き合いをしている女友達っているんじゃないかな?
どの話にも女性ならではの心理描写がよく表れていて、共感したり苦笑したりしながら
楽しんで読みました。
しかし、やっぱり最初の話が一番、インパクトあったな・・・・・。
表題と表紙の黒っぽい絵が凄くいい!
挿画・装画は、なかむら葉子さん・・・覚えておこう。
★★★★
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『このミス』大賞シリーズ 累計1000万部! 医療ミステリーのベストセラー「バチスタ」シリーズ、ついに完結! 「東城大学病院を破壊する」-----送られてきた一通の脅迫状。愚痴外来の田口医師&厚生労働省の変人役人・白鳥は病院を守ることができるのか。エーアイセンター設立の日、何かが起きる! 『このミス』大賞シリーズ累計1600万部突破!
(宝島社HPより)
「チ-ム・バチスタの栄光」から続いたシリ-ズの完結だと聞いて、結構、期待しましたが・・・・
ま、普通の面白さでした^^;
もっとホントにおしまいってかんじで終わるのを期待したんだけれど・・・・
なんだかまた続きそうな予感がするなぁ~。
ま、そしたら、また読んじゃうんだろうけれど。
Aiセンタ-がいよいよ始動するというときに、「東城大を破壊する」の脅迫文が届く。
高階病院長からAiセンタ-長に任命されたのは田口先生。
考えたら、不定愁訴外来のぼんくら医師だった時代は遠い過去というかんじで、偉くなったものだ。
脅迫文を送った犯人は、以前の話で登場したらしい人。
あまり覚えていないのが辛い・・・^^;
シリ-ズ完結ということで、登場人物がやたら多い。
でも、今回は白鳥の出番少ないな。
田口VS白鳥のやり取りが好きなんだけど、今回は、高階病院長とのやり取りの方が多い。
終盤の展開にはちょっと驚いた!
え?田口先生、またまた偉くなっちゃうのぉ~!?
新生東城大の話がまたシリ-ズ化したりするのか??
個人的には、田口先生が不定愁訴外来で患者と向き合う場面が好きなんだけどなぁ~。
今回の話の中でも、処方された薬の副作用を訴える患者とのやり取りの場面が一番面白かった!
★★★
忍び寄る殺意、
崩れ落ちる日常。
かつて暮らしていた街。
偶然、再会した同級生。
通り魔の被害者となった私。
私は何を見たのか、誰に見られていたのか……。
ヒット作『転落』の著者による、
「悪意」の連鎖が引き起こす長編サスペンス
(光文社HPより)
主人公の芳沢夏帆・32歳は、住宅地図の調査員をアルバイトでしている。
ある日、調査している街で小学校時代の同級生と再会。
後日、家に行く約束をし、向かう途中で、通り魔に遭遇し怪我を負う。
そして、その同一人物らしい犯人による殺人事件が起き、夏帆は警察から
事情聴取を再三受けることに。
事件の真相も気になりつつ、夏帆の周りで起きる日常にある出来事にも興味を覚えた。
同級生たちが噂する街のなかの変わり者の存在。
街のなかの情報通の女性。
夏帆の家族や親戚関係。
32歳独身の女性の心理もよく表現されていて、夏帆の心の声のようなものも面白かった。
事件の真相は、明かされてみたら、なるほど、そういう事でしたか!?というような
想像では思いつかなかったものでした。
そして表題の意味がわかりました。
読み終えて、本の表紙を見ると、なんとも不気味な表紙写真でゾッとしちゃいました^^;
★★★
2011年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞、朝日、読売、日経、毎日 /全国学校図書館協議会選定図書
(河出書房新社HPより)
文字がひとつもありません。
読み手の想像力で物語を頭のなかで作りながら頁をめくる本です。
けれど・・・・おおよそのことはわかります。
ちょっとSFっぽいかんじですが、見知らぬ土地に開拓者として家族を残し、
一人で赴く男性。
見慣れない奇妙なことばかりで戸惑いつつも、
身振りで手振りで何とか意思疎通が出来、
新しい土地でなんとかやってけそうだと判断した男は、
残した家族を呼び寄せる。
そんなかんじかな?
見たこともない景色がたくさん。
文字もないのですが、色調がセピア色なのも、なんだかとても幻想的。
そして、絵のひとつひとつがとても丁寧な線で書き込まれているので、
サッと最後まで見た後はゆっくり1頁ずつ観察するように眺め、
そうすると先に気づかなかった物に気づいたりする楽しみもありました。
なにやら変わった動物(?)も出てきて、男の元に寄り添うように行動する
犬のような白い生き物(表紙絵にもありますが)がすごく可愛らしく思えました。
大型の本なので、見ごたえもあります。
ほかの作品もあれば、見たくなりました!
素晴らしい本だと思います!!
★★★★★
ぼく、夢をみているんだろうか、それとも……。
空想少年ピーターのスリリングでちょっぴりせつない秘密の冒険。
ブッカー賞作家が贈るとっておきの物語。
(中央公論新社HPより)
マキュ-アンの作品は幾つか読んでどれもかなり好みです。
ちょっと重苦しいかんじの物語でしたが、児童書を書いていると知り、興味があって
図書館で検索し借りて来た次第。
主人公は10歳の少年・ピ-タ-。
両親と7歳の妹・ケイトと、母親が高校生の頃から可愛がって飼っている
猫のウィリアムと暮らしている。
ここでは7つの冒険の話が短編連作の形で進行。
ピ-タ-は、感性が豊かで、目の前の情景からふと何かを思いつき、そうすると自分の世界のなかでの冒険が始まってしまう。
授業中であったり、動かないで座っていてと頼まれているときであっても・・・・・。
なので、他人からは「何を考えているのかわからない」と言われてしまうのだけれど・・・。
どのお話も良かったけれど、二番目の<ネコ>が一番好きだな。
ちょっと切ないかんじもするけれど、ネコのウィリアムと体が入れ替わってしまうお話。
ウィリアムが亡くなったとき、家族が哀しむなかで「新しい冒険に出発したんだよ」と言ったピ-タ-。
そしてウィリアムに感謝する。
優しい男の子だなぁ~。
ほかの話にも違うものに変身するお話がありますが、そういえば子どもの頃は
「もしも自分が〇〇だったら・・・」と想像して楽しむことがあったなぁ~なんて思ったりして
ちょっと懐かしい気持ちにもなれた。
著者のあとがきもよかった!
著者が言うとおり、子どもにもわかる文章で大人が楽しめる物語でした!
ますますマキュ-アンが好きになれた気がします。
★★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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