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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2025年10月


寂しさを抱えた少年が、読書を通して友情を育みながら、
悲しみを乗り越えていく物語。
読者に「友情の尊さ」と「読書の喜び」、
「本を通して誰かとつながれる事」を伝えます。 
 
――今は、さびしさと、友だちになることができるようになってきた気がする。
さびしさもね、マイ・ディア・フレンドなんじゃないのかなって。
 
小学3年生の若葉くんは、いつも図書室で本を読んでいる。
友だちに誘われても、いっしょに遊んだりはしない。
だって、ひとりでいるのが好きだから。若葉くんの心のなかには、
1本の木が立っている。
木には名前はないけれど、たったひとつだけことばを持っている。
そのことばは「さびしい」。
木がそんな言葉をつぶやきだしたのは、1年前のあの日、
エンジェルがいなくなってしまったから……。
 
さびしさを抱えた少年が、読書を通して友情を育みながら、
悲しみを乗り越えていく物語。読者に「友情の尊さ」と「読書の喜び」、
「本を通して誰かとつながれること」を伝えます


                    (くもん出版HPより)


児童書だけれど、絵も可愛く、大人が読んでも感動できた。
心優しい若葉くん。
大好きだった猫のエンジェルを亡くし、かなしくてさみしい気持ちを
一人抱えている。
そんな若葉くんが、図書館で出会った上級生のしょうこさん。
しょうこさんは、若葉くんのかなしくてさみしい気持ちに共感してくれる。

ふたりは年は離れていても気持ちが通じる友達になる。


大人になった若葉くんが、小さな子供たちの前で本を読んでいる姿が
とてもすてき。



                    ★★★★
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発行年月:2026年5月


かつて裏切られた親友から届いた「死に際の手紙」。
永遠子は昔の恋人を探しアイスランドへと向かう。
四年ぶりの書き下ろし恋愛小説!


                 (平凡社HPより)


アメリカで夫・ノエルとその娘・クロエと暮らす永遠子。
小説家として、図書館でボランティアとしての仕事もこなし
家族とは仲良く、幸せな暮らし。
そこに日本からメール。

かつては妹のように可愛がってきた女性・弥生から。
余命数か月だと告げた彼女は、かつての夫であり、永遠子の恋人でも
あった凪がアイスランドにいるらしいから会って来てと。




3人の関係がわかる。
う~ん、それは絶対、行かない方がいいと思いながら・・・
でも永遠子は悩みながらも、小説の取材だと家族に偽り一人でアイスランドへ。



色々なところを巡りながら、色々な人に会い、
最後は偶然に、再会。


ま、二人とも、それぞれ、家族が出来て、幸せだったから
ここで、ホントのお別れが出来たのは、よかったのか?

アイスランドは馴染みがない国だけど、惹かれるものも沢山あった。





                      ★★★



発行年月:2025年12月


若い世代に向けた戦争と文学、戦争と人間をテーマにつづられるエッセイ。
いわゆる読書ガイドのようなおすすめ本の紹介ではなく、
文学作品の中で戦争はどのように描かれているかという点にフォーカスして、
読者に「戦場へ行くことになったらどうなるのか? どうするのか?」
を問いかける。
現在、入手が困難なものや文学全集でしか読めない短編など、
フィクション、エッセイ、詩を中心に著者が選んだ作品を収録。
戦争は、過去のこと、そして、他人事ではなくなっている。
AIや情報技術の発達が、皮肉にも的確な判断をむずかしくさせている現代、
過去から学ぶことの重要性を、この本を通して若い読者と考える。


                   (偕成社HPより)



小手鞠さんは1956年生まれ。
わたしよりはお姉さん。
でも、同じように思っていた。
戦争は他所の国のことで、日本には戦争は起こらないから・・・と
他人事のような気持ちでニュースを見聞きしていた。


これは、若い人向けに、著者が過去の戦争について書いた文学作品を紹介し
活字を追いかけながら戦争を体験してみましょうと。


そこには凄惨なことがたくさん。
読むのを止めたくなるような描写も多々。

でも、今、正にこの瞬間、こんな体験を実際にしている人たちが世界には
いるという事実。
日本には戦争は起きない・・・・と言って傍観者のままいていいのか?
せめて、何が起きているのか、常に知っていないといけないなと思う。


