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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2017年6月


 アート小説の旗手として圧倒的人気を誇る原田マハが、自身の作家人生に強い影響を与えた絵画はもちろん、美術史のなかで大きな転換となった絵画を紹介。原田作品ではおなじみの名画も多数掲載!      

                      (集英社HPより)



先ずは、巻頭にあるカラーの26の絵画。
何処かで目にしたことがある作品がずらり並ぶ。

それについて1つずつ、マハさんが解説。
その絵に出会ったときのこと。作品がつくられた時代背景や、画家が作品に
込めた想いなど。

興味深く巻頭の絵を見ながら読みました。

大抵の絵は何処かでみたことあるけれど、2枚目の
作者不明の  秘儀荘「ディオニュソスの秘儀」に惹かれた。
以前、ポンペイの遺跡から発掘された美術品の展示会を見たことあるけれど
この絵、あったかなぁ~?
この絵にある、赤い色がすごく綺麗!


マハさんの絵画に寄せる想いも伝わって来て、今まで読んだ美術関連の小説の元に
なっているんだなぁ~。
そして、これからの作品も期待しています♪


                         ★★★★★
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発行年月:2017年10月


 誰も知らない、ゴッホの真実。 天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。 二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。 1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出すーー。『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者による アート小説の最高傑作、誕生!

                  (幻冬舎HPより)



ゴッホの話。
彼の作品が世に出るまで、こんなドラマがあったのか?
どこまでがフィクションなんだろう?

日本人の林忠正は、画商として実在した人物であろうけど、その弟子のような
存在の加納重吉は、フィクションかな?
でも重吉の存在は、この物語のなかでは重要な人物だった。

ゴッホを支える弟のよき理解者として存在していた。

ゴッホの作品が世に出たのには、弟の存在なくしてはあり得なかったかも。

ラストは、なんだか泣けた。
弟が、どれだけ兄・ゴッホのために尽くしたのか考えたら・・・。


表題の「たゆたえども沈まず」は、パリ市の標語だそう。





良い言葉だな。

ゴッホと日本美術の関わりは、なんだか日本人としては嬉しい話。


近く、ゴッホの映画も公開される予定。
そちらも楽しみ(^^)


                      ★★★★★



発行年月:2017年6月
             

一枚の絵が世界を変える――原田マハが描く最高のアートエンタテインメント

ジャクソン・ポロック幻の傑作が香港でオークションにかけられることになり、真矢美里は七人の仲間とある ジャクソン・ポロック幻の傑作が香港でオークションにかけられることになり、真矢美里は七人の仲間とある計画に挑む。一方アーティスト志望の高校生・張英才のもとには謎の集団「アノニム」からコンタクトがあり!? 

                    (角川書店HPより)




今回は、今までの作品とちょっと違う面白さ。
美術の話には違いないけれど、ほぼフィクション(^^)

舞台は香港。
そこで開かれるオークションの目玉としてジャクソン・ポロックの幻の傑作
<ナンバー・ゼロ>が競売される。


ジャクソン・ポロックって知らなかった。
表紙の絵がそれだけど、最初みたとき「?」。
素晴らしさがよくわからない^^;

でもなんだか読み終わった後見たら、違う風に見えてきた!
凄いなこれ!・・・・笑


アノニムは、窃盗集団の名前。
でも、彼らのやっていることになんだか応援したい気持ちになる。
世の中から離れたところに埋もれてしまっている美術品に光を当てるかんじ?
オークションの場面は、面白かった!



アノニムと高校生の張英才の共同作戦は最高!

また違う話で彼らの活躍が読みたいなぁ~。
シリーズ化ありかな?と期待!


                         ★★★



発行年月:2017年1月


 

現代のロンドン。日本からビクトリア・アルバート美術館に派遣されている客員学芸員の甲斐祐也は、ロンドン大学のジェーン・マクノイアから、未発表版「サロメ」についての相談を受ける。
このオスカー・ワイルドの戯曲は、そのセンセーショナルな内容もさることながら、ある一人の画家を世に送り出したことでも有名だ。彼の名は、オーブリー・ビアズリー。
保険会社の職員だったオーブリー・ビアズリーは、1890年、18歳のときに本格的に絵を描き始め、オスカー・ワイルドに見出されて「サロメ」の挿絵で一躍有名になった後、肺結核のため25歳で早逝した。当初はフランス語で出版された「サロメ」の、英語訳出版の裏には、彼の姉で女優のメイベル、男色家としても知られたワイルドとその恋人のアルフレッド・ダグラスの、四つどもえの愛憎関係があった……。退廃とデカダンスに彩られた、時代の寵児と夭折の天才画家、美術史の驚くべき謎に迫る傑作長篇。

                   (文藝春秋HPより)




オスカー・ワイルドもオーブリー・ビアズリーも名前だけ聞いたことあるかな?

というくらいでしたが、マハさんの物語を読んだら、凄く興味が沸いてきました。
特に、オーブリー・ピアズリーの絵をもっと他のも見てみたいと強く思いました。

表紙の絵も恐ろしい絵ですが、綺麗でなんだか惹かれます。

オスカー・ワイルドの戯曲の出版にあたりその挿絵を描くことになったオーブリー。
二人は、仕事以外でも特別な関係になり、それを阻止しようとする
オーブリーの姉・メイベルとアルフレッド。
それぞれの想いが絡んでの愛憎劇。

オーブリーは結核により喀血を繰り返す。
25歳の若さで亡くなっている。

姉のメイベルは死期を早めたのは、オスカーと出会ってしまったからと言うが
短い生涯でも世に残す芸術を遺せたオーブリーは満足だったのかも。


次は、どんな芸術家の話を読ませてくれるかなぁ~?
次回作も待ち遠しいです。


                         ★★★★





発行年月:2016年11月

印象派の画家といえばルノアール、ゴッホ、セザンヌ。今や作品が破格の値段で取引されるようになった彼らも、かつてはフランスアカデミーの反逆児だった。その嚆矢【ルビこうし】ともいうべき画家が、クロード・モネ(一八四〇~一九二六)である。彼が一八七三年に発表した《印象―日の出》が「印象のままに描いた落書き」と酷評されたのが「印象派」のはじまりである。風景の一部を切り取る構図、筆跡を残す絵筆の使い方、モチーフの極端な抽象化は、実は日本美術の影響を受けている。アート界の第一人者がモネのミステリアスな人生と印象派の潮流を徹底解説。

                   (幻冬舎新書HPより)


数々の美術絡みの物語を書いているマハさんの今回は
本格的な美術解説書というかんじ。

モネについてだけでなく、ほかの印象派の画家たちについての
解説もあり、とても興味深く読んだ。

マハさんがそんななかモネに特別の感情を抱くようになったエピソードも
素敵。
マハさんの美術との関わりの経緯も楽しめた。

絵画も多数、載せてあり、美術にさほど知識がない、わたしでも
楽しく最後まで読めた。


 

                       ★★★★
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