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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2019年12月

おとうさんはねえ、ヒモじゃなくてリボンだよーー
「時給かなりマイナス男」の専業主夫・常雄が、
野川沿いの道を3歳のタロウと歩きながら発見した、

新しい“シュフ”の未来。著者新境地!

                         (河出書房新社HPより)




小野常雄とみどり夫婦、3歳の息子・タロウの家族の話。

常雄が主夫で家事全般をこなし、みどりが働く。
常雄は、家族内での呼び名は「妹子」。
小野妹子から連想して、みどりが呼び始めた呼び名・・・^m^


常雄は、タロウの幼稚園の送迎を徒歩でしていて、行き帰りは散歩気分。
1.5kmの野川沿いの道のりを3時間くらいかえて帰ったりしている。
雑草の名前を調べたり・・・・
二人で川の中に入ったり・・・


タロウは良い子だし、こんなのびのびした子育ては理想だなぁ~。

でも常雄が自分を時給に換算して、時給マイナス男というのは、ちょっと嫌だった。
そんな卑下した考え方はしなくていいのに・・・。

みどりもそれでよしとしているのだし、
今はタロウがのびのび良い子に育っているのが
一番大事!

タロウが小学生になったら、リボンの男状態は、変わるのかな?
ちょっと気になる。


なんてことない、ある家族の話だけれど、こういう家族もあっていいな~と思った。



                                    ★★★
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発行年月:2019年4月


累計40万部突破の「佐方貞人」シリーズ、6年ぶり最新刊!

作家デビュー10周年記念作品

映画化『孤狼の血』本屋大賞第2位『盤上の向日葵』の次は、これだ。
孤高の検事の男気と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー!

任官5年目の検事・佐方貞人は、認知症だった母親を殺害して逮捕された息子・昌平の裁判を担当することになった。昌平は介護疲れから犯行に及んだと自供、事件は解決するかに見えた。しかし佐方は、遺体発見から逮捕まで「空白の2時間」があることに疑問を抱く。独自に聞き取りを進めると、やがて見えてきたのは昌平の意外な素顔だった……。(「信義を守る」)

                   (角川書店HPより)


毎回、新刊が楽しみな作家さんの一人。
デビュー10周年なんですね~。


今回は短編連作の形。
主人公は佐方貞人検事。担当事務官の増田とも真面目に事件の本質を探る。
罪はまっとうに裁かれなければならない。の信念。
当たり前のようで、難しいことだと物語を読んでいると強く感じる。

4つに事件から成るが、どれも重たい。
特に最後の章<信義を守る>が一番、読んでいて辛かった。

認知症が進んだ85歳の母親を殺めた罪で逮捕された55歳の息子・道塚昌平。

ベテラン検事が出した懲役10年の求刑に異議を唱えた佐方。

一生懸命介護してきた母親を自らの手で殺めたのは、単なる介護疲れからなのか?
母親を遺棄した場所からあまり離れていない場所に留まっていたのはなぜか?
職場を人間関係からのトラブルもあってクビになったというが、本当なのか?


いろいろな疑問を追求して、わかった事件の真相。

辛すぎる(/_;)。

真相がわかったからと言って、道塚本人が救われることにはならないだろうな~という
ことが一番、つらい。
それを感じた佐方本人も、この仕事を続ける意味に疑問を感じていそう。

大変な職業だな~とつくづく思った。



                        ★★★



発行年月:2018年3月

映画化(2018.5.12公開)「孤狼の血」シリーズ続編! 警察vsヤクザの意地と誇りを賭けた、狂熱の物語。 捜査のためなら、俺は外道にでもなる。

仇がどこであろうと、殺って殺ってやりまくったる。所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏 仇がどこであろうと、殺って殺ってやりまくったる。

所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく……。
 


                  (KADOKAWA HPより)



「孤狼の血」では信頼していた大上を喪った。
僻地の駐在所勤務になり、地域住民とも交流を持ちながら穏やかな生活・・・
なわけはなく・・・・そこに現れたのは、指名手配犯の心和会会長の国光寛郎。
対立する明石組組長暗殺の首謀者。


しかし、日岡とはお互い、心に通じるものを感じる。
「もう少し時間がほしい」という国光の願いを受け入れる。

ヤクザなんだけど、国光の律義で男気溢れる振る舞いは恰好良い。
自分の周りの者たちへも常に気遣いをしている。

国立大卒で、頭も切れて人としても魅力的な男が何故、ヤクザの世界に居るのか??
もう少し、詳しく知りたかったなぁ~。

約束を守って、日岡に手錠を掛けさせる仕掛けも素晴らしい!
でも最期は。。。。。
やはり恨みを買う立場には、こういう最期が待っていたかというかんじ。
塀の中でも生きていて、これからの日岡を支えて欲しかったんだけどなぁ~。


大上を喪い、国光を喪い、また孤独に戻った日岡。
色恋沙汰でもあればいいんだけど、こういう仕事じゃそういうのは
難しいかな?^^;


「孤狼の血」は映画化されたけど、日岡が松坂桃李っていうのは、ちょっと
ピンと来ないなぁ~。
大上が役所広司はピッタリな感じだけど・・・。


駐在所勤務から捜査課に戻った日岡の姿、また読みたい!


