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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2019年7月


巧みな仕掛けとエンターテインメントの王道を

貫いたストーリーによって、
伊坂幸太郎の小説が新たな魅力を放った
ノンストップ活劇エンターテインメント。


異物混入、政治家、アイドル、
人々の集まる広場、巨獣、投げる矢、動かない鳥――。

伊坂幸太郎の神髄がここに。

                    (NHK出版HPより)




製菓会社社員の岸。
都議会議員の池野内。
ダンスグループの人気メンンバーの小沢。


最初は、なんら繋がりのない3人が、岸の勤める製菓会社の新商品、マシュマロから
繋がっていく。


マシュマロの中に画鋲が混入の事件。
社の記者会見の際の文書作成を頼まれる岸。
異物混入の苦情の電話をしたのは、池野内の妻。
小沢は、その新商品が好きだと公言。


やがて3人は面識を持ち、それぞれに共通するものがあることを知る。


夢の世界での戦いが現実の世界でも似たようなことが起きる。
二つの戦いはリンクしていて、どちらかで勝てばどちらかの出来事も好転することに
気づくが途中、どっちの戦いを優先的に攻略すべきかわけがわからなる。
ま、そこが面白いんだけど・・・。

結果的には、なんとか危機を脱したんだよなぁと
15年後のそれぞれの暮らしぶりから想像。



表題の意味もわかったけど、なんでクジラアタマなんだろ???
そんなに似てる??

毎回、思うけど、よく思いつくな~こういう話ばかり。
楽しいので大歓迎だけど。


                       ★★★

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発行年月:2019年4月


 出会ってはいけない二人が出会ったとき、世界の均衡は崩れ、物語は暴走する――【時代をまたいで疾走する、エンターテインメント小説2篇! 】我が家の嫁姑の争いは、米ソ冷戦よりも恐ろしい。バブルに浮かれる昭和後期の日本。一見、どこにでもある平凡な家庭の北山家だったが、ある日、嫁は姑の過去に大きな疑念を抱くようになり......。(「シーソーモンスター」)突然、僕は巻き込まれてしまった。時空を越えた争いに――。舞台は2050年の日本。ある天才エンジニアが遺した手紙を握り締め、彼の旧友と配達人が、見えない敵の暴走を前に奮闘する! (「スピンモンスター」)

                    (中公公論新社HPより)



<シーソーモンスター>は、嫁と姑の対峙。
でも、こちらは、共通の敵が現れたときに最強になった!

嫁・北山宮子と姑・北山セツ。


二つ目の話<スピンモンスター>では
人工知能開発者とそれに敵対するもの。
こちらは敵がよくわからないままだったけれど、そこに巻き込まれた
水戸直正と檜山景虎。
2人は、二台の車の事故による、お互いが生き残り。
高校で再会するが、近づきがたい存在として意識していて、それがまた
大人になって再会。
水戸は、配達屋。檜山は警察官。

そして、水戸は檜山に追われることに。


似た者同士でも、敵対することになってしまった者たちの話。

スピンモンスターで、北山宮子が登場。
水戸が子どもの頃から愛読していた絵本「アイムマイマイ」の作者のひとり。
作者は、せつみやこ。

絵をセツが描いて文は宮子。
2人が共作で絵本を出版していたと知って、なんだか嬉しくなった。
宮子の息子も大活躍!


スピンモンスターの水戸と檜山も、親友になれたらいいな~。


螺旋プロジェクトん企画で色々な作家が色々な時代を描く物語、
これは昭和と現代。
次はずっと昔の物語を読んでみるつもり。



                           ★★★★



発行年月:2018年11月


 

2019年本屋大賞ノミネート作品!
伊坂幸太郎1年ぶりの新作長編、誕生。

あらすじは秘密、ヒントを少し。
双子/誕生日/瞬間移動 1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。

                    (実業之日本社HPより)



常盤優我と風我。
小学2年の誕生日、2時間ごとに自分たちが瞬時に入れ替わることに気づく。
2人は、父親に虐待される日々。

その後、同級生に虐められているワタボコリを二人は助ける。
瞬間移動の技を使って・・・

中学卒業後、風我は働き優我は公立高校に進学。
風我には小玉という彼女が出来る。
小玉の生い立ちも風我たちと似ている。
父親に虐待されてきた。
再び、二人は例の力で小玉救出する作戦を成功させる。


2人が出会う人たちが、皆、暗い。
なんとも言えない閉塞感のなかで暮らしている。

大学生になった優我が出会った親子、ハルコとハルタ。
その二人に迫る危険。


そしてワタボコリに再び会いにいく優我。
ワタボコリが幸せな暮らしをしていてホッとしたのに再び危機に
巻き込まれて・・・・

話の展開は面白いけれど、なんだか、ちょっと辛くなってくる。

でも最後は、ああ、そうだったのか?と脱力。
読んでいて疲れた。

でも巧いなぁ~、やっぱり。


                       ★★★★




発行年月:2017年9月


 仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ方向に転がっていく――。「白兎(しろうさぎ)事件」の全貌を知ることができるのはあなただけ! 伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX! あの泥棒も登場します。

                     (新潮社HPより)




冒頭から出て来る「白兎事件」。

仙台での人質たてこもり事件の真相を描く物語。

事件というと物騒だけど、それが起きた背景の物語は実に複雑。
いろいろな複雑なことが絡まって段々わかってくること。

伊坂氏お得意の技ですね~。


全く関係ないような事柄が段々と結びついて・・・・ああ、あれはこういうこと
だったんだね~という気づきが楽しい。

泥棒、黒澤と宮城県警の夏之目課長が特にいい。

妻子を事故で亡くした夏之目の家族を想う場面がジ~ンと来る。

レ・ミゼラブル・・・映画しか見てない。
いつか読んでみたい小説のひとつ。


最初から最後まで面白かった!


伊坂氏の作品はよく映像化されるけど、これはムリかな?



                           ★★★★★



発行年月:2017年7月


 
最強の殺し屋は――恐妻家。

物騒な奴がまた現れた!
新たなエンタメの可能性を切り開く、娯楽小説の最高峰!

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。

こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。

書き下ろし2篇を加えた計5篇。シリーズ初の連作集!

                   (角川書店HPより)




殺し屋としては最強なのに、家庭のなかでは、妻の言動にびくびく。
機嫌を損ねる受け答えはしないといつも気をつけて発言し、夜間、音を立てずに
空腹を満たす食べ物は、魚肉ソーセージがいちばん!という。

なんだかそのギャップが可笑しい。

でも、殺し屋は止めたいと思い始め、そのことが、<兜>を追い詰めて
いくことになる。

後半、兜の息子・克己が成人し、家庭を持ち、父親のことを知ろうと
奔走。

ボルダリングジムで知り合った松田との関わり方や、文具メーカーの営業社員と
して出向いた先で知り合った警備会社社員の奈野村との関わり方が、良かった。

でも、奈野村は同業者だったとは・・・・\(◎o◎)/!
お互い、殺し屋じゃなければ、良い友人関係が続けられたのに・・・。


そんななか、一番不気味だったのは、兜に依頼をする役目の医師。
殺しの依頼を病院の医師がするっていう設定は面白かったけど。


殺し屋だけど、色々な人の命も助けた兜・・・恰好よかったな。



                       ★★★★
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