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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2017年4月


七十二候を芥川賞作家が書いたらどうなった? 
骨正月、猫の恋、蚯蚓鳴く……。
四季の言葉から生まれた脱力系歳時記エッセイ

                  (平凡社HPより)


新年の話から年の終わりまで、七十二候に沿ってあれこれ出来事を
綴っている。

季節ごと、思い出す津村さんのお話、どれも面白い。
なるほどね~とか、うんうんわかる!とかいちいち心のなかで思いながら
楽しく読んだ。

ミミズ・・・蚯蚓って書くんですね。
初めて知った・・・すぐ忘れるだろうけど^^;



                      ★★★
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発行年月:2016年10月 

初の海外旅行を前に死んでしまった私。幽霊となって念願の地を目指すが、なぜかブラジルに到着し……。川端賞受賞作「給水塔と亀」を含む、会心の短篇集!

【収録作】
「給水塔と亀」…定年を迎え製麺所と海のある故郷に帰った男。静謐で新しい人生が始まる。〈2013年川端康成文学賞受賞作〉

「うどん屋のジェンダー、またはコルネさん」…静けさのないうどん屋での、とある光景。

「アイトール・ベラスコの新しい妻」…ウルグアイ人サッカー選手の再婚の思わぬ波紋。

「地獄」…「物語消費しすぎ地獄」に落ちた女性小説家を待つ、世にも恐ろしい試練とは。

「運命」…どんなに落ち込んでいても外国でも、必ず道を尋ねられてしまうのはなぜ?

「個性」…もの静かな友人が突然、ドクロ侍のパーカーやトラ柄で夏期講習に現われて…

「浮遊霊ブラジル」…海外旅行を前に急逝した私。幽霊となって念願の地をめざすが。

                       (文藝春秋HPより)



こんな色々なハチャメチャで可笑しい物語、どうやって思いつくんだろ?
ハチャメチャだけど、意味不明というわけじゃいので読みやすい。


最初の話と二番目の話の登場人物は同じかな?
最初の話で、定年退職後、妻も亡くし独りの身で、気楽に以前住んでいたことが
ある地に引っ越した男の話が出て、その次の話は通い始めたうどん屋で
見かけるコルネさんと勝手に名付けた女性を観察していて起きたことを語る話。
状況が目に浮かぶかんじで可笑しい。
美味しくてもこういううどん屋は嫌かも^^;


どれも面白かったけど、<地獄>と<浮遊霊ブラジル>が好き。
どちらも死んじゃってからの話。
<地獄>に落ちた主人公だけど、地獄の鬼もなんだか普通の人間と同じかんじだし
課せられたものは、それなりに大変そうだけど、なんだか可笑しい。
物語、消費しすぎ地獄とおしゃべり下衆野郎地獄・・・・^m^

<浮遊霊ブラジル>
何のこと?と思ったら死ぬ前に町内会でアイルランドのアラン諸島に行く事が決まって
いたので、それが心残りで成仏出来ずにいる72歳の男の話。
死後、人に偶然、憑りつく方法を見つけ、次々とアラン諸島に行く可能性のありそうな
人に次々と憑いて行く話。
ブラジルに行ったときの話が面白かったな~。


津村さんの次回作も楽しみに待ちます。


                          ★★★★★

 



発行年月:2015年10月


 自分にふさわしい仕事って何だろう? 面白いけれど、きつい、やりがいのある仕事に燃え尽きた36歳の女性が、仕事との健全な関係を取り戻すために踏み出した場所は?おかしくて不思議な連作"仕事ファンタジー”。

                  (日本経済新聞出版社HPより)



面白かった!
よく思いつくな~こういう物語りと感心^m^主人公の女性が就業の相談員・正門さんと
話し合いながら職場を決める会話も愉快でした。

あ、主人公の名前は何だっけ???

仕事は5つ。
従って、お話も5つ。
どの仕事もそれなりの苦労はあって、でも大変さのなかに少し楽しそう?と
思わせる部分もあったかな?


