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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2018年3月


角田ワールド全開!心震える待望の小説集
《「さがさないで。私はあなたの記憶のなかに消えます。夜行列車の窓の向こうに、墓地の桜の木の彼方に、夏の海のきらめく波間に、レストランの格子窓の向こうに。おはよう、そしてさようなら。」――姿を消した妻をさがして僕は記憶をさかのぼる旅に出た。》(表題作)のほか、《初子さんは扉のような人だった。小学生だった私に、扉の向こうの世界を教えてくれた。》(「父とガムと彼女」)、《K和田くんは消しゴムのような男の子だった。他人の弱さに共振して自分をすり減らす。》(「猫男」)、《イワナさんは母の恋人だった。私は、母にふられた彼と遊んであげることにした。》(「水曜日の恋人」)、《大学生・人妻・夫・元恋人。さまざまな男女の過去と現在が織りなす携帯メールの物語。》(「地上発、宇宙経由」)など八つの名短篇を初集成。
少女、大学生、青年、夫婦の目を通して、愛と記憶、過去と現在が交錯する多彩で技巧をこらした物語が始まる。角田光代の魅力があふれる魅惑の短篇小説集。

                  (小学館HPより)


短編集とは知らずに図書館から借りました。
やはり表題作は良かった。

前日まで仲良く連休中の計画なんかを話していたのに、翌日、置手紙を残して

消えた妻。
戸惑いながらも、置手紙をヒントに妻は探してごらんと言っているのかもと
置手紙にあった2人の思い出の場所を旅する夫。

妻の本心はわからない。
でも良い夫みたいだし、ふらりと戻って来るんじゃないかな?


最初の話<父とガムと彼女>も好きだった。
父の葬儀に参列してくれた初子さん。
子どもの頃、子守り役として家に来てくれた人。
脚本家だった父のことを尊敬していると言っていた。

本当は父の恋人だったんじゃないか?と大人になって思っていたけど
実際はどうだったんだろ?



バラバラの話だけど、この表題に合う内容の話が集まっているかんじ。
人の記憶のなかのこと。
時間が経っても、ふと鮮明に蘇る記憶って誰にもあるよね~。


感動するとかいう話じゃないけど、どの話も楽しめた。
やはり角田さんの文章はスッと入ってくる。

今度は長編が読みたいな。

                          ★★★
 
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発行年月:2017年11月

愛猫トトと角田光代さん. 角田光代史上最長連載!
角田 光代史上最長連載! 雑誌『オレンジページ』で人気のエッセイを書籍化

                 (オレンジページHPより)



雑誌オレンジページで連載中のエッセイ。
2012年7月2日号~2015年2月2日号を再編成したのが本書だそう。


愛猫トトちゃんが可愛い(=^・^=)。

エッセイの内容も楽しめる。

素麺南瓜・・・知っているけど、実際に手にとったことがない興味深い野菜(?)
素麺みたいにほぐれる南瓜、どんな風にだろ?
食べてみたい!料理してみたい!
角田さんのエッセイ読んで更に興味深くなった~。
どこで手に入るんだろ???


それから、ファーストバイトっていうもの初めて知りました!
今はそんなのあるの?
ケーキ入刀のあとに新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合うことを
言うらしいけれど。
確かに、それの前にいう言葉はちょっと違和感あるな。

新郎はこれから稼いで食べさせる。
新婦は美味しい料理を食べさせる。
っていうらしいんだけど、角田さんの考え方に同感!
ちょっとなんだか時代錯誤なかんじだなぁ~。

最後の方に大きな写真。
トトちゃんのアップ画像。p199の写真、すごくいい!
ちょっと怒ってる?ってかんじが逆にかわいい^m^


                           ★★★
 
 

発行年月:2007年6月(単行本は2004年5月)


 大好きなのに、許せないことがある。
太陽の光が雲にさえぎられて届かないように…。
恋人たちの日常と小さな諍いを描く恋愛短篇集

                (文藝春秋HPより)



11のお話。

変なカップルばっかだったなぁ~(^_^;)