著者が紹介してくれた書でまだ読んでいないものはメモしておいて
読んでみようと思う。




                   ★★★★



発行年月:2025年8月


11歳になったその年、戦争が始まった――
美しい時間、美しい言葉、愛する者たちを、
戦争は容赦なく、うばっていく。
それでも彼女は、心の中の「美しいもの」を守りつづけた。
詩に思いをきざみ、未来へつなごうとした。
〈あらすじ〉
物語は、ある女性が日本から届いた段ボール箱をひもとくことから始まる。中に入っていたのは、名もなき女性詩人の青春の思い出の数かずだった――
「誰からも愛されますように」という母親の願いのとおり、立花ミモザはみなに好かれ、自由で、めぐまれた少女時代をすごしていた。しかし、ミモザの日常は、しだいに戦争の影におおわれていく。昼はもんぺ姿で農作業、夜は大好きな読書もままならず、空襲におびえる日々。父親は家族に暴力を振るうようになり、ミモザの「美しいもの」は、次々に汚され、うばわれていく。
詩人になりたい、無念なこの思いのたけを、わたしは詩に書きたい――戦争の時代にあっても、心の中の美しさを守りとおした少女の青春の記憶。
著者が敬愛する詩人・茨木のり子さんへのオマージュを込めて描いた、「詩人」と「戦争」の物語。


                    (さ・え・ら書房HPより)



1930年4月に生まれた立花ミモザの生涯を追う。
青春時代は戦時下。
美しくないばかりの時代でも美しい文章に惹かれ本を読むのが唯一の楽しみ。
そのため、後に視力を悪化させ手術の失敗で右目の視力をうしなうことに
なるのだけど。。。

戦時下の話は、やはり胸が痛くなる。
こんな時代に思春期を迎えたミモザたちのことを考えると本当に辛い。

辛い戦時下では人間の性格まで変えてしまい、父親が母親に暴力をふるうことが
多くなったり、ミモザの意見も全く聞き入れなくなる。
それでも美しい文章に夢中になることでなんとか気持ちを前向きに
頑張っていたミモザ。

ミモザが好んだ 花物語(吉屋信子/著)を、読んでみたくなった。
ハイネの詩集も、素敵な言葉が並んでいた。


物語の後半で、そんなミモザの生涯を振り返っている人物は、ミモザの娘・すみれ
なんだとわかる。

ミモザは娘を産んですぐに亡くなってしまったらしい。
それは哀しいことなんだけど、娘を産んだことをちゃんと見届けていたのは
少し救われた。


戦争の残酷さを描きながらも、すてきな物語だった。




                       ★★★★





発行年月:2025年6月


インドという未知の世界を旅する
「インド! 絶対いっしょに行く」と宣言した姉の横で、
「わたしは行かない」とあっさりと答えた三葉。
父が赴任するというインドに、全く興味が無かった三葉だが、偶然知ったある人のインドの小説に夢中になり、気持ちはどんどんインドの魅力に引き込まれていく。
小説の中の主人公は語る。
都会から都会へ、飛行機でヒューンと飛んでいって、適当に観光をして、お土産を買って「ああ、楽しかった」と、自己満足をして戻ってくる。そんな旅ではない旅がしたかった。まさに地をはうような、手探りの旅。そういう旅からしか見えてこない、インドを見たかった。手探りで何かを、この手でつかみたかった――。
どんな冒険が始まるのだろうか?
三葉の心の中でも化学変化が起こりだした。


                      (小学館HPより)




物語のなかに、小手鞠さんのインド旅行記があって、興味深く読んだ。

インドって、凄い。

物乞いたちに纏わりつかれながら
最初のホテルに着いてホッとしたものの、汚れたシーツ、汚れた床
シャワールームもトイレも・・・天井にはヤモリを読んだ時点で
むり~!!と思った。
こういうことに段々に慣れていくものなのかな?

一人で旅するだけでも凄いけれど、インドの一人旅は精神的にも肉体的にも
強くないとダメだな。

案の定、2日間、腹痛で下痢、嘔吐というのも。
でもそれを乗り越えてからインドに体が順応したのか、それきり大丈夫って
人間の体もおもしろい。

インドは80%がヒンドゥー教徒というのは知っていたけれど
14%がイスラム教徒、2%がキリスト教徒
他にも少数派のスィク教徒、仏教徒、ジャイナ教徒などがいずれも1%以下

ジャイナ教徒は初めて知ったけれど、無所有の人たちで
服を着るのもだめで全裸というのにはビックリ!
驚いているのは物語のなかの主人公のみというのも凄い。


知らないインドのことが少し知れて面白かった。


タダで連れて行ってくれると言われても、わたしは行きたくないけれど。。。
これを読んで、「いつかインドに行こう!」と思った人も
いるかも。




                     ★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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