<第1話 みはりのしごと>
独り暮らしの自宅で仕事をする小説家の女性を見張る仕事。
仕事中、届く宅配物のなかに何やら密輸品はまぎれているとか。


<第2話   バスのアナウンスのしごと>
循環バス内でのアナウンス広告の文言を考えるしごと。
しかし、課長からは従業員の女性を監視するように頼まれる。


<第3話 おかきほ袋のしごと>
おかきの袋の裏に書くちょっとした豆知識を考える仕事。

<第4話 路地を訪ねるしごと>
店舗や民家を訪ねて、ポスターを貼る許可を貰い、その張替えもする仕事。

<第5話 大きな森の小屋での簡単なしごと>
大きな森のようななかにある公園内の事務所で簡単な事務仕事をする。


第1話のみはりの仕事は特殊だったけど、それ以後の仕事は実際そういう仕事を
している人はいるよね?というお仕事。
一番楽しそうなのは、<おかきの袋のしごと>かなぁ~?
実際、袋の後ろに豆知識とか書かれたのあるからね。
必ず読んじゃうし・・・(^^)

このタイトルはいい!
どんな仕事もそれぞれ苦労はある!
そんないろんな人の苦労のおかげで、わたしたちの日常は成り立っているんだな。

大変でも明日もまた仕事頑張ろう!って」思わせてくれる本かな?


                        ★★★★



発行年月:2015年4月


 あの『やりたいことは二度寝だけ』がパワーアップしてかえってきた!布団に感謝して話しかけたり、落ち込んだら編み物に没頭したり、「女子会」「いい歳」「打明け話」など、“言葉”について考えたり、「一人ごはん」や「無縁死」について考察したり……どこにいても知らない人に道をきかれるという自称「気安い顔」の庶民派、芥川賞作家が綴る、味わい深くてグッとくる大人気日常エッセイ集第二弾。

                    (講談社HPより)




津村さんのエッセイは初めてで、前作『やりたいことは二度寝だけ』は、

知らなかったなぁ~。
そんなに二度寝に憧れているのか???(笑)。


エッセイから感じたのは、凄く真面目な人なんだなぁ~ということ。
友だちだったら「そんなことイチイチ考えてなくても・・・」と何度か
言ってしまいそう。


地道に生きている人なので、大きなことは起きない。
なので、少々、退屈になってきちゃいました^^;
言ってることは、うんうん、なるほどね・・・と思うのですが・・・・。


津村さんは、小説の方がいいな。
面白くないわではないけれど、途中、飛ばし読みしたので
星は少なめで・・・・m(__)m


                              ★★



発行年月:2011年8月


 大人なら大人らしくしろ。

父親がいる家にはいたくない。セキコは苦しかった。
塾の宿題は重く母親はうざく妹はテキトー。世の中にまともな家はあるのか。
怒れる中学3年生のひと夏の物語。

                  (筑摩書房HPより)





中学3年生の飯田セキコ。
仕事を辞めた父(これで3度目)が家でゴロゴロ一日中しているので
家に居たくない。
図書館に閉館まで居てみたり・・・喫茶店で時間を潰したり・・・・

時は夏休みに入り、お盆休み前に、塾の宿題がたっぷり出て
同じ塾に通う友人たちの元に行っては答を写させて貰ったり、写させてあげたり・・・


ああ、中学時代の夏休みを思い出すわ~という内容。

セキコが一番親しくしている、ナガヨシが変わっていて面白い。
別に好きではないけれど、なぜか男子の大和田を尾行するのが趣味。

他にも英語だけ成績優秀なクレ(男子)。
塾ではいつもトップクラスの室田いつみ。



家族に不満があってもそこに留まるしかない年代。
独立するまでは、そのなかで生きて行くしかない。


もう1篇の話「サバイブ」は「まともな家に子供はいない」の登場人物が
リンクして登場。
また別の家族のはなし。



なんてことはない話なんだけど、ああ面白かったと思えた。


                          ★★★★

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