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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2020年2月


港町を見下ろす高台にある高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉。一年前の火事で当主とその妻は焼死。二人を助けようと燃え盛る炎の中に飛び込んだ娘の文(ふみ)は怪我を負い、記憶を失った。ところが、その火事の玄蕃には身元不明の焼死体があった――。あの火事は〈事故〉なのか〈事件〉なのか? 文の甥・光(ひかる)は刑事の磯貝とその真相を追うことになるのだが……。
「本当に光くんはできる子ですね。大学を卒業したら警察に来ませんか?」

                      (光文社HPより)




明るい料亭旅館の話かと想像していたら・・・なかなか重たい話でした。


漏電による出火とされた焼死者4名の事故だったが、
うち一人に刃物による腹部の外傷があったという事実から刑事・磯貝は、一人で
真相を追っていた。


それに協力する、大学生の桂沢 光。
父親は弁護士で、磯貝刑事とは親友であり、火事で亡くなったうちの二人は祖父母。
自身も真実を知りたいという気持ちが強く、刑事と連絡を取りながら真相を探る。



刑事の磯貝が、なぜ、そこまで真相を追うのか、最初は疑問だったが
読んでいくうちに、その理由がわかった。


事件の真相は、結果的には、ほぼ事実じゃないかというところまで来た推測で終わる。
でも、そこではっきりさせても、誰も幸せにならない。
このままの終わり方がよかったと思う。



光は、いい青年だな。
思いやりもあるし、機転も利く。
磯貝の言ったように、磯貝の相棒としていつか活躍してほしい。


磯貝も真相を追ったが、そこには代償もあった。
正義感が強いタフな人だな。

大学教授の宮島とのコンビ話、またいつか読みたい!



                              ★★★★
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発行年月:2020年3月

両親の死と引き換えに、僕らは〝家族″を手に入れた――。

 ベストセラー「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、感動の家族小説!

 平凡で幸せな家庭に育ちながらも、突然の交通事故で、両親を一度に失ってしまった、稲野朗・昭・幸の三兄弟。そんな彼らを助けるべく、それまでほとんど面識のなかった母方の祖母が家にやってきた。その暮らしの中で兄弟たちは、祖母と母の不仲の理由や父の出生の秘密など、これまで気づかなかった家族の裏側を少しずつ知っていくのだが……。

 生前の父と母がそれぞれ隠していた、〝秘密″とは。「普通の家族」とは何なのか。

 中・高・大学生の三兄弟の成長と、家族の絆を描いた、感涙必至のハートフルストーリー。

                 (PHP研究所HPより)


横浜に住む稲野家の三兄弟。
朗(21歳)、昭(17歳)、幸(14歳)の時、両親を事故で亡くす。

母方の祖母・栄枝が北海道から兄弟の家事を手伝うために暫く一緒に住む。
ある日、父の学生時代からの親友だという川西が訪ねて来て
父には、別の家庭があるのだと知り、驚く。

小学1年生だという優衣とその母親・由美恵に会うため、長男の朗は川西と
出向き、父の死を伝えることに。


三兄弟は、父の遺した優衣は自分たちの妹だと認める。



良い話だなぁ~。
ちょっと出来すぎなくらいいい話だけど、こんな風に優しい気持ちで
遺された父親の子どもを受け入れる三兄弟は素敵だと思った。

別の家庭を持っていた父親を責める気持ちもあって当然だけど
いいじゃない、こういう兄弟。

出来すぎだけど、こんな話、実際にも案外、あるのかも。

エピローグの優衣が高校生になっての話で三兄弟がそれぞれ自立して
立派な社会人になったこともわかって、嬉しかった(^^)


                      ★★★★


発行年月:2019年7月


「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、レトロで心温まる連作短篇ミステリー。1971年。元刑事・蓑島周平と元医者・花の夫婦の駐在生活も板についてきた頃。新たな仲間、柴犬のミルも加わりのんびりした生活......と思いきや、相変わらず事件の種はつきないようで――。平和(なはず)の田舎町を、駐在夫婦が駆け回る!日曜日の雪は、落とし物子どもたちが作った雪だるまが......歩いていなくなった?木曜日の滝は、逃亡者指名手配犯の目撃情報が! 見つかった場所は――?土曜日の涙は、霊能者村を騒がせる自称霊能者の女性。彼女の目的は?火曜日の愛は、銃弾兄弟喧嘩があわや殺人事件に。その悲しき真相とは?

                    (中央公論新社HPより)


冬の話から始まって。、春、夏、秋、それぞれの季節に起きた事件について。

どの話も、人が人を想う優しさから起きた事件というかんじ。

駐在所の2階に、神社の一人娘・早稲ちゃんと。山小屋で働く圭吾くんが結婚して
新居として住むことになり、賑やかで楽しそうな日常が良い感じ♪

元外科医の花さんの指の回復も順調な様子で、物語の最後にあったように
ここで診療所みたいなものが出来たら素敵だろうなぁ~。

このシリーズ、続いて欲しい!


事件の真相を知る過程も楽しい。


                        ★★★★


発行年月:2017年11月

昭和五十年。雉子宮駐在所に赴任した元刑事・周平と、元医者・花の若夫婦。平和なはずの田舎町にも、事件の種は尽きないようで……? 新任駐在夫婦がワケありな事件を解き明かす「東京バンドワゴン」シリーズ著者初(?)の警察小説!日曜日の電話は、逃亡者 赴任初日、村に強盗犯がやってきた?水曜日の嵐は、窃盗犯 寺秘蔵の仏像が盗まれた……かもしれない?金曜日の蛇は、愚か者 子供たちの遊び場に蛇が大量発生。一体なぜ?日曜日の釣りは、身元不明 身分証を無くした釣り人の遺体。彼の正体は?

                 (中央公論新社HPより)



昭和の時代のいい意味で緩い感じがいい。

村でも事件は起きる。
駐在所のおまわりさん、簑島周平(30歳)と妻・花(32歳)の人柄がいい。

罪を犯した人がなぜ、そういう行動を起こしたのかを考えた対処するのには
温かみを感じる。

今の時代ならネットやらSNSで、すぐ晒されてしまう個人情報もこの時代は
まだ、広く知られてしまうこともなく・・・・
周平のやったことは、今の時代じゃ問題にされちゃうかもだけど・・・


続編の存在を先に知ったので、続いて読んでみよう。
もしかして、続編では平成とかに話は移っているのかな?


                        ★★★




発行年月:2018年12月

誰もがテレビに夢中だったあの頃、8時の時報と共にあいつらがやってくる!

1969年、人気絶頂のバンド「トレインズ」のボーヤ葛西靖之(チャコ)は、個性的なメンバーたちに振り 1969年、人気絶頂のバンド「トレインズ」のボーヤ葛西靖之(チャコ)は、個性的なメンバーたちに振り回されていつも忙しい。ある日、楽屋で殺人未遂(?)事件が発生し--元気全開、昭和青春ミステリの開幕! 

                   (角川書店HPより)



8時だよ全員集合~!
ドリフターズの番組を観ていた子ども時代を懐かしく思い出しながら読んだ。

探偵の要素は・・・あまりないような気がしたけれど、まあまあ楽しめた。

あの時代の芸能ニュース的なことも盛り込まれていて。。。。
ああ、〇〇のことだな?
とその時代を知っている人なら想像できる。


悪くないけど、これはエッセイでも良かったんじゃないかな?


                          ★★★
 
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