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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2017年5月


 羽野千夏は、民俗学の「口頭伝承」を研究する大学生。“消えない記憶”に興味を持ち、認知症グループホーム「風の里」を訪れた。出迎えたのは、「色武者」や「電波塔」などとあだ名される、ひと癖もふた癖もある老人たち。なかでも「くノ一」と呼ばれる老女・ルリ子は、夕方になるとホームから脱走を図る強者。ほとんど会話が成り立たないはずの彼女が発した「おろんくち」という言葉に、千夏は妙な引っ掛かりを覚える。記憶の森に潜り込む千夏と相棒の大地。二人を待っていたものは……!

                      (講談社HPより)




千夏と老人たちの会話が愉快。
自然と老人たちを語らせるのが上手い!

民俗学っぽい話を語る青村ルリ子(92歳)。
「おろんちく」「がらんど」・・・何やら怪しい気配。

その単語の意味を知りたいとネットに投稿し、反応したのが高校生の立原大地。
母親との折り合いが悪く不登校になり未来を失いかけた大地だったけれど
千夏と交流し、一緒に謎を追ううちに、なんだか活き活きしていった。

老人たちも共通の話題で盛り上がって楽しそう。

認知症の人がこんな風に即、反応するのは、ちょっと出来すぎだとは
思うけれど、物語としては面白かった!

千夏と大地、いいコンビだな~。
本当の姉と弟みたい。


社会問題も絡んで、楽しいばかりじゃない話だけれど、読み始めたら
一気読みだった!

他の作品も俄然、興味が沸きます!


                        ★★★★
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発行年月:2017年12月


 

老若男女よ、全力で着飾れ。退屈を吹き飛ばす、
曲者だらけの痛快エンタメ!

「自分の人生は、自分以外のだれにもゆだねるな」死にかけの商店街に突然飾られたコルセット“コール・バ 「自分の人生は、自分以外のだれにもゆだねるな」
死にかけの商店街に突然飾られたコルセット“コール・バレネ”。
それは、少年の人生を変える、色鮮やかな“革命”の始まりだった。

福島の保守的な田舎町で、ポルノ漫画家の母と暮らす男子高生・海色(アクアマリン)。
17歳にして半ば人生を諦めていたが、ある日、古びた紳士服仕立て屋「テーラー伊三郎」のウィンドウに現われた美しいコルセットに心奪われる。
頑固な老店主・伊三郎がなぜ女性下着を――騒然となる町内を尻目に、伊三郎に知識を買われたアクアは、共に「テーラー伊三郎」の新装開店を目指す。
活動はやがて、スチームパンク女子高生や町に埋れていた職人らを巻き込んでいき……。


                       (角川書店HPより)




最高~♪

紳士服専門店の店先に突如、飾られたコルセット。
正式には、コール・パレネと言うそうだけど・・・・

それを目にした高校生の津田海色(アクアマリン=通称アクア)。
母親が官能漫画家で、その漫画の舞台はフランス革命前後ということから
その頃の装飾には、詳しいアクアは、そのコルセットを作った伊三郎に
尊敬の念を抱く。
放課後は、テーラーに立ち寄り、伊三郎の作業を眺める日々。

そして、もう一人そのコルセットに魅了されたのがアクアの同級生・三木明日香。

アクアと明日香は、次第に友情を築き、商店街の高齢女性たちをも巻き込んで
大々的な町おこしへと進んでいく。


紳士服店の伊三郎氏がなぜ、女性用のしかもコルセット作りを始めたのか?

それは亡くなった愛妻への思いやりだった。


いいなぁ~。
みんな楽しそうで。

著者の作品は、初めて読んだけど、ほかのも読んでみたい!

洋服のこと、色々調べたのかな?と思ったら服飾の学校を卒業して
そういう仕事もしてきた人だった!
なるほど~。


                           ★★★★★




  発行年月:2018年2月


 
黙る妻、呆れる娘、耐える嫁
vs.
鈍感すぎる男たち

全女性に贈る“読むデトックスサプリ”
女たちのリアルな叫びに共感必至、
旦那にも読ませたい本NO.1!?