<サバイバル>
彼女が風呂に入るの嫌い、顔を洗うのも、歯を磨くのも

<昨日、今日、明日>
記念日大好きな彼女に、ちょっとウンザリしつつも言いなりになる

<お買いもの>
同棲して1年半。お互いのプライバシーは守ろうと約束をしている。
が・・・最近、彼の買い物(荷物が貯まっていくばかり)に不満を感じている彼女。

<57577>
同棲を始めた時から、自分の気持ちを57577で言うのがクセになった。
彼女は周りに自分たちのことを喋り過ぎる

<雨と爪>
古い迷信を信じすぎる彼女

<100%>
100%合う人なんていない

<共有過去>
万引きクセのある彼女と付き合って10年。
そろそろそのクセを止めてほしい。

<糧>
同棲中の彼女がお菓子を食事にしてしまうことに腹が立ち、度々喧嘩。
だけど、もう我慢できないと彼女が家を出て行った。

<二者択一>
同棲してから彼に「あなたの飲み方はきたないね」と言われた。
付き合う前に酒飲みの女は嫌いと言ってくれたら恋愛対象として見なかったのに・・・

<旅路>
海外旅行先で、彼の貧乏臭さに嫌気がさす

<未来>
同棲中の男とは別れた方がいいと友達たちは揃っていう。
浮気する、甲斐性なし、うそつき・・・・わたしもそういうとことは大嫌い
でも・・・



読みながら「なんだこの人!?」と思う人が続々登場で、笑えた。
いろんなカップルのバカらしい日常を面白く読ませて貰った。


                         ★★★



発行年月:2006年9月

●この本の特徴は「小説+料理」です
角田光代が小説中に巧みに、鮮やかに描いた料理。その料理のレシピをベターホームが再現して、小説と合わせて掲載しました。小説で感動したら、さっそくその料理を作って味わってみることができる、2度楽しめる画期的な本です。

登場する料理
・ラム肉のハーブ焼き ・野菜と生ハム、パルミジャーノのサラダ
・そら豆のスープ ・中華ちまき ・ミートボール入りシチュー 
・かぼちゃの宝蒸し ・梅干しとぬか漬け 
・タイ料理5品
(タイ風焼きそば・タイ風さつまあげ・はるさめサラダ・タイ風オムレツ・春巻きスティック)
・ピザ ・手打ちうどんとさぬき風かけうどん ・まつたけごはん
・スノーパフ ・豚柳川 
・ぎょうざ鍋と手作りぎょうざ ・あじといかの一夜干し
・糖尿病予防の料理3品
(たらとほうれんそうのグラタン・きのこマーボー・春菊とほたてのスープ)
・五目ちらし ・菜の花とささみのからしあえ ・はまぐりのおすいもの
(計28品)

●15編の珠玉の短編。そしてエッセイも
月刊ベターホームで05年4月から06年3月まで掲載した12の短編は
連載中から大変好評でした。単行本化にあたり新たに3つの小説が加わりました。
また、あとがきのかわりに、エッセイがひとつ。
実は角田さんの亡くなられたお母さんはベターホームのお料理教室の受講生だったのです!
どんな受講生だったのでしょう? お母さんの思い出話は感動的です。


                 (ベターホーム出版局HPより)


美味しそうな料理が出てくる短編集。
登場人物たちがリレー方式で、変わるのも楽しい。

料理のレシピと写真も載っていて、ベターホーム出版らしい本でした!

料理を作ること、料理を作って貰うこと。
両方の楽しみをずっと味わえたら幸せ。


特に作ってみたいと思ったのは・・・
タイ風さつまあげ!絶対美味いだろうなぁ~。


                      ★★★★
 




発行年月:2015年1月

2010年子猫をもらい受け、最初はおずおずと戸惑いながら、愛猫の行動のいちいちに目をみはり、感動し、次第にトトのいない生活なんて考えられないほどに溺愛していく角田さんの、愛ダダ漏れの極上猫エッセイ。

                    (角川書店HPより)




犬派だと思っていた角田さんが、西原理恵子さんちで猫が生まれたら貰う

約束をして、約束通りに貰った仔猫がこの表紙写真のネコ・トト。

ご主人は猫を飼った経験ありということですが、角田さんは初めての体験。
戸惑いながら、段々と良き飼い主になっていく様子が微笑ましい♪
そして、トトちゃんが本当に可愛い!!

写真も豊富で、その1枚1枚が、癒してくれる。
テーブルの隅っこで寝ていて、頭が落ちながらの写真は笑っちゃう^m^

トトちゃん写真集を出せるくらいの可愛さだ~。


犬の写真集より猫の写真集の方が売れるという理由はなるほど!!
犬を飼っている人は自分の犬が好き。
猫を飼っている人は、世の中の猫が全部好き。
うんうん。わかる。
庭に入ってきて、落とし物をしていく猫はちょっと憎らしいけれど・・・^^;

猫好きで角田さんファンなら大満足の1冊ですね!!


                         ★★★★★
 
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