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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2017年3月

ようこそ、毛布をかぶった寒がりの街へ
クラフト・エヴィング商會の作家による、ここではない、どこかの街の物語。

本好きのための酒屋「グラスと本」、
別れについて学ぶ「グッドバイ研究所」、
春の訪れを祝う「毛布を干す日」……。
寒い季節にぴったりの、ブランケットで包まれたような温もりいっぱいの一冊。

                (幻冬舎HPより)




ブランケットシティ・・・毛布をかぶった街。
住人はみな、寒がり。
そんな街のデイリーブランケット紙の専属ライター・ブランケット・ブルーム君
27歳が街のあれこれを紹介。

ちょっと不思議な街の住人たちの日常やら変わった風習などなど。
読んでいるとおとぎ話のような、安らかな気持ちになれる。
大人のための絵本というかんじ。

頁の上半分は黒くて、白と水色でイラストが描かれている。
上半分のその絵を眺めるだけでも楽しい。

文も絵も巧いなんて、凄いな。
いつも吉田さんの本を読むと感動のほかに感心してしまう。


お話としては、36階を一人掃除するママの話が好きだなぁ~。
甘美なアリアを歌いながら掃除する姿をこっそり覗きにいきたい^m^


これは図書館からの借り物ですが、手元に欲しくなったなぁ~。



                      ★★★★★
 
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発行年月:2013年8月


 少し大人びた少年リツ君12歳。
つむじ風食堂のテーブルで、町の大人たちがリツ君に「仕事」の話をする。
リツ君は何を思い、何を考えるか…。
人気シリーズ「月舟町三部作」番外篇。

                   (筑摩書房HPより)



月舟町シリーズ3部作
「つむじ風食堂の夜」「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
「レインコートを着た犬」の、番外編が本書。

あとがきで・・・
ちくまプリマー新書の装幀デザインを創刊時から8年に渡って担当してきた
著者と奥様の吉田浩美さん。
その200冊目は吉田篤弘氏自ら書いてくださいと編集部との間で決まったことらしい。

凄いなぁ~。
全部違うデザインの新書。
ちらっと見たけれど、どれも素敵な表紙でした


本書の主人公は、12歳のリツくん。
月舟町シリーズの2冊目ではちらっと登場の隣町のサンドイッチ屋<トロワ>の
小学3年生。
そのリツ君が少し大きくなって、一人で時々、電車で一駅の月舟町の
食堂に来る。
そこに来る常連さんたちは、商店街で商売をしている大人たち。
りつ君は、そこで将来のこと、幸せについてを考える。
大人たちにそれぞれ、自分の仕事の話を聞きながら・・・・

3部作で読んだ人たちも沢山、登場して来て賑やか。
杉田比呂実さんの挿絵もほのぼのしていて良かった♪

三部作+番外編、いずれも図書館本だけれど手元に置いておきたいな~。


                     ★★★★★



発行年月:2015年4月


 『つむじ風食堂の夜』に連なる月舟町三部作の完結篇が開幕! 
舞台は、小さな映画館〈月舟シネマ〉。
語りだすのは、ほら、いつもロビーにいる、彼。
BGMは優しい雨だれの音……。

                 (中央公論新社HPより)




月舟町のお話、完結編?

え~っ!
もっともっと読みたい月舟町の出来事あれこれ。

今回は、月舟シネマのご主人・直さんの飼っている犬・ジャンゴが語り。
犬目線の月舟町の面々のお話。

ジャンゴは呼び名がそれぞれ人によって変わる。

古本屋のご主人には、アンゴと呼ばれ・・・・
コンビニエンスストア勤務のタモツさんには、犬と呼ばれ・・・
シネマロビーの片隅で手作りパンを販売している初美さんには、ゴンと呼ばれる。

