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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2017年9月

営業部営業第一課 野村雄平
人事部勤務を命ずる
――「海に出る」
技術開発部部長  村井玲子
事業戦略室室長を命ずる 
――「波に挑む」
事業戦略室室長  太田武夫
北海道造船所所長として出向を任ずる
――「港に泊まる」

他「舵を切る」「錨を上げる」「櫂を漕ぐ」「船に乗る」を収録。
人事の決定は、人生を左右する!?
明日、働く元気がもらえる、全七編の連作短編集!

                   (光文社HPより)




北斗造船で働く人たちの話。


望んでいた部署とは違うところに配属されてガッカリしながらも与えられたことを
こなしていく人。
やっと念願の部署に配属されて頑張ろうとしている人。

色々な思いを胸に日々の仕事に取り組む人たちの姿はエールを送りたくなる。

働いていると、どんな職場でも理不尽なことはあるよね~。
でも目の前の仕事に真摯に向える人は、誰かが必ず認めてくれる。
そういう会社なら頑張れる。

北斗造船は、頑張ってる人をちゃんと認めてくれる会社。
良い会社だ。

読んでいて清々しい気持ちになれた。


                         ★★★★
 
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発行年月:2017年7月


 ときめく「左京区」。誰もが恋したくなる!
舞台は京都、主人公は不器用な理系男子たち――。
みずみずしい恋愛もようで人気の「左京区」シリーズ、5年ぶりの新作。

父親の仕事の都合で引っ越してばかりだった璃子は、4歳の時、引っ越し先の奈良で果菜と出会う。
二人はすぐに仲良くなって、八百屋を営む果菜の家で毎日のように遊んだ。それに時々つき合ってくれたのが、果菜の兄だった。

幼い璃子は、ある日こんなことを言った。
「わたし、お兄ちゃんのおよめさんになる」

やがて璃子は埼玉へ引っ越し、果菜たちと離ればなれになるのだが、高校進学のタイミングで大阪へ来て、再会を果たす。

璃子はそれから「お兄ちゃん」のいる大学へ進学。
4回生になった兄は、大学院進学をひかえて研究に追われていた。

穏やかな学生生活が続いていたが、ある秋晴れの日、二人にとって大きな事件が起きる。

『左京区七夕通東入ル』『左京区恋月橋渡ル』につづく5年ぶりの「左京区」シリーズ最新作は、愛があふれる最高傑作。

                      (小学館HPより)




左京区シリーズ、前2作も読んでいるのに、記憶が薄れていて・・・^^;

でも、初々しい初恋が実るほっこり系の物語。



                          ★★★



発行年月:2015年5月

自分を見つめ直す二人の物語

人生の夏休みの物語。
わたしにはこの暮らしが合っていると思っていた──。
都会で働く上昇志向の姉と田舎で結婚間近のマイペースな妹。
生活を交換した二人が最後に選ぶ道は?

仕事、恋愛、結婚……
すべて正反対の二人が気付いた本当の気持ち。
東京の製菓メーカーで企画職として働いていた29歳の聡美(さとみ)が久しぶりに故郷に帰ってきた。実家を出たことがなくずっと田舎暮らしの3つ下の妹・愛美(まなみ)は、この機会に姉の家で都会の暮らしを楽しんでみたいと思い立つ。部屋を貸すことを嫌がる姉や困惑する婚約者を説き伏せて、愛美は東京に発つが、聡美の家で姉の恋人と遭遇。プライドが高く向上心の強い姉の突然の帰省を訝(いぶか)しんでいた愛美は彼に探りを入れてみることに。聡美が実家に帰ってきた本当の理由とは──?

                  (祥伝社HPより)



3つ違いの聡美と愛美。
東京で暮らしていた姉が1年ぶりで突然、帰省。
両親は、驚きつつも喜び、慌ててご馳走を用意する。
妹の愛美は実家から出たことがなく、地元の幼馴染の公太との結婚が決まっている。

愛美は、姉の暮らしを暫く味わいたいと東京の姉の部屋に暫く居させてと頼み
渋々承諾した聡美。
上京し、姉の部屋に行くと、そこには見知らぬ男性。
聡美の恋人・柏木だった。


お互いの恋人と過ごす時間を持つことになる姉妹。
最初は、お互いの恋人を「ちょっと苦手」と感じながらも、次第に相手の良いところを
発見する。

公太は読みながら、この子は素直で良い子だなぁ~と思ったけれど
柏木に対しては「ちょっと怪しい?」なんて思ってしまった^^;

でも結局、公太も柏木も思いやりのある素敵な人で良かった。


姉妹って言いたいことを言って喧嘩になることはあっても、深いところで信頼出来て
いるから頼りにもなる存在。
こんな姉妹だったら、いいなぁ~。

柏木の「どうせ家族になるんだから」発言は、聡美に対するポロポーズとも
言える言葉で、嬉しかった♪

姉妹夫婦仲良く付き合っていってくれたらいいな。
なんて娘をふたり持つ、わたしは母親目線で、ほんわかした気分になりました(^^)


