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読んだ本の感想あれこれ。
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7c8883fe.jpg発行年月:2011年11月

泥棒稼業はとっくに引退したはずの老紳士。
商店街の厄介事が気になり、昔取った杵柄の
“泥棒”のワザで事件を解決。
楽しくて時折ほろ苦く、じんわり温かい物語。



                     (ポプラ社HPより)


楽しかった!
矢車聖人70歳・・・・イギリス人で日本に聞かして今は花咲小路に娘と住んでいる。
イギリスでは、1950代末~1960年代、国中の美術品や金品を上流階級宅から盗みまくり決して捕まらず世紀の大泥棒<泥棒紳士セイント>の話は有名。
そのセイントが、矢車聖人なのだ!
こんな設定から、何かワクワクする。

イギリス人紳士だけど、日本の商店街の住人として、日常を送っている。
娘の亜弥(25歳)は、近所の小中学生を対象に英数塾を開いている。
そして、亜弥の幼馴染たち(亜弥より4つ年下)、北斗と克己は、聖人の人助けと称した盗みに手助け。

みんな仲良しなかんじもいいなぁ~。


しかし、商店街が外国企業に丸々買収される危機が迫る!

どうするんだ!?

なるほど・・・そういう作戦だったかぁ~!とにんまり(^^)

誰も傷つけないし、こういう頭の切れる頼れる人の存在は格好いい!

表紙の絵も雰囲気に合っていて◎!



 

★★★★

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51le3Cd6MBL__SL500_AA300_.jpg発行年月:2011年10月


「東京バンドワゴン」の小路幸也が描く、ラブ&ミュージックな物語


平凡な営業マン・石井は、仕事の途中で事故を起こしてしまう。
パニックを起こし、伝説のギタリスト兼ホームレスのシンゴ、バンドマンのコジーも巻き込んで逃げた先は、引きこもりの高校生・聖矢の土蔵で……!?


                                                                        (角川書店HPより)


最初に書かれていることは・・・・後々、真相がわかります。
そのときは「?」なんだけど・・・・。

これは、2011年の6月30日の早朝から翌日7月1日の早朝までの丸一日の出来事。

最初に書かれている話は、この物語の中間くらいに起きた事というかんじかな?

登場人物は・・・
・杉田辰吾60歳・・・・元プロのギタリストで、その腕は一流だったが、現在はホ-ムレス。
・吉川宏52歳・・・・警察官。辰吾のプロ時代を知っていて、ホ-ムレスの辰吾を何かと助けている。
若い頃は、仲間と音楽をやりドラム担当だった。
・石井和正34歳・・・・印刷会社勤務。歌の上手さは抜群。
・小嶋隆志26歳・・・・アマチュアミュ-ジシャンでべ-シスト。
・田仲聖也16歳・・・・いじめが元で現在、引きこもり中。一日、パソコンに向かっている。ピアノ演奏が出来る。
・田仲茉莉26歳・・・・聖也の姉。以前はバンドのマネ-ジャ-をしていたが、現在は飲食業にも経営する音楽会社のため、そちらの企画課に所属。


これらの人物のことが、最初は単独で描かれ、やがて最初に起きたことが発端で、皆が一同に集まる。
何ら違和感なく、偶然が重なって・・・・。

そして、一夜限りのバンド結成。

最初に起きた事の真相も明らかになり、ホッ。

楽しい物語でした♪

音楽が出来るって、いいなぁ~。

読み終えた後で、表紙絵(裏表紙にも3名が描かれてます)の人物を当てはめてみるのも楽しい!


★★★★
 
51bdMVZm1LL__SX230_.jpg    発行年月:2011年6月

大学で研究する和弥は、恩師の娘を嫁に貰った。ある日、帰宅すると妻が猫になっていた。実は和弥は、古き時代から妖に立ち向かう蘆野原一族の若き長。幼馴染みで悪友の和泉と、猫になった娘とともに、文明開化の世に出没する数々の災厄を防いでいく。陰陽師や祓師のような力を持つ主人公と悪友との軽妙なやりとり、猫になったときの記憶がない美しい妻との叙情的な日常を、丹念な筆致で描く幻想小説。

    
                                       (徳間書店HPより)


不思議なお話でしたが、ゆるゆるとした雰囲気が心地よくアッという間に読み終えてしまった。
蘆野原という故郷を離れて暮らす和弥とその妻・優美子の会話の様子も良いけど、和弥の同郷の友人・泉水とのやり取りも楽しい。

