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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2018年9月

芸の道に打ち込むジェンヌさんたちの愛と青春を謳いあげた宝塚小説第三弾!

宝塚という花園の、酸いも甘いも知り抜いた生き字引のような専科のアモーレさん。どこまでも渋く、成熟した大人のダンディズムを滲ませ、登場するだけで場の空気を締める――そんなプロフェッショナルな職人魂に憧れ、宝塚に入団したえり子。音楽学校で分担さんだった先輩、花瀬レオが組替えで同じ宙組になり、落下傘でついにトップスターに就任。レオンさんを幸せに卒業させるまでが自分の任期と思い定め、懸命にレオンを支えるえり子たち。
「本当に美しいものだけが、絶望している人の心に訴えかけて、人の心を救うことができる――こんな素敵な仕事がほかにあるか? だから私たちのやってることはお嬢様芸ではなくて、つねに命がけの芸術なんだよ」
ひたむきに芸の道に打ち込むジェンヌさんたちの愛と青春を謳いあげた、『男役』『娘役』に続く魅惑の宝塚シリーズ第三弾!

                  (角川書店HPより)


物語としては「男役」 「娘役」の方が面白かったなぁ~。

でも三部作の閉めとしては、いいのかも。
宝塚については全くの無知(1度舞台を見たのみ)なので、タイトルの
「銀橋」の意味も知らなかった・・・(^^ゞ


前の話で出てきた花瀬レオ(レオン)が、トップスターに昇格したのは
嬉しかった!
でもトップになったらなったで、大変そう。
煌びやかな表舞台の裏には、すごい努力とかがあって、過酷な世界。


読むたび思うけれど、もう一度、宝塚の舞台を観に行きたいなぁ~


                      ★★★
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発行年月:2019年10月

かつて〈おたく〉を命名し、〈新人類の旗手〉と呼ばれた。
人気アイドルや国民的カメラマンらと、時代を並走した。
フリーライター・中野秋夫。
もうすぐ還暦で、自らの残り時間も見えてきた。
人生の「秋」に差し掛かり、思い出すのは、昭和/平成の「青春」時代のことだ。

自殺してしまった伝説のアイドル、〈新人類〉と呼ばれたあの時代、国民的美少女と迷デザイナー、入水した保守論壇のドン、そして、〈おたく〉誕生秘話――。

東京に生きる、クリエイター、アイドル、浮遊人種……
それぞれの青春、それぞれの人生を丹念に紡いだ渾身の私小説。

青春には続きがある。
人生後半、「青い秋」のせつない季節だ――。

                   (光文社HPより)



著者の自伝的小説ということで、著者がライターになった経緯とか、その後の
仕事のことなども書かれていて、なかなか面白かった。
ライターになったキッカケは、偶然で運命的ですね~


そして、いろいろなアイドルの話。
名前は少し変えてあっても、ああ、あのアイドルねと著者とほぼ同年のわたしは
懐かしく思い出した。


新人類、おたく・・・著者によって生み出されたものということは知っていたけど
その本当の意味は、これを読んで初めて知った。

「おたく」って家に籠っているからお宅なのかと思っていた
でも、人と面と向かった時、「お宅は・・・・」と他者に呼びかけるからとか。
へ~そうだったのかぁ~。


最後の章<彼女の地平線>は、誰のことかよくわからなかった。
でも、なんだか寂しいラスト。


全体的には、興味深く最初から最後まで読めた。


                       ★★★



発行年月:2019年7月

餌付けをしているわけでもないのに猫が寄りつき、「猫寺」と呼ばれていた都内の木蓮寺。若き住職の真道は高校教師だった藤井に声をかけ、猫を専門に扱う霊園を開設する。愛猫を看取ったばかりの瑞季、そして真道と藤井もまた誰にも明せない悲しみと孤独を抱えていた。猫と共に生き、猫に生かされてきた男女の祈りと再生の物語。

                   (新潮社HPより)