                         ★★★★

 



発行年月:2017年8月


 「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつての恋人。SNSでの邂逅から始まったぎこちないやりとりは、徐々に変容を見せ始め……。ジェットコースターのように先の読めない展開、その先に待ち受ける驚愕のラスト。前代未聞の面白さで話題沸騰、覆面作家によるデビュー作!

                    (新潮社HPより)




主人が先に読み、「面白いよ」と薦めるので読んでみた。


なるほど。。。こういう面白さか。

過去に恋愛関係にあった男女が30年ぶりにメールでやり取りをして
お互いの過去のことを明かし合うというかんじ。

以下、ネタバレ大いに含みます。
自分の覚え書きとして書くので・・・


淡なる懐かさから、お互いの思い出話をして・・・という段階から
ちょっと衝撃的な告白話へと変わっていく。


水谷一馬の30年間は・・・・・塀の中だったんだ~\(◎o◎)/!
そして、その罪は・・・
なんだか、今、世間を騒がせている幼女殺害事件を思い出してしまう。

そして、この男、危険!
塀から出て、復讐しようとしている(既に一人は済ませたってこと?)。

もうこういう人は一生、塀の中にいて欲しいわ~。



メッセージのやり取りだから、ササッと読めちゃった。
衝撃的ではあったけど、読み終えたら、すぐ忘れそう^^;



                           ★★★



発行年月:2017年9月


 「エベレスト? 女なんかに登れるもんか」 そんな男の言葉に負けん気を発揮、 女性だけの隊で頂きを目指し、 8848メートルに立った淳子。 山頂から彼女が見たものは――。 直木賞作家が田部井淳子さんをモデルに書き上げた、渾身の長篇小説。 ただ、山が好きで、会社勤めをしながら暇さえあれば山に登っていた淳子。山が好きだということをのぞけば、ごく平凡な女性の淳子が、女性だけの登山隊でヒマラヤを目指すことになる。最初の目標はアンナプルナ。「女なんかに登れるはずがない」という言葉に反発して挑戦したが、初めての海外遠征は資金繰り、寝る暇もない膨大な準備、女性隊員同士の嫉妬、軋轢、分裂と大変なことだらけ。登頂は成功したが、苦い物が残った。複雑な思いでいる淳子に「ねえ、エベレストに行かない?」と声をかけたのは、ともにアンナプルナで苦労した隊長の明子だった。成功すれば、女性として世界初だ。山男である夫の正之に「行くべきだよ」と励まされ、淳子は決意を固める。アンナプルナ以上の困難を乗り越え、8848メートルの頂きに立った淳子の胸に去来したのは……。 好きなこと、やりたいことを見つけて、どんなに苦しくても一歩一歩、足を運べば、必ず夢は叶う。山を愛し、家族を愛し、人生を愛した淳子の生き方が、すべての女性の背中を優しく押してくれる。 直木賞作家・唯川恵が、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんをモデルに書き上げた、感動の長篇小説。

                     (幻冬舎HPより)




田部井淳子さんから、詳しくお話を聞いて書かれたんでしょう。

ご本人が書かれたかのような物語でした。

淳子の子どものころからの山登りに対する想いが描かれていた。

幼なじみの勇太や、大学の寮で知り合った麗香などが大人になっても
大きな影響を与える存在で在り続けた。

危険な山登りで、滑落事故も目撃したり、山登りそのものが過酷だけど
海外遠征の費用を捻出するのも大変そう。

でも、夫の正之との出会いは、淳子にとって一番の支えだったんじゃないかな?
海外遠征にもいつも「行って来い」と背中を押して、
なかなか言えないでしょ?

エベレストに上るかどうか迷っていた時も「行って来い」と言って
ただし、一人で待つのは寂しいから、その前に子どもを産んでくれなんて・・・・
凄すぎ!


女性だけで隊を作る苦労も知った。
登頂って、隊員皆が出来るわけじゃないっていうのも初めて知った!
同じように苦労して途中まで登っても確実に登れると隊長が判断した人しか
行けないんだ。
命かけのことだから言われてみれば当然だけど・・・・。
そこで、また不満や批判が出るって、やはり女性だけの隊の隊長って
精神的にもタフじゃないと務まらないことなんだな~。

これを読んでも山登り全然、したくない、わたしだけど
山登りする人に対しては前より一層、尊敬の気持ちが沸いてきた。


実際に田部井さんの書かれた書もあるようなので、そちらも読んでみたいな。


                         ★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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