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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2017年9月


 容疑者は村人全員! ? 20年ぶりに帰郷した了衛を迎えたのは、閉鎖的な村人たちの好奇の目だった。 愛するワルツの名曲〈美しく青きドナウ〉を通じ、荒廃した村を立て直そうとするが……。 雄大な調べがもたらすのは、天啓か、厄災か⁉ 著者史上最狂・最悪のどんでん返しミステリ! 「まっさらで読めば、滝川野菜のところで おりょ?と騙されます。 あーラッキーだなー自分。最高に楽しんじゃいました。」 新井見枝香(三省堂書店) ●あらすじ 金も仕事も住処も失った“元エリート"溝端了衛が帰った故郷は、7世帯9人の限界集落に成り果てていた。 携帯の電波は圏外。住民は曲者ぞろい。地域に溶け込もうと奮闘する了衛の身辺で、不審な出来事が起こりはじめ……。

                      (幻冬舎HPより)



読み終えて、実際にこんな事件あったなぁ~と気づいた。

外資系金融会社を辞めて父親の死を機に実家に戻った溝端了衛(39歳)。
7世帯の集落のなかで、了衛は次第に息苦しさを感じてゆく。

普通の人が、人間関係に疲れ、いらだちを感じ、狂人となっていく様がリアル。

唯一の理解者・能見。
彼もまた村八分状態であった。


う~ん、能見、なんだか怪しいな・・・と思ったら、やはり・・・・。


ワルツを踊るように、了衛が次々、集落の人たちを襲う様はエグイ^^;。


面白かったわけじゃないけど、グイグイ読ませるのは、さすが。


                        ★★★
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発行年月:2017年7月


 ドンデン返しの帝王が「死刑制度」を問う

無期懲役の判決を受けた殺人犯の家族が殺された。
遺族による復讐か、現在の司法に対するテロか……
渡瀬刑事が追う。社会派ミステリ

                     (文藝春秋HPより)




最初から最後まで、ずっと引きこまれるように読んだ。

死刑制度の存続、廃止・・・・自分はどちらに賛成なのか?

連続殺人事件の被害者たちは、いずれも家族が服役中の殺人犯。
死刑でもおかしくない残虐な殺人なのに、死刑判決を免れ塀のなかで
三食を食べ暮らしている。

犯人に強い憎しみを抱いているのは、被害者遺族のはず。


中盤すぎに犯人が判明。
捕まってみれば、なるほどねという人物。
でもなぜ、そこまで執拗に?と思って居たら、その答えも終盤に判明。

この犯人、凄い。
殺人は罪だけど、その動機は理解できる。


誰もが満足な判決を出せるわけでもなく、法曹の世界で仕事をする人の
苦悩も知った。


渡瀬警部と岬検事のラストの会話はちょっと和んだ^m^



                         ★★★




発行年月:2017年3月


 この爺ちゃん、ただものではない!?
ゲーム会社を辞め、引き籠っていた史親の部屋からの出火で家と主を失った秋山家。残された妻の景子、中学生の雅彦、小学生の太一の三人は、史親の実家「秋山善吉工務店」に世話になることに。慣れない祖父母との新生活は、それぞれの身に降りかかるトラブルで災難続きの日々。
一方、警視庁捜査一課の宮藤は、秋山家の火災は放火だったのではないか、と調べ始める――
大工の善吉爺ちゃん、大立ち回り!!昭和の香り漂うホームドラマミステリー。

                      (光文社HPより)




ホームドラマとミステリーが良い感じで絡んで最初から最後まで楽しめた。


家事で住む家と家長をなくした秋山家族。
母親・景子と息子の雅彦(14歳)、太一(10歳)。
3人が身を寄せたのは、亡くなった史親の実家。
工務店を営む善吉、春江の家。

