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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月;2023年1月


有名広告代理店を早期退職したキョウコは、古いアパート「れんげ荘」で貯金を切り崩しながら自由な暮らし。近所の花店で元気なチューリップを買ってきたり、お腹周りが心配になってきたので、遠回りして買い物に出かけたり、「れんげ荘」の元住人・コナツさんの結婚のお披露目会に、久々におめかしして出かけたり。ネコやイヌ、鳥や花や隣人とのお茶の時間などに心を癒されながら、キョウコは今日も小さな幸せを見つけています。 幸せは、人それぞれ―― キョウコは自分でも「休みすぎ!」とツッコミを入れながらも、無職のまま、月10万円の生活をのんびり続けています。 ささやかな楽しみを見つけながら。
ロングセラー「れんげ荘物語」シリーズ、第7弾! 
書き下ろし長篇(どの巻からでも、お楽しみいただけます)


                    (角川春樹事務所HPより)


もう7弾かぁ~。
キョウコさんは、何歳になったんだろ?(書いてあったかな?)
でも、最初のクマガイさんくらいの年齢にはなっているかな?

若い時に、バリバリ働いて貯金しておいて、こういう生活が出来たら
理想だよなぁ~と思う。

れんげ荘の存続が心配だったけれど、大家さんは凄く良い人だし、
ちゃんと考えてくれている様子にホッとした。

今回は、大好きな、ぶっちゃん(飼われている猫)に会えず残念。
そんなに気になるなら、訪ねて行って会わせてもらえばいいような気もする。
でも、そこまでしたくないんだろか?


お腹周り・・・確かに・・・・・^m^
ほぼ同年代だから、共感する部分が多くて、楽しい。

ず~っと続いて欲しいシリーズだな~。


                     ★★★★
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発行年月:2021年9月


今日も楽しかったね、よかったね。
歳を重ねていく中での、イヌやネコとの生活の喜びや別れの悲しみを、明るいタッチで描く連作小説。
これまでも、ネコをはじめたくさんの動物たちについてエッセイや小説で書いてきた群ようこさんが、「老いとペット」をテーマに描く連作小説。歳を重ねて、イヌやネコたちと暮らすのは、もちろん喜びだけじゃなく、切ない別れもある。でも、やっぱり、一緒がいいよね、と思わせてくれる、笑ってじわっとくる5編。
「子のない夫婦とネコ」
ネコ好きのツヨシとの結婚と同時に、白黒柄の子ネコ・トン子ちゃんとの生活が始まったモトコ。子供はできなかったが、途中キジトラのスケちゃん、ぶち柄のカクちゃんも加わって、幸せに暮らしていた。けれどトン子ちゃんも老いていき……。
「老母と五匹のおネコさま」
70歳で突然夫に先立たれた母が、子ネコを5匹も飼い出した。娘のユミコは一人で世話できるのか、お金はあるのか心配するが、母はかなりのへそくりを貯めていた。子ネコたちを溺愛する母を見て、まあいいかとユミコは脱力するのだった。
「歳の差夫婦とイヌとネコ」
サトコの夫・オサムは、18歳年下の心優しい動物好き。2人は縁あってイヌのタロウとネコのハナコを引き取ることになった。家族4人の生活は楽しいが、動物たちを愛するあまり、ちょっとしたことで涙を流す夫が玉に瑕で……。
ほか、「男やもめとイヌ」「中年姉妹とネコ」。


                   (幻冬舎HPより)



猫や犬たちと暮らす人たちの話が5つ。


みんなが幸せそうだから、始終、ほんわかした気持ちで読めていい。

ネコ好き、犬好き、夫婦が同じように猫や犬に愛情を持てると
ペットの居る生活は楽しいだろうなぁ~。


わたしの場合は、無理だなぁ~。
夫が動物嫌いだし、もしかしたら、自分の寿命が先に尽きるかも?と
思うと残して逝けないし・・・・。
それより、亡くなったときの哀しみに耐えられないかも~と思ってしまう。


群さんの小説に出てくる猫ちゃんの話は、可愛い猫ちゃんの姿を想像できて
最高の癒し(^^)


                     ★★★


発行年月:2022年1月


早期退職したキョウコは、相変わらず古いアパート「れんげ荘」で暮らしています。キョウコが愛してやまない近所の飼いネコ・ぶっちゃん。キョウコの兄夫婦のところに、突然やって来たおネコさま御一行。「れんげ荘」の住人・チユキさんの彼が飼いはじめたイヌのえんちゃん……。無職でひとり身のキョウコは、将来に少々不安を感じながらも、ネコやイヌ、鳥や花や隣人とのお茶の時間、図書館で借りた図鑑……などに気もちを和げてもらいながら、日常にささやかな喜びを見つけて生きていく――。大ロングセラー「れんげ荘物語」 シリーズ、熱望の第6弾

                    (角川春樹事務所HPより)




今回も楽しかった。

お兄さんの奥さんから同居を打診されながらも暫くは今のままの生活をしたいと
思っているキョウコ。
そんな兄夫婦のところに、猫の親子(親猫+仔猫2匹)が来て飼うことにしたという。
近所のぶっちゃん(本当はアンディという名)には。なかなか会えず
悶々としていたキョウコは兄宅に遊びにいく。


