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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2017年3月


  恋人の故郷である朝埜市で、蜂蜜園の手伝いを始めることになった碧。蜜蜂たちの暮らしの奥深さを知る日々のなか、十六年前に自分の人生を助けてくれた不思議なできごとを思い出す――。草木がゆたかに花を咲かせる小さな町。不器用な家族の愛が心にしみる、書き下ろし長篇

                     (角川春樹事務所HPより)




人生に絶望していた14歳の碧に見知らぬ女性が差し出してくれた、瓶に入った

ハチミツ。女性の言葉とハチミツが碧の生き方を変えた。

もうすぐ30歳になろうとしている碧。
同棲中の安西渉が、仕事を辞めて実家に帰るからついて来ないか?の言葉に乗って
一緒に着いて行く。
が・・・・安西の父親が偏屈おやじで当初の予定が狂う。
実家の離れに暮らす予定が碧だけボロアパートで暮らすことに。
そして、安西家に借金があるという養蜂家の黒江の元に出向き
そこで働くことになる。

最初、黒江、大丈夫か?と思ったけれど、段々、黒江の男気に感動。
良い人じゃん!

驚きの16年ぶりの再会もあって、感動的な話に終わりました!

が。。。安西、へたれな男だな。
碧には、もっと良い人現れるんじゃないの?


                        ★★★
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発行年月:2017年3月

わたしは今日も あの人を待っている。
ベルリンの通りを歩きながら

 都市は官能の遊園地、革命の練習舞台、孤独を食べるレストラン、言葉の作業場。世界中から人々が集まるベルリンの街を歩くと、経済の運河に流され、さまよい生きる人たちの物語が、かつて戦火に焼かれ国境に分断された土地の記憶が立ち上がる。「カント通り」「カール・マルクス通り」他、実在する10の通りからなる連作長編。

                   (新潮社HPより)




ベルリンにある10の通りを歩きながら、感じることをあれこれ綴っている。
これはエッセイ?
主人公は、あの人と待ち合わせの前に通りを歩くことが多いけれど、ついに
最後まで、<あの人>は登場せず。
実際に居る人なのか?妄想のなかの待ち人なのか?


ベルリンをよく知らないけれど、描写から風景がなんとなく頭の浮かんでくる。
10の通りを歩きながら、過去の冷戦時代のドイツのことを考える
場面も幾つか。
色々な歴史を思いながら、街を散策している主人公。

過去ではなく未来のことを書いた話もあって、SFっぽく少し怖かった。
そんな時代、嫌だな・・・・とも感じた。


しかし、文章が美しい。
巧く言えないけど、読んでいて心地いい文章。

もっと色々読んでみたい。


                        ★★★★★



発行年月:2017年3月


 作家として立つため共に必死で書き続けた若い頃。仕事以外に旅をしない夫の取材に連れ立った思い出の土地。「戦艦武蔵」「海鳴」などそれぞれが生み出した小説作品の創作秘話。故郷・福井への思い。そして今もふと甦る夫の姿――。88歳の著者が来し方に想いを馳せ、人生の哀歓をあたたかい視点で描いた珠玉のエッセイ集

                   (新潮社HPより)



初読みの作家さんでした^^;
しかも小説だと勘違いして借りました^^;

夫は吉村昭氏だったんですね~。
初めて、この本で知りました^^;


でも、文章が読みやすくて、読み終えて、仲の良い作家夫婦だったんだな~と
思いました。
亡くなったご主人のことを懐かしい思い出で振り返っている。
そこには、なんだかホッコリする温かみがあって素敵。

吉村氏の綿密な取材で書いた作品を是非、今度は読んでみたい!

名前だけ知っていたけれど、未読のままの作家さん。
さて、どれから読もうかな?


                        ★★★



発行年月:2016年4月

伊豆にある老人ホーム「のっぴき庵」の入居者は、仕事がないベテラン俳優や女優のみ。大スターの入居、脇役俳優の失踪、女優の結婚宣言など、一癖も二癖もある面々が起こす騒動はオーナー・今村富夫の悩みの種だ。そんな気苦労の絶えない富夫は考え続ける――「『人生、半ばあきらめて、終着駅を待っている』と口にする“のっぴきならない”彼らに、僕は何ができるのだろうか」と。そして、思わぬトラブルをきっかけに、大きな賭けに出た!

「思い通りにならないときこそ、
過去をふり返れば、新しい生き方が見えてくる」
女優初の芥川賞候補になった作家が描く“元気になれる”物語。

                      (講談社HPより)



のっぴきならない状況になった元俳優たちが暮らす「のっぴき庵」。
経営者は55歳の今村富夫。

過去の恋バナあれこれが面白かった。
それぞれ、若い時には色々、あったようですね。

最後に入居してきた、英 幸三。
かつては主役を次々こなした元、大スター。
英と重田金男の三角関係的な話が一番面白かったかな?

70歳過ぎても、明るく元気に日々を過ごす「のっぴき庵」の人たちがいい。

でもオーナーの今村富夫の資金源がちょっと気になった。


物語りの内容は、ちょっと退屈でした^^;
大きな事件は起きずでしたが・・・・・。

表紙の猫となかのイラストは、南伸坊さんなんですね~。
こういう絵、好き♪



                         ★★★





 




発行年月:2016年6月

"結婚式を変えた女たち 生い立ちも性格も体つきも対照的な女子高の同級生、玖美と窓子。花嫁衣装に魅せられた二人の夢は、太平洋戦争が終わったらファッション関係の仕事に携わること。しかし、やっと訪れた戦後の日本社会には、女性が働くことへの偏見、封建的な因習がはびこっていた……。 世界中の女性に愛されるウエディングドレスを制作し、国際的なファッションデザイナーとして活躍する佐倉玖美。草分け的な婚礼貸衣装業を展開し、結婚式のひとつのスタイルを築いた服飾研究家の田代窓子。戦中から戦後の高度成長期。東京、京都、姫路、パリそして大阪を舞台に、この国にブライダルビジネスを根付かせた奇跡の歩み。二人の少女の「夢」と「自立」をめぐるレジスタンスを鮮やかに描くビルドゥングスロマン。"

                    (幻冬舎HPより)




田代窓子は、和装の世界を生き、やがて花嫁の婚礼衣装の貸し出し業を展開。
佐倉玖美は、母親と洋裁学校設立、その後パリに渡りファッションを学び国際的な
ブライダルファッションデザイナーになる。


佐倉玖美は、桂由美さんかな?と想像しながら読みました。
やはり予想通りだったみたい。

着物の貸衣装業を展開したのは実際は誰でしょう?


でも女学校の友人がそれぞれ別の土地で、和装、洋装と違うものに関わりながら
それぞれが花嫁衣裳に行きついたのは、素敵。
今は多くの人が利用する貸衣装。
洋装も和装もどちらも結婚式で着るのは珍しくない時代。
こんな人たちの苦労があって、今の結婚式の衣装はわたしたちに提供されるように
なったんだなぁ~。


二人が思い出話形式で語る物語。
ラスト、ウエディングドレスで1人居た女性の登場も物語をうまく締めていたかんじ。



                          ★★★
 
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