しかし、郷の蘆野原への思いは複雑なものがあり、長という立場にある和弥の抱えるものの重さもなんとなくわかりただほのぼのした雰囲気だけで語られる話ではなかった。

短い話が連作のように語られ、次々と不思議な現象が描かれるけど、不思議と自然に受け入れられる。
猫になったり人間になったりの妻・優美子に加えて登場の幼女・多美。
その多美もまた子猫の姿から登場で、なんじゃこりゃ?と思ったけど・・・・
よくわからないなりに、なとなくその雰囲気は受け入れてしまった。


不思議な力をもつ主人公の話は、過去にもいろんな作家さんで読んだけど、
こういう雰囲気は好きなので、面白かった。

表紙の猫の写真がすごくいい!



 
★★★
    
82b79893.jpg発行年月:2011年1月


赤星中学内で対立する運動部と文化部の架け橋となり、
学内に平和をもたらす存在〈ピースメーカー〉は、
放送部の良平とケンちゃん----
知恵と愛嬌の凸凹コンビだ!

 
                        (ポプラ社HPより)



物語は1970年代。
今の時代では、もう使わないでしょ?みたいな物が沢山出て来て、自分が中学時代を過ごした時代ともほぼ同じ頃なので、なんだか学生時代を懐かしく思い出したりしました。

運動部と文化部、それぞれの総合顧問が玉置先生と菅野先生ということで、生徒たちの間では、両者の敵対関係のことを「カンタマの戦」と呼んでいる。
なりほど・・・・。
そんな先生同士の対立関係が生徒たちにも影響を与えるって、ちょっと可笑しいけど、後々の出来事にこの両者の対立は必要不可欠。

そんな対立をなんとか和気藹々とした物に持って行きたいと考えている中山先生。
中山先生から放送部入部を打診された僕(林田良平)。
平和の使者、ピ-スメ-カ-として活躍する。

良平の他に主な活動をしている放送部員はケンちゃんのみ。
ほぼ二人でスピ-カ-とマイクロフォンを駆使し、校内の情報収集に奔走。
昼の校内放送には、ケンちゃんのうちがジャズ喫茶のため、そこから持ち込んだレコ-ド盤をかける。
ジャンルはいろいろ。
この曲がまたまた懐かしい(^^)
校内のちょっとした難題を上手く解決していく様子が愉快でした。

途中、転校により部員となった女子生徒の三浦さんが加わってからも良かった。
幽霊部員で部長の沢本さんの存在も活きていた!

登場人物全員のキャラクタ-が良い♪

明るく爽やかな青春小説って、やはり読んでいて楽しい。

★★★
4bbbc8ce.jpg発行年月:2010年11月


ろくでなしでも、世間は名優と呼んでくれる。役者とはそういう職業だ。

 山と海に囲まれた、とある町の古い日本家屋。かつてそこは、日本の映画界を支えてきた笠松市朗が、愛する家族と過ごした家だった。笠松の息子、俳優・園田準一、笠松の前妻であり女優だった園田睦子、そして人気俳優で、笠松の二番目の妻との間に生まれた岡本裕。岡本の恋人である、人気女優の二品真里。バラバラになっていた彼ら五人が笠松の家に集まった。彼らの葛藤と思いが交錯するドラマの幕がいま開く。みな役者という彼らが、ひとつ屋根の下展開していくドラマ。「ラプソディ・イン・ラブ」――監督、紺田がつけたタイトルだ。彼らの言葉は、台詞か、真実か……。

 「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く家族の肖像。


                                          (PHP研究所HPより)


登場人物たちが皆、役者。
監督の脚本によって進むドラマだけど、アドリブもあり、脚本も日々変わっていく様子。

言葉が台詞なのか?本心なのか?
考えながら読んだりしていましたが、途中から、もう、いちいち考えるのも面倒で全部この家族の真実だと考えて読んでました^^;


なんでもない家族の会話。
そこには、温かい雰囲気があり、和気藹々とした空気が流れていた。

けれど・・・監督の指摘で爆弾を仕替えろと。

そして、出てくる爆弾発言。

結構、衝撃的でしたね~。

俳優一家の次男・岡本裕と結婚予定の二品真里の両親とのちょっと暗い関係。

世間では名優と謳われる笠松市郎と睦子の出会い、そして夫婦になるまでの波乱万丈の出来事。


この二つの爆弾に対するほかの家族の発言(台詞)が良かった。

良い家族だなぁ~(^^)


ラストは温かい気持ちになれました。


★★★★
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