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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2019年4月

司法修習生・岬洋介は、
無罪を証明できるのか?


動かぬ証拠がありながら、
夫の殺害を否認する妻。
司法試験トップ合格の司法修習生・
岬洋介は取り調べに立会い…?


累計120万部突破
「さよならドビュッシー」
シリーズ最新刊です!

ピアニストの道を諦めた岬は、
司法試験をトップの成績で合格して
司法修習生となった。
彼は、ベートーヴェンを深く愛する検事志望の
同期生・天生高春と出会う。
天生は岬の才能に羨望を抱き嫉妬しつつも、
その魅力に引き込まれていく……。

そのころ、絵本画家の妻が絵本作家の
夫を殺害したというニュースをはじめ、
3件の殺人事件が騒がれていて――。

それぞれの物語の全貌が明らかになったとき、
「どんでん返しの帝王」中山七里のトリックに感嘆する!

                    (宝島社HPより)



大好きなシリーズのひとつ。
主人公・岬洋介が法曹界に進んだ頃の話。
司法修習生として実務研修で実際の事件の被疑者と対面。

そして、その事件の真相を追ううちに、自らの進む道を考え
再び、ピアノを演奏したいと気持ちが沸き起こり、法曹界を去るまでの話。

法曹界でも十分、力を発揮しそうな岬。
彼のことを最初は毛嫌いしていたのに、だんだんとその人柄、能力に惹かれ
一番の理解者になっていく天生高春(岬の3歳上)の存在が良かった!
彼の今後の作品での登場を期待しちゃう。


しかし、岬洋介、非の打ちどころがない人物。
天才なのに、天然って、ほんと、母性本能くすぐられるわ~(^^ゞ


                         ★★★★
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発行年月:2018年5月

溶けた死体と、
稚拙な犯行声明文――。


「カエル男連続猟奇殺人事件」を担当した
精神科医の自宅が爆発し、粉砕・炭化した
死体が見つかった。カエル男の凶行に、
渡瀬・古手川の刑事コンビが再び挑む。

累計120万部突破!
「さよならドビュッシー」
シリーズの著者が描く、
弩級のサイコ・サスペンス


累計120万部突破の大人気作『連続殺人鬼カエル男』、第2弾です!口にフックをかけられてマンションの13階から吊るされた全裸死体と、子どもが書いたような稚拙な文章での犯行声明――。埼玉県飯能市を震撼させた“カエル男連続猟奇殺人事件”から10ヵ月、事件を担当した精神科医、御前崎教授の自宅が爆破され、家からは粉砕・炭化した死体が出てきた。そしてあの稚拙な犯行声明が見つかる。カエル男・当真勝雄の報復に、協力要請がかかった渡瀬&古手川コンビは現場に向かう。さらに医療刑務所から勝雄の保護司だった有働さゆりもアクションを起こし……。破裂・溶解・粉砕。ふたたび起こる悪夢に、二転三転する怒濤の展開と激震のラストが待ち受ける!


                 (宝島社HPより)



途中まで読んで「前作読んでない!」と気づく^^;
ネットでネタバレあらすじを探し・・・前作のおおよその内容を知る。

刑法39条の精神異常者による犯罪の減刑が引き起こす殺人事件。

爆ぜる、溶かす、轢く、破砕、とその殺し方がえげつない。


カエル男の残す全文ひらがなの文章が不気味。

ラスト・・・これまだまだ続く?


気持ち悪い話だけれど、実際、刑法39条で悔しい思いをしている遺族とか
多そうだから、こういうこと起きても不思議じゃないかも。


前作もちゃんと読まないとなぁ~^^;



                           ★★★



発行年月:2018年7月

検察官は、一人一人が独立した司法機関だ。
巷を騒がす西成ストーカー殺人事件を担当している、
大阪地検一級検事の不破俊太郎と新米検察事務官の惣領美晴。
どんな圧力にも流されず、一ミリも表情筋を動かすことのない不破は、
陰で能面と呼ばれている。
自らの流儀に則って調べを進めるなかで、容疑者のアリバイは証明され、
さらには捜査資料の一部が紛失していることが発覚。
やがて事態は大阪府警全体を揺るがす一大スキャンダルへと発展し――
警察内から裏切りと揶揄される不破の運命は、
そしてストーカー事件の思いもよらぬ真相とは――

                   (光文社HPより)



中山さんの新シリーズかな?