強面で頑固で乱暴な物言いに最初は、苦手意識が強くびくびくしていた3人
だったけれど、次第に善吉の優しさに触れる。

景子は、パートに出た職場で、雅彦は、バイト先で、太一は学校の友だち絡みで
悩みを抱え、それらを解決してくれたのが善吉。

景子に対しては、知恵だけ授け、実際に動いたのは妻の春江だったけど
春江も善吉に負けない強さで景子を守った。


そして、ずっとあった秋山家の火災の原因。
これは事件で犯人がいるとにらみ捜査する宮藤。

善吉と宮藤のやり取りがユニーク。

そして、ラストは泣けた(:_;)
善吉さんが恰好良すぎて・・・・。


秋山工務店は、跡取りも出来たようで、よかったよかった。


                           ★★★★★



発行年月:2017年5月
             

“どんでん返しの帝王”が放つ、社会派医療ミステリ!

「死ぬ権利を与えてくれ」・・・・・・命の尊厳とは何か。安楽死の是非とは。警視庁にひとりの少年から「 「死ぬ権利を与えてくれ」・・・・・・
命の尊厳とは何か。安楽死の是非とは。

警視庁にひとりの少年から「悪いお医者さんがうちに来てお父さんを殺した」との通報が入る。当初はいたずら電話かと思われたが、捜査一課の高千穂明日香は少年の声からその真剣さを感じ取り、犬養隼人刑事とともに少年の自宅を訪ねる。すると、少年の父親の通夜が行われていた。少年に事情を聞くと、見知らぬ医者と思われる男がやってきて父親に注射を打ったという。日本では認められていない安楽死を請け負う医師の存在が浮上するが、少年の母親はそれを断固否定した。次第に少年と母親の発言の食い違いが明らかになる。そんななか、同じような第二の事件が起こる――。

 
                     (角川書店HPより)



犬養隼人が登場するけど、今回は、犯人のドクター・デスの存在が大きく
影が薄かったかな?


ドクター・デス・・・・依頼を受けると20万円で安楽死を請け負う。


病気で治る見込みがなく苦しむ家族を早く苦痛から解放してあげたいと願うことは
普通の感情。
でも、だからといってどうすることも出来ない。
治療は医師や病院スタッフに任せるしかないのだから見守るしかない。


そんなとき、楽に死なせてあげられる方法があったら・・・・・。
しかも20万円を支払えば成し遂げられるという。

誰も不幸にしないむしろ感謝される行為。
しかし、違法であるから犯罪。


次々起きる安楽死事件。
ドクター・デスの正体を追う犬養と高千穂コンビ。

犬養は病気療養中の娘を囮にする交渉まで考える。


ドクター・デスの正体がわかり、その経歴を知った時、納得。
そういう経歴だったのか~。


日本では違法かもしれないけれど、欧米では一部認められている安楽死。
そろそろ日本の法も少し考えるべきかも。


こういう小説によって、個人が先ず考えることが必要かも。



                             ★★★
 


発行年月: 2017年1月

陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。交通事故に巻きこまれ、左足を切断、しかも加害者は幼馴染みの泰輔だった。アスリート生命を絶たれた沙良は恨みを募らせる。そんな泰輔が殺害され、高額な保険金が支払われた。犯人は誰なのか? また、絶望の底から再起を図る沙良の運命は? どんでん返しの先に感涙のラストが待つ傑作長編ミステリー!

                     (双葉社HPより)



企業の陸上部に所属し、オリンピック出場を目標に頑張っていた沙良が
交通事故で左脚切断という不運に。
沙良の気持ちが伝わって来て居たたまれない気持ちに最初からなって
でも、きっとここから立ち上がるんだろうな~と期待して読んだ。


そしてその期待通りに。
母親の言葉が沙良を追い詰める部分では、母親としての本音に部分は
理解出来るけど、それは言ったらダメでしょ?と思いながら苦笑。

そして、御子柴登場には驚きました!
最初は、え?加害者側につくの?なんで!?と戸惑いましたが・・・・
なるほど・・・そういうことでしたかと納得の仕事ぶり。
相変わらず、いい仕事してます^m^


そして加害者の気持ちも最後は知ることが出来て、切なくもなりました。

アッと言う間に読了の面白さでした!


                       ★★★★★
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