でも、みんなから愛されている、ジャンゴ。

ジャンゴには行ってみたい所が三か所ある。
・銭湯<月の湯>
・図書館
・喫茶店


表題のレインコートを着た犬の話は、元々はタモツさんが少しの雨なら濡れる方が
気持ちいいから傘はささないという話から、最近はレインコートを着た犬を見かける
けど、そんな犬になるなよとジャンゴに話す。
しかし、後日、タモツさんは入院したお姉さんの犬・メスの黒柴を預かったと
雨の日に黄色いレインコートを着せてくる。
ジャンゴはそれを見て・・・「言ってたことと違うんじゃないか?」と抗議の
意味を込めて興奮したら、「おまえもレインコートが欲しいのか?」と勘違いされて
水色のレインコートを買って貰うことに。

でも似合ってる・・・^m^


月舟町に行ってみたい!!
また、月舟町のみんなの様子が知りたい!
また何かの話のワンシーンでもいいから月舟町を書いて欲しいなぁ~。


                       ★★★★★



発行年月:2015年1月


 レコードばかり聴いていた1986年の冬、忽然と現れ、忽然と消えた女性デュオがいた。

むかし写真誌のレイアウター、今は文筆業のおれは、ふと手にした古い雑誌の記事に惹きつけられる。その二人組は愛してやまないアルバムと一番好きな曲が自分と一致し、片割れはかつてのおれと同じくダブル・ベース弾きだった。彼女たち=ソラシドの断片を掻き集め、おれは紡いでゆく――。クラフト・エヴィング商會の物語作者が描く、失われたものの小説。

                    (新潮社HPより)




主人公の山下が、古い雑誌で気になった女性デュオ「ソラシド」を追い求める物語。

山下には、親子ほどの年が離れた腹違いの妹・桜(オーと呼んでいる)がいる。
二人の関係がなんだかいい。
腹違いの妹とこんな風に会話したり接することが自然に出来るのっていいな。

そして、気になる「ソラシド」のことが段々と分かってくるのも楽しい。
ソラシドは、ソラとカオルの二人がソラの父親が営んでいたデリカテッセン
「ソラシド」の店名を貰ったもの。
ソラシドが生演奏をしていた喫茶店<ガルボ>の元店主、カオルの双子の弟・トオル、
二人を自分の映画の音楽担当にしたミツヨ。

ソラシドに関わった色々な人に会っていく山下と同行するオー。

ソラシドを調査しながら、山下とオーがそれぞれの母親に会いたいと
感じて会う場面が良かった。

時が経って、いろいろ変化はしても消えない気持ちとかより深まる気持ちとか
あるよね~と感じました。

著者の作品は、懐かしい気持ちを思い起こさせてくれるものが多く
これもそんな作品でした!

楽しかったぁ~♪


                           ★★★★★



発行年月:2014年9月

二人の詩人の冒険に立ちはだかる
謎につぐ謎、奇人また奇人!

停電調査の旅に出た詩人・オルドバと猿のチューヤー。
この世の二階から魔都・東京の夜景を見おろす詩人・シャバダ。
忽如として行方不明になった十数名の「児島」と、
その謎を追う探偵・中田と相棒の探偵犬・終列車。
物語の行方は、この世の二階にあるといわれる、
幻の〈電氣ホテル〉へ――。

奇怪にして愉快な活劇小説!

                  (文藝春秋HPより)



二人の詩人・オルドバとシャバダのそれぞれの冒険物語と思いきや・・・
彼らは別々に、不思議な旅に出る。


オルドバは、賢い猿のチューヤと共に。
シャバダは、謎の女・黒子のキャシャと共に・・・。

そして登場する可笑しな人やら動物やら、何者か得体のしれないものたち多数。


頭の中が混乱するけれど、もう途中から理解不能で、ただただ文章を追うのみ。
それでも十分、可笑しくて楽しい。
不思議な物語。

吉田氏の頭のなかは、どうなってるんでしょ?
こんな話、どうして書けるのかしら?

本の装幀がまたまた凝っていて、これもまた芸術作品ですね!!

理解不能でも予告にあった第二幕編も読むのが楽しみです♪


                        ★★★★
 
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