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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2018年5月


 気づいたら病院のベットに横たわっていたわたし・三笠南(みかさ みなみ)。目は覚めたけれど、自分の名前も年齢も、家族のこともわからない。現実の生活環境にも夫だという人にも違和感が拭えないまま、毎日が過ぎていく。本当のことを言っているのは誰?何のために?をつかれているの?何を信じていいのかわからない不安が続くなか、夢に現れる、心から好きだと思える人に救われていた。

                     (角川春樹事務所HPより)



本に纏わる話かと勝手に想像していたら・・・・
なんだか恐ろしい話でした^^;

目覚めたら病院のベッド。
記憶を失っていた・・・。自分の名前も。自分の家族も。


夫という愼也の事が何故か好きだと思えない。
そして夢に出て来る男性のことを好きだと思う。
その男性の正体は・・・・愼也の弟・晴哉だった。


義姉のユミと愼也は晴哉を嫌っている様子。
認知症の義母に訪ねると「あの子をゆるしてあげて」と。


謎の真相がわかってくると、晴哉のとった行動は許せるものじゃないと思った。
そして愼也のやったことも。

南の最後の決断は正しいと思う。


早く三笠家とは縁を切って、幸せになってほしいな~。


晴哉のよき理解者・渚にも幸せになって欲しい。



                        ★★★
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発行年月:2017年11月

大阪郊外の巨大団地で育った小学生の友梨(ゆり)はある時、かつての親友・里子(さとこ)が無邪気に語っていた言葉の意味に気付き、衝撃を受ける。胸に重いものを抱えたまま中学生になった友梨。憧れの存在だった真帆(まほ)と友達になれて喜んだのも束の間、暴漢に襲われそうになった真帆を助けようとして男をナイフで刺してしまう。だが、翌日、警察に逮捕されたのは何故か里子だった――
幼い頃のわずかな違和感が、次第に人生を侵食し、かたちを決めていく。深い孤独に陥らざるをえなかった女性が、二十年後に決断したこととは何だったのか?

社会に満ちる見えない罪、からまった謎、緻密な心理サスペンス。
「読者を引っ張らずにおかない独特の謎」「行間からにじみ出る緊張感がすごい」「自分にもなじみのあるこの関係性と舞台に引き込まれた」雑誌連載中から反響続々。
「サクリファイス」の著者が女たちの焦燥と決意を描く、傑作長編!!

                      (文藝春秋HPより)


友梨、里子、真帆・・・3人の少女が大人になるまでに起きたいろいろなこと。

小学校時代は、友梨と里子。
中学に入って真帆がそこに加わる。

ただの仲良しな友だちというのとは、ちょっと違った関係。


幼い時に育った環境ってその人の人生を大きく左右するんだと痛感しちゃう話。
こういう集合住宅で暮らしていると、近隣の家族の情報も筒抜けみたいな
ところあって、息苦しいかんじ。

幼いとき、里子を助けてあげられなかったという気持ちがその後の友梨の行動に
影響を与えてしまう。

この3人に起きた出来事を語るのが友梨という設定で、それを聞くのが作家の
わたしという設定。
そして作家のわたしも友梨たちと同級生で同じ中学に通っていた。


最後に知らされる真実にも驚かされた。

巧いなぁ~。

ちょっと湊かなえさん風の物語で重たかったけれど、最後まで一気読み!


いろんな話が書ける作家さんだな~と感心。


                        ★★★★
 




発行年月:2017年4月


 氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。海外の珍しいメニューを提供するカフェ・ルーズ。旅を感じられる素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うようになる。会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密――不思議なことに世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。読めば心も満たされる“おいしい”連作短編集。

                       (双葉社HPより)



