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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2022年10月


これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。

                   (新潮社HPより)



58歳ですい臓がんで余命4か月の宣告。
宣告が4月で、そのすぐ後から、本書の元になる日記を書き始め
亡くなる前まで綴られた。
10月13日 午前10:37 自宅にて永眠。

最後の日記は10月4日。


淡々と語られる日常のなかに、色々な思いがあって
今後、書きたかったものの話があったり、ああ、ここで逝かなくては
いけないのは悔しかっただろうな・・・。と


自宅で最期を迎えたいと思うのは多くの人も同じだけど、一緒に最期の
時を迎えてくれる家族にも覚悟がなくてはできないこと。
ご主人の支えは、本当に大きかったと思う。
凄い、いい夫婦だな。



好きな作家さんだけど、全部の作品を読んではいない。
遺作となってしまった作品を、近いうちに読んでみよう。



                          ★★★★★
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発行年月:1999年7月


息子の疑念にドキドキ…待望の爆笑エッセイ!
息子には「もしかして、ママはさくらももこなの?」と疑われ、社員旅行についてきた父ヒロシは台風を呼ぶし…ももこの世紀末はいろいろありすぎ! 爆笑エピソード満載

                  (集英社HPより)


「あのころ」は、小学校時代のアニメ、ちびまる子ちゃんの世界観のまんまの
日常生活で、面白く楽しく読んだ。

こちらは、結婚して離婚する話から始まる。
それも円満という感じではなく、夜逃げみたいなかんじで夫の元から逃げて
後から離婚という流れ。
えぇ~?どういう人が旦那さんだったんだ???
気になる。
で、その離婚劇を手助けしたのが、女優で親友の賀来千香子さんとか。
えぇ~!?
そして、賀来千香子さんのお兄さんも力を貸して、後にさくらさんの元で
働くことになったとか。
ちゃんとした会社でそれなりに責任ある仕事をしていた人なのに
エッセイだから誇張して書いているのかもしれないけれど
凄く強引なかんじはちょっと引いてしまった・・・・・(-_-;)

なんか、子どもの頃の純真な、まる子とはもう別人なかんじで
少々、ショックだったなぁ~


その後の話も最初で、そんな感想を持ってしまったので、あまり楽しくなく
なんとか読了(^^ゞ



                        ★★☆


発行年月:1991年3月


短大時代に体験した、存在意味不明な食品売り場でのアルバイト。
たった2ヶ月間のOL時代に遭遇した恐怖の歓迎会。
さくらももこの原点を語る大ベストセラー

                (集英社HPより)


「あのころ」は小学校時代の話だったけれど、これは高校~結婚までの話。

おじいさんが亡くなったのは、ももこさんが高校2年の時。
本来なら哀しいしんみりした場面なのに、笑っちゃう・・・^m^
タイトルが<メルヘン翁>だからね~

イラストに爆笑。
ももこさん、面白過ぎるよ~。


就職は出版社だったけど、漫画を夜、書いていたので眠不足で、度々、注意されて
辞めるっていうのは、凄いな。
まあ、正解なんだけど・・・・。

結婚生活のこととか、もっと知りたいなぁ~。
「あのころ」とこれは家の本棚にあるんだけど

続きのエッセイは図書館で探してみよう。



                      ★★★★



発行年月:1996年7月


小学校の帰り道、怪しげなてきやから買った“まほうカード”と“踊るマッチ箱”
。心のアキレス腱だったマラソン大会…。
テーマは「子供時代」。
歯切れのいい名調子はもはや芸術。三部作第一弾

               (集英社HPより)


家の本棚にあった懐かしい本。
久しぶりに読んだけれど、可笑しい・・・^m^

昭和40年生まれなので、子どもの頃の話が自分にも当てはまるものが
多くて・・・わかるわ~と心の中でうなずきながら読む。


今は、もうこの世に居ないんだなぁ~としみじみ・・・。

大人になってからのも続けて読もう。



                   ★★★★


発行年月:2008年3月


時を経た気配のあるものは、どこか安心、ささやかに幸せ。
マンションで一人暮らす岸本さんは、時を経た気配のあるものを身近に置いている。骨董的価値では計れないけれど、どこか安心。ささやかな幸せを運んでくれる。
オールドノリタケのティー碗で飲むお茶。
引き戸のある横浜家具のキャビネット。
赤い漆の飯器は一人用。
母から受け継いだ古伊万里や香蘭社の小皿。旅先の古道具店で見つけた思い出の品……。
そこに、ほんのり流れるのは、もしかしたら、なつかしい昭和の時間かもしれない。
カラー写真50点を収録(すべて著者の持ち物です)。

                   (バジリコ株式会社HPより)


図書館の棚を見て歩いていて、ふと目に留まった本。
お名前は聞いたことあるのだけど、書籍を読むのは初めて・・・だと思う。

著者の年齢とほぼ同じなので、ここにある素敵な食器などは持っていないけれど
どこか懐かしいなぁ~。
親戚の家で使っていたものに似てるかも~となんとく見覚えがあるような
かんじの物があって楽しかった。


一人暮らししていたら、こんな風に、自分の好きなものだけを周りに置いて
生活できるんだなぁ~と少し羨ましくも感じた。


お母様が作ってくれたという小さい頃に着ていた服や巾着袋を大切に
今も取ってあるというのには、感動。
わたしの母も服やら、小物(布バッグとか)を裁縫で作ってくれたのを思い出し、
何も手元に残してないことを残念に思った。
今度、実家に行ったら探してみよう。


岸本さんの本、他にも読んでみよう。


                    ★★★★
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