今回もキャラが濃い。
検事の不破俊太郎。
彼が能面のようにどんな場面でも表情を変えないようになったキッカケに
なった事件がなんだかここで追っている事件の真相より気になった。

不破検事について行動する新人検事事務官の総領美晴は
名前からして女性だろうな~?とは思ったけど不破とのコンビが
今後どうなっていくのかも気になる。

新人がゆえ未熟だけど、読み手と同じような疑問を不破にぶつけてくれる
ので、読んでいて楽しい。


舞台は大阪。
そして大阪府警本部のずさんな資料管理やら結構リアルに描いていて
そいういえば、実際もそんなニュースあったなぁ?と思った。
冤罪がこんなことで生まれるとしたら怒りしかない。


不破が能面検事として生きて行くのは過去に関わった事件にたいする
贖罪だとしたら、なんだか切ない。

シリーズ化して、表情は能面でも人間味はあるというところを読みたいな。

新人の美晴の成長も気になる!


シリーズのスタートだとしたら、まあまあかな?


                      ★★★



 
 


発行年月:2018年9月

あらすじ・概要

学園一のアイドル・楓が転落死した。
事故か、自殺か、事件か。
クラスメートの慎也とその従兄弟の刑事・公彦は、真相究明のため、
ある場所への潜入捜査を始める──。ノンストップ学園ミステリ!
 
                  (発行/集英社)




高校の演劇部所属の雨宮楓は、容姿端麗、成績優秀、非の打ちどころがない

誰もが認めるアイドル的存在。

そんな楓が謎の転落死。


事件の真相を追うのはクラスメイトの高梨愼也。
と、警察官で愼也の従兄弟・葛城公彦。



楓の次にも1年生部員の大輝が舞台から落下して死亡。


演劇部内、どうなってるんだ!?というかんじ。
事件の真相は、楓が麻薬常習者だったという真実によって複雑に・・・


真相究明のため、演劇部入部を決め、コンクール入賞を目指す部員たちの
中心的存在になっていく愼也の成長が面白かった。

従兄弟の刑事・葛城とのやり取りも面白く、師弟捜査官として事件の真相に
迫って行く姿も楽しめた。


しかし、やはり事故ではなく事件だった。

犯人が居るとしたら同じ部内の生徒?
と嫌な予感は的中してしまった。
あまりにも短絡的な行動で、哀しい。



                      ★★★




発行年月:2018年1月


 

「あなたにこの物語の犯人はわからない」 ― 中山七里

仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由とは考えにくい。
一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。
三雲の死体発見から遡ること数日、一人の模範囚が出所していた。
男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か? なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか?

誰が被害者で、誰が加害者なのか──。
怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義……
この国の制度に翻弄される当事者たちの感情がぶつかり合い、読者の胸を打つ!

第三の被害者は誰なのか?
殺害された彼らの接点とは?
第三の被害者は?
本当に“護られるべき者”とは誰なのか?

“どんでん返しの帝王”中山七里が、日本の社会福祉制度の限界に挑んだ問題作!

                      (NHK出版HPより)





なんとも切なくて痛々しい物語だった。

今の社会福祉制度って本当の弱者を救えていないんだと思う。

この物語の舞台は震災後の仙台市というのも特殊かも。
震災後に貧困生活に陥った人は多いんでしょうね。

貧困の末、餓死した、けいさんの生活は、厳しいものだったけど、困っていた
近所の少年や、住むところがない青年を住まわせてあげたりしていた。
最期の様子は泣けた(/_;)。
本当にギリギリの生活をしている人が、福祉制度で護られない国って
情けない。


震災後で民生委員も不足しているんだろうか?


色々なことを考えさせられた。


連続殺人事件の犯人は、別の人を途中まで予想していた。

福祉の仕事をする人も大変だな。



                            ★★★★

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