忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6



発行年月:2014年8月

警視庁SPの土壁英朗は仕事の負傷で休暇を取り、幼い頃両親の離婚で別れたまま2年前に事故死した母の墓参りに赴く。北海道にある母の実家は町を支配する名家で、今は祖父母と小5の異父弟・未来が住んでいた。しかし初めて会う未来は自分が母を殺したと告げ、自ら座敷牢に籠もっていた。その真意とは? さらに町では謎の事故が相次ぐ。信じるべきものがわからぬまま、英朗は家族を護るため立ち上がる。

                (早川書房HPより)




警察官の土壁英朗が休暇で亡き母親の墓がある北海道に行き、そこで繰り広げられること。
SPとしての職務中、拳銃で負傷した土壁だけど、いろいろな疑問を
突き詰めていくうちに、自身の怪我も因果めいたものだったのだと気づく。


最初からインパクトあり、話のなかにグイグイ引きこまれた。
北海道の母の実家では初めて知る母親に関すること。

母親の遺した息子・11歳の篠太未来。
土壁の父親と別れた後で別の男との間の子。
土壁にとっては、父親違いの弟。

未来君が可愛い。
素直で賢く、土壁との関係も自然に親しみのこもったものになっていく。


段々と明かされる謎の部分だったが、最後までわからなかったことも。
未来くんが何故、母親の死に責任を感じてしまっていたのか?


終盤、バタバタといろんな真実が明るみになって来たが、その点は疑問のままだったので
なんだかモヤモヤ。

でも、いろんなことがあったけど、一番心配だった未来くんの今後が
ちょっと安心できるかんじであったのが良かった。

まあまあ面白かった。


                             ★★★
 
PR




発行年月:2014年6月

榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も“幸せ”を感じたことがないらしい。なぜなら“幸せ”を感じた瞬間、死神は……「幸せな死神」。

 池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら<小吉人生>と称して楽観視していた。一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ……「貧乏神の災難」。

 人は時に、感謝したり、絶望したり、大事なものを見失いかけたりするもの。そんな人々の前に現れる神様の「意外な目的」が胸を打つ。

 「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者が紡いだちょっぴりひねりを利かせた短篇集。 

                       (PHP研究所HPより)




「死神」「貧乏神」「疫病神」「道祖神」「九十九神」「福の神」。

それぞれの神様の物語。

この物語のように、神様って結構、すぐそばに存在しているものだったら、楽しいな。
そして、神様同士、自分の受け持ちの人のことを情報交換してるんなんていうのも
愉快。

どれも素敵なお話でしたが、最初の「幸せな死神」が一番好き。
死神に対する認識が 変わったし・・・
こんな死神だったら、わたしも近くに感じたいなぁ~。
ウイスキーを頭からかける機会は、下戸なので、なさそうだけど・・・^m^


「ひとりの九十九神」も楽しかった。
神様がお釜に宿っているって・・・愉快。


宗教とか、あまりピンとこないけれど、いろいろな神様は居るっていう考え方は
受け入れられるなぁ~。

読んでいて楽しかったけれど、福の神だけは、ちょっと気の毒なかんじ。


                           ★★★★





発行年月:2013年11月


 非番になると必ず祖母から商店街の相談事を持ち込まれ、いつのまにか解決のために奔走する羽目になる若手刑事のほのぼの事件簿。

                 (ポプラ社HPより)


前回の『花咲小路四丁目の怪人』は、老紳士がご近所の謎解きをしていましたが、
今回は、新米刑事・赤坂淳が、謎解き人。
祖父母が営む「和食処あかさか」に居候しながら、非番の日に、主に祖母から
頼まれてご近所の謎を解いていく。

<猫騒動><天国からの手紙騒動><ティーラードメイド騒動><檸檬騒動>
そして最後は<あかさかでの騒動>



事件解決にちょいちょい絡んで来る、三家あきらは何者?の謎もなんとなく
解けて、淳とちょっと良い感じになっていくのも楽しかった。

花咲小路って何丁目まであるんだろ?
少なくても、2丁目、3丁目はあるはず。
ぜひ、その話も読みたいな。


気楽なかんじで、アッという間に読み終えました♪


                          ★★★
 


発行年月:2013年7月


「お父さん、会ってほしいひとがいるの」
新たな門出を心から祝うために、父が最後にできること。
感動の家族小説。

父のは父の、娘には娘の、言えない気持ちがある
今年26才になる実希に、結婚を考えている相手がいるらしい。
17年前、妻の佳実が事故で亡くなって依頼、孝彦が大切に
育て上げた娘。
その相手というのは、幼馴染の古市真くんだった。
実は、生前の妻は古市夫人との折り合いが悪かったようなのだ。
孝彦は真に会う決心がつかず・・・。

                   (祥伝社HPより)


男手ひとつで育てた娘の結婚。
結婚相手に会う決心がつかないのには、わけがあり、それは生前の妻が
娘の相手の母親との人間関係に悩んでいた記憶があったから・・・。


結婚となると当人同士だけのことじゃないからね~。
その両親、親戚との付き合いも絡んでくるわけで。。。。
そういう意味で、孝彦が慎重になる気持ちはよく理解出来ました。

相手の真が好青年であったとしても、心から祝う気持ちになれない原因を取り除かねば・・・。
そして孝彦は、実際に真の両親に会う。
以前、同じマンションの向かいの部屋に住んでいた家族。
妻と真の母親との関係は、本当に悪かったのか?確かめるためにも。


当人同士が凄くお似合いのカップルなので、どうにかして幸せになってほしいと
願う気持ちで読んでいました。
そして、孝彦の疑問も解消し、心から結婚を祝福出来る気持ちになったのは
読んでいる側としても嬉しかった。

実希の父親に宛てた感謝の手紙は泣けました。

良い物語でした!!
 
 
                         ★★★★★

 
 
51Oak5DVXRL__SX230_.jpg   発行年月:2013年2月
 


   謎の少年と花の少女、奇跡と秘密の物語

   〈奇跡の蜂蜜〉を作るポロウ村に転校してきたレオ。
   蜂蜜の秘密に関わる旧家の娘サリーは、
   以来次々と不思議な出来事に出会う……。


                          (文藝春秋HPより)


ポロウ村の蜂蜜は有名。
村ではハチを驚かすような大きな音の出るものがない。

ロウゼ家は蜂蜜の蜜になる花や果物を育てる家。
サリ-はそこの跡継ぎ。

ゼンダ家は代々続く養蜂家。
ジャックはそこの跡継ぎ。

そんな村にレオという少年がやってきた。
サリ-とジャックと同年で、3人は仲良しになる。

しかし、レオがポロウ村に来たのには、ある使命のためだった。


とってもファンタジックで、自然豊かな風景が浮かぶような読んでいて気持ちいい物語でした。
日本とは別のどこか外国の昔話というかんじ。

妖精も登場!


外国の児童文学に近いかんじした。

小路さん、こういうお話も書けるんだぁ~。凄いな。

蜂蜜色の表紙も素敵♪


                                         ★★★★★

カレンダー
04 2020/05 06
S M T W T F S
1
3 5 6 8 9
10 11 12 14 15
17 19 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]