大手石油会社を定年退職した庄司常雄(しょうじつねお)。夢にまで見た定年生活のはずが、良妻賢母だった妻は「夫源(ふげん)病」を患(わずら)い、娘からは「アンタ」呼ばわり。気が付けば、暇と孤独だけが友達に。そんなある日、息子夫婦から孫2人の保育園のお迎えを頼まれて……。
崖(がけ)っぷち定年オヤジ、人生初の子守を通じて離婚回避&家族再生に挑む!

女は生まれつき母性を持っている?
家事育児は女の仕事?
“都合のいい常識”に
毒された男たちに、
最後通告!

                  (祥伝社HPより)



夫が定年退職し家にずっと居て、今まで通り何から何まで妻にやらせて平気でいられたら、そりゃ、腹が立ちますよ~。
この物語の妻の気持ち、よ~くわかる。
味方になってくれる娘がいてくれて良かった!

でもこの定年オヤジは、少しずつ今までの自分の考え方が
間違いだったと気づいて直そうと努力してくれるから
まだ良かった。

世の中には、改造出来ない夫も多いんだろうな~。

これは男性にも読ませたい!!


                  ★★★★



発行年月:2007年4月

出会った瞬間から少しずつ、日々確実に、発狂してきた――。有名カメラマン新崎の専属モデルを務める早希は、私生活でも密かに彼と同棲している。付き合って三年を過ぎ、セックスの時以外は体に触れてこない新崎。不均衡な関係に深い倦怠感を覚えるなか、ずっと早希のファンだったというバンドマンの松木と出会う。ひずみのない愛を求めては傷つく女性の心理に迫る、傑作恋愛小説。

                   (新潮社HPより)



モデルの早希みたいな若い子、多いのかな?
摂食障害で35kgの体重を維持するために、大量の食べ物を
咀嚼しては吐き出すの繰り返し。

専属カメラマンの新崎と同棲しているけれど、友人が引き合わせた
バンドのボーカル・松木と親しくなる。
松木は、感情を素直に表現し、会った途端から、早希に猛アプローチ。
そんな松木に惹かれていく気持ちは、なんとなく理解できたし、
このまま、松木と付き合って新崎とは別れるのか?と思ったら・・・
ああ、元に戻るのね・・・・。
なんだか、それも妙に納得。

他人から見たら、生き難い方に流れたと思うけれど、本人は、案外、そちらの方が
安心するのかも。

読み終わったあと、ドヨ~ンとした重たい気持ちが残ったけれど、
物語だとすれば、まあ面白かったかな?


                       ★★★
 



発行年月:2017年4月


 小学生になったばかりの沙恵は、学校帰りに母京子の勤務先に寄り一緒に帰宅する。スーパーに入った京子は、入口のベンチで待っていたはずの沙恵が、忽然と姿を消し狂乱する。そして数年が経ち、離婚した京子は今日もひとり、わが子の帰りを待ちながら、情報を集めてビラを撒く。失われた時間、果たせなかった親子の絆を求めて……。
『嫌な女』『我慢ならない女』に続く、もがく女たちの物語。その展開に驚愕する、衝撃の書下ろし長編!

                   (光文社HPより)



最初は、行方不明になった一人娘の紗恵の帰りを誰が何を言おうと帰ってくると
信じてまつ母親・京子が諦めない女だと思って読んでいた。
母親も諦めなかった女に違いないけれど、最後まで読むと、その娘・紗恵の方が
この物語の主役なんだと思う。


しかし、突然、行方不明になった6歳の紗恵が13歳で再び両親の前に姿を
見せるまでの生活は奇妙。
日本と離れて、他の国の島で同じように拉致された子どもたちと暮らしていた
日々。
そこから他に行った子どもたちは、どうなったんだろう?。
紗恵のようにそれでも保護された子どももいたけれど。


親元に戻ってからの生活も島で暮らしていた時とは違う窮屈さ。
母親の過干渉にうんざりの紗恵。


そして起きた事件には、びっくり。
それでも、それを機に紗恵に穏やかな日々が待っていると信じたい。


しかし、ちょっと異常な精神状態の女性を描くのが巧い作家さんだな。



                        ★★★
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