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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2015年6月


 ある日、高校生の僕は病院で1冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた。こうして、偶然にも【ただのクラスメイト】から【秘密を知るクラスメイト】となった僕。まるで自分とは正反対の彼女に、僕は徐々にひかれていった。だが、世界は病を患った彼女にさえ、平等に残酷な現実をつきつける――。全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!

                      (双葉社HPより)




ギョッとする表題でしたが、読み進めていくと、この物語にはピッタリの表題だと
感じる。

高校生の僕は、友達も持たず、休み時間には本を読むクラスでも根暗な目立たない
存在。
そんな彼が自分とは180度違う、明朗快活でクラスの人気者である山内桜良の
秘密を知るクラスメイトとして、桜良と関わって行く。

二人のテンポ良い会話が実に心地いい。
お互いがお互いを思いやりながら、言葉を交わす。
余命短い桜良にとって、彼との日々を最後に楽しむことが出来たのは
大きな喜びだったと思うし、人と関わることを全く避けてきた彼のことも
大きく変えた。

でも、彼女の最期は、衝撃的でした!!
「えぇ~!?」そういう最期!?と。

でも、これまでの話の流れからして、それもまた納得。

『共病文庫』を手にして読む僕の場面は、泣けます。
桜良の本音を知って、嬉しいような切ないような複雑な気持ちになる。


これがデビュー作ですか!?
凄いなぁ~。
次回作に期待しちゃう作家さんがまた増えて嬉しいです!!

これは、皆に薦めたくなる1冊!


                          ★★★★★
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のぶさんへ
一度コメント書いたのですが・・・
迷惑コメント多く返事の文も消してしまいました^^;

2作目も読みました。
今後も楽しみな作家さんが増えて嬉しいです(^^)
kyoko 2016/09/20(Tue)13:38:24 編集
無題
すでに読まれているかもしれませんが、
是非住野さんの2作目、「また、同じ夢を見ていた」も読んでみていただきたいです。
1作目とはまた少し違ったテイストで、優しい気持ちになれますよ。
のぶ 2016/05/23(Mon)02:24:26 編集
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