                           ★★★

 



発行年月:2015年2月

人生に迷っている時に、サンティアゴで再会した初恋の人。家族について何も話してくれない婚約者の両親に初めて会いに、青森へ。上海に住む男性を訪ねてきたのは、何年も会っていない娘の恋人だった。
世界の片隅で、日本の片隅で、今日も誰かが小さな運命の一瞬を迎えている。温かい感動が降り積もる、『うさぎパン』の著者、初の短編集。

第一話 サンティアゴの雪
第二話 津軽のリュウニー
第三話 上海の仏蘭西料理店
第四話 瀬戸内海の魔女
第五話 アントワープの迷子
第六話 渋谷で待つ

                     (講談社HPより)



世界各地で繰り広げられる物語。

人生の転換期をそこで迎えている主人公たち。

<サンティアゴの雪>
経営コンサルタントの芽衣子は、出張でサンティアゴへ。
そこには初恋の園田が住んでいる。
空港のタクシー乗り場の長蛇の列に並んでいると、自分を呼ぶ声が・・・
それはあの園田だった!

偶然の再会から始まる恋?と思いきや・・・
でも二人は良き友で在り続けられそう。


<津軽のリュウニー>
婚約者の隆明の実家へ二人で初めて訪問。
そこはお寺だった。
始めて知る彼の実家の様子に戸惑う春香だが、やがて自然に溶け込んでいく。

実家がお寺って!初めて知ったら誰でも戸惑うでしょう。
でもこういう素敵な家族なら、良かった。


<上海の仏蘭西料理店>
中国で1人暮らしの信三の元に突然、現れた日本に住む娘の婚約者という男・山本。

なんだかいいな。山本。
離れ離れの家族の絆が山本を通じて再び強くなりそう。


<瀬戸内海の魔女>
瀬戸内の島にあるホテルの最高室に泊まる老女・松平様。
ホテルでバイトする中学生の広海は、ホテルから離れた場所で松平を見かける。

元、島民の松平。15歳で島から離れその後、女手ひとつで不動産事業を成功させた。
50年ぶりの故郷。
離れたくて出た島でも、やはり心の中にず~っとあったんでしょうね~。
ちょっぴり切ない。


<アントワープの迷子>
母と二人ベルギー観光する志保。
年下の婚約者と別れたことを母に言えずにいた。

こういう母と娘の関係いいな~。


<渋谷で待つ>
15年の一緒に暮らしていたけれど、涼子だけ離れて暮らすことに。
原因はほかに好きな男性が出来たこと。

好きな男性とも結局別れたし、この夫婦、すごく仲が良いかんじで、
このまま別れる必要全くないかんじなんだけどね~。
でも当人たちしかわからない感情はあるんでしょう・・・。


ササ~ッと読めて、どれも面白い短編でした♪
主人公たちのこの先の幸せを祈ります!


                             ★★★
 





発行年月:2014年4月

奥手なこじらせ系女子が、年上の草木染職人に恋をした。
奔放なのに強引なことをしない彼が、初めて唇を寄せてきた夜。
翌日の、いつもと変わらぬ笑顔――。
京都の街は、ほろ苦く、時々甘い。

                   (幻冬舎HPより)



京都が舞台の瀧羽さんの物語の雰囲気が好きで今まで読んできましたが・・
今回はちょっと・・・・今までと違うかんじ。


京都で、祖父の店を受け継ぎ、和食器と和雑貨を販売するお店を経営している、紫(ゆかり)。
年は、30代半ば。

パーティ会場で会話した染色工芸家・湊 光山(50歳)に次第に惹かれていく。
光山の工房を訪ねるとそこには女性の姿。
彼女は、藤代。工房の手伝いをしているが、光山とは、親しげなかんじ。

京都・宵山祭にブライアンと出かけた紫は、光山と藤代に偶然、会い、
ブライアンと藤代が意気投合したこともあり、4人で会うことに。

4人で会話している光景は和やかでいいのですが・・・・
その心の中は?と考えると結構意味深な雰囲気だったりして・・・。
ブライアンだけが、紫に恋焦がれていることをストレートに言葉に出したり
して好感が持てた。
それゆえ、紫はブライアンと一緒になれば幸せになれるのになぁ~
なんて思ってしまった。


光山って、人物に読んでいる限りではさほど魅力を感じなかったけれど
恋って他人がどうこういっても仕方ないものだからね~。

この後、この4人がどうなるんだろ??

最後まで、なんだかモヤモヤしたかんじが残ったけれど、
ま、面白かったです^^;
京都が舞台だと、なんでも許されちゃうな~。



                          ★★★
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