いいなぁ~
光景が浮かぶ。楽しそう。

アパートの隣人・チユキさんは事実婚の彼の元に時々出向くが
近隣の住民たちが追っかけのように自分たちの生活を見ているのが厄介だと
嘆く。
でも、そんな近隣住民の一人が生まれた仔犬を1匹持ってきて飼うことにしたと。
その仔犬を交えたチユキさんと彼とのやり取りもほのぼの。

犬と猫がいる生活は人間の生活を活性化するものだなぁ~


キョウコが同居したら入る予定だった部屋は、おネコさまたち専用の部屋に
なっていて、同居話は先延ばし。
キョウコは気楽に兄宅に遊びに行けそう・・・^m^


シリーズ最新作も早く読みたい!!



                      ★★★★


発行年月:2021年1月

大手広告代理店を早期退職したキョウコは、貯金を切り崩し、古いアパート「れんげ荘」で相変わらずつつましく暮らしている。元住人で、旅人だったコナツさんの新しい彼とその子どもとのことを心配したり、折合いが悪かった母親が倒れたり……と、いろいろあるものの、時にはお隣さんたちとゆっくりお茶を飲みながら、自由に穏やかに過ごしている。そんなキョウコの一番の楽しみは、心の恋人・猫のぶっちゃんと散歩途中で出会うことだ。お隣さんと助け合いながら、毎日を生きる。月10万円で「れんげ荘」にひとり暮らすキョウコ。必要なものは最小限。ささやかな幸せをかみしめる日々。大ロングセラー「れんげ荘物語」シリーズ、待望の第5弾!

                 (角川春樹事務所HPより)




このシリーズも5作目か~。
図書館棚を見ていたら、これがあって「え?出てたの?」と思って借りてきた。
でも、この後にも既にれんげ荘物語、刊行されてるみたい!!


相変わらずのおひとり様生活をしているキョウコだけど、
クマガイさんともう一人の隣人・チユキさんには変化が!
結婚することになったと知ったときは、おめでたいけど、引っ越しちゃうの?
寂しくなっちゃうなぁ~と少々、残念な気持ちになってしまった。
でも、相手の男性は山にこもって自給自足の生活をしながら、木で仏像を
彫っている人らしく、事実婚で、生活は暫くは今まで通りと。
変わった人みたいだけど、チユキさんにはお似合いのかんじ。
2人とも長身で美形というから、田舎の住人たちには、異色の存在だと
思うけれど・・・旦那さんは既に近隣の人たちから好かれている様子で
安心。

元住人だったコナツさんのことも気になっていたけど、
旦那さんの連れ子(奥さんが子どもを放棄)のヨシヒロくんとちゃんと
家族として暮らしていくことになって安心。

キョウコは、お母さんが亡くなり、兄夫婦から一緒に暮らすことを
提案されるけれど、一応、お断り。

お兄さんの子どもたちも良い子達で、キョウコは一人で暮らしていても
ちゃんと見守られているかんじで幸せだな。
隣のクマガイさんも頼りになる存在だし・・・。

ただ、もっと年を取ったときのことは、考えちゃうかもね~。

取り敢えず、次の話も読まなきゃ!



                     ★★★


発行年月:2019年9月

平凡なサラリーマン家庭に育った、ヤヨイ。いいところのお嬢様、ユリコ。体が大きく、心も広く優しい、マスコ。お調子者でおっちょこちょいな大工の息子、カツオ。ヤヨイの隣家の息子、タカオ。同じ小学校で学んだ5人は、大人になりそれぞれの道を歩んで一度はバラバラになったが、還暦近くなって再会した。会わない間に、それぞれ大人になったところもあり、変わらないところもあり……。
昭和30年代〜平成の終わりまで、ささやかなようでいて、いろいろあった人生を生きてきた5人の物語。
誰もが自分の半生を投影できる、「普通の人」を描き続けてきた群ようこ、真骨頂の感動長篇。

                    (幻冬舎HPより)



昭和29年~30年生まれのヤヨイ、タカユキ、ユリコ、マスコ、カツオ。
5人の小学校時代から還暦までの人生を連作形式で描く物語。


生涯独身なのは、ヤヨイのみ。
性格良いし、容姿も悪くなさそうなのに、縁がなかったんだなぁ~。
母親が突然、出奔しちゃったり、一番、波乱万丈な人生というかんじ。
父親が亡くなり、実家で一人暮らしを始めたら、隣家に同級生のタカユキが
やはり一人で住んでいる。
彼は離婚してるんだけど。

気楽に付き合える隣人同士という間柄は、なんだかいいな。
困ったときには、お互い頼れる関係になれそうだし、理想的な関係。


共通の話題で盛り上がれる同級生っていい。
あだ名で呼び合って面倒くさい気遣いもなし。

5人はは、ずっとこのままいい関係で年を重ねていくんだろうな~


群さんの新しいシリーズにはならないかな?
この先の5人の物語も読みたい気分。


                        ★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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