猫を愛する者たちの物語。
短編連作だけど、ずっと話は繋がっていて、猫寺と呼ばれる木蓮寺に
集う、猫たちとの関わりが温かい。

人も猫もいつかは尽きる命。
当たり前のことだけど、そこ関わりのなかに不思議な思いが交錯して
時には懐かしい景色や感情を思い起こさせてくれる。

寺の住職・真道。
元は物理学教師の猫の火葬を任されている藤井。
愛猫・菜々を亡くし、藤井に火葬を依頼してから木蓮寺に関わることになった
瑞希。


3人がそれぞれ猫を思う優しさがいい。

また寺の猫と遊ぶために来る、小学生の麦。
彼も少し寂しい家庭環境をこの寺で癒している様子。


こんな素敵なお寺があれば、わたしも通うなぁ~
なんて思いながら読んでいた。

心が安らぐ物語でした♪


                          ★★★★



発行年月:2019年4月

転職先への入社まで5カ月――。
ぽっかり空いた“人生における休暇”のあいだ、
僕は、新しい何かをはじめられるだろうか。

エンジニアとして無我夢中に働きつづけ、33歳で転職を決めた。
次の会社に入社する4月まで、「大人の夏休み」=「サバティカル」
と決めた主人公の梶くんは、
自分に何ができるかを試すようにさまざまな「宿題」を課していく。

プロジェクト管理ツール「トレロ」を使いながら「宿題」を片付けていく
梶くんだったが、新たな課題として引き受けたのは、
元彼女との思い出の場所で知り合った将棋の師匠が生き別れたという娘の消息だった。
「人探し」という意外な展開に戸惑いつつも、最後の「宿題」は
意外なほどに順調に進むのだが・・・・・・。

『リレキショ』『夏休み』から『100回泣くこと』まで、
青春小説の王道を紡いできた著者が初めて描く、
本当に手に入れたいものをさがす大人たちの夏休み。
転職が当たり前の世代に送る新しい時代の青春&恋愛小説。

                  (朝日新聞出版HPより)



主人公・梶 大樹。
転職先に入社するまでの5か月間の過ごし方としては、とても充実した日々
だったと思う。


5か月の間にやろうと思うことを書きだして自らそれを行っていく。

計画性、実行性、優秀な社会人だなぁ~と感心。


一番のキモは、偶然、知り合った70代の男性・吉川氏の離婚し30年以上
会っていない娘を探し出すこと。

そして見つけた大村香奈。
段々と接近し、親しくなる梶。
吉川氏とも再会させることに成功する。



物語のなかで、アセクシャルということを始めて知った!
異性も同性も恋愛対象としては見ることが出来ない・・・なんだか切ないな。
恋愛だけが良い人間関係を築くものではないだろうけど・・・。


主人公の今後も明るいものであってほしい!



                       ★★★★
 



発行年月:2018年10月

アパートの一室で見つかったある 緊縛師 の死体。重要な参考人・桐田麻衣子は、刑事・富樫が惹かれている女性だった。絡まりあう 謎 と 嘘 。この世界を生きる意味──。世界で絶賛される中村文学の到達点。

                    (朝日新聞出版HPより)



緊縛師なんてよく知らない世界のこと。
へ~こういうことで快感を得られる人が居るのかぁ~。

死体で見つかった緊縛師の吉川。
彼を殺した麻衣子は、刑事・富樫が好意を寄せている女性だった。
彼女を助けたいために、証拠のねつ造を図るけど、自身が死ぬことになる。

ああ、哀れな富樫・・・(/_;)
助けたいと思った麻衣子・・実は恐ろしい女でした。


富樫と共に事件を追っていた刑事の葉山。
事件の真相を更に追い、麻衣子とも対峙。

葉山は、麻衣子の誘惑に負けず、真相を突き止めて行く。
ああ、最初、出て来たときは、ちょっと嫌な刑事かな?と思ったけど
カッコイイ!!


最後の著者のあとがきで、表紙が写真なんだとわかり、マジマジと観てしまった!

こうしてみると一種の芸術作品!


                       ★★★
 
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