元後輩・円が営むカフェに通う瑛子。
円は月始め1日から8日は店を休んで海外旅行。
旅先で見つけた美味しいものをカフェで提供。

カフェの雰囲気がいい。
会社に居た時よりずっと良い人間関係を築く円と瑛子。

そして、ちょとした謎を解決する。


終盤は、円のこと。
祖母の遺産を相続し、祖母の家を改築して開いたカフェだけど、それが
近親者との諍いの元になっていたとは。


しかし、それもなんとか解決しそうな終わり。

最後の円のカミングアウトには、ビックリしたけど、なるほど
その伏線は言われて見ればあったな。。。
流石、こういうところ巧いなぁ~。


出て来る世界中のお菓子も美味しそうでした!
表紙の苺のスープが可愛い♪
でも本場のザッハトルテが気になる。
甘くない生クリームと共に食してみたい。



                        ★★★★



発行年月:2016年12月


 

絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルは、スタッフ四人、カウンター七席、テーブル五つ。フランスの田舎を転々として、料理修業をしてきた変人シェフ三舟さんの気取らない料理と、身も心も温めてくれるヴァン・ショーは大人気。そして、実はこのシェフ、客たちの持ち込む不可解な謎を鮮やかに解く名探偵でもあるのです。
豚足をめぐる少年と母親の再婚相手との物語、おしゃれな大学教師が経験した悲しい別れの謎、消えたパティシエが残した言葉「マカロンはマカロン」とは?……等々、胸を打つ話ばかり。ブーダン・ノワール、豚足料理、マカロン、ベリーのタルト……メインディッシュもデザートもきっとご満足いただけます。

                    (東京創元社HPより)



ビストロ、パ・マルのお客さんたちの謎解きあれこれ。

フランス料理の勉強にもなります。
知らない料理の知識も増える^m^

心温まるものもあれば、ちょっと苦い思いのする物語もあり

表題作<マカロンはマカロン>は、トランスジェンダーのパテシエのお話。
なるほどね・・・・。というかんじだけど、他に、もっと感動的な話があったのに
なぜ、これが表題作なんだろ??


感動的だったは<ムッシュ・パピヨンに伝言を>かな?
いつも蝶ネクタイを着けている大学の教師西田氏の思い出話。
リヨン滞在中に知り合ったパン職人のジュリー。
ブリッオッシュを最後の渡され病気療養するからと言われたきりその後は会えず
彼女の大家から「病気で亡くなった」と聞いた。

が。。。三舟シェフは、彼女が本当に言いたかったことの意味をブリオッシュの
パンの由来から推理。

ああ、このあと、西田氏はジュリーと再会出来たんだろうか?



どの話も楽しめた。
このシリーズは面白いな。

                     

                      ★★★★




発行年月:2016年10月


 犬を飼うと、犬を飼っている知人が増える。
犬の名前は知っているけど、飼い主の名前は知っているとは限らない。
シャルロットは雌のジャーマンシェパード。警察犬を早く引退し、四歳で池上家にやってきた。はじめて犬と暮らす共働きの夫妻にとって、賢くて聞き分けがよく、少し甘えん坊のシャルロットとの日々はとても新鮮。犬同士、飼い主同士、ゆるやかな連帯も生まれるが、なかには不穏な事件を持ち込む者もいて──
トラブルを起こすのはたいてい飼い主。家族として、犬を迎えたはずなのに。

                    (光文社HPより)




不妊治療の効果なく子どもに恵まれない夫婦が犬を飼うことに。

親戚の紹介で脚の手術後、日常生活には支障はないが、警察犬を引退した
メスのジャーマンシャパード犬を譲り受けて飼う。
名前はシャルロットに。
よく訓練されているのでとても賢くむやみに吠えない。
大きいからだなのにキャンキャン吠える小型犬は苦手。
犬にもいろいろな性格がやはりあるんですね~。


犬は毎日、散歩をしなければいけないから大変そうとずっと思っていましたが
自分自身の運動にもなるし、同じように犬を散歩させている人たちと
新たな人間関係が出来るのも、なんだかいいなぁ~
シャルロットみたいな賢い犬なら飼いたいな~なんて思ってしまった^^;


ちょっとしたミステリーも絡ませながらの楽しい本でした!

この夫婦の関係も素敵。
赤ちゃんが生まれてのシャルロットとの暮らしを続編として読めたら最高!


                         ★★★★

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