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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2023年1月


法律が裁けないのなら、他の誰かが始末する。
司法を超えた復讐の代行者――それが〈私刑執行人(ハングマン)〉
現代版〝必殺〟ここに誕生!
警視庁捜査一課の瑠衣は、中堅ゼネコン課長の父と暮らす。ある日、父の同僚が交通事故で死亡するが、事故ではなく殺人と思われた。さらに別の課長が駅構内で転落死、そして父も工事現場で亡くなる。追い打ちをかけるように瑠衣の許へやってきた地検特捜部は、死亡した3人に裏金作りの嫌疑がかかっているという。父は会社に利用された挙げ句、殺されたのではないか。だが証拠はない……。疑心に駆られる瑠衣の前に、私立探偵の鳥海(とかい)が現れる。彼の話を聞いた瑠衣の全身に、震えが走った――。

                   (文藝春秋HPより)




ささっと読了。

今までの中山作品に比べると、普通かなぁ~。
つい最後の大ドンデン返しを期待してしまうので・・・(^^ゞ


警察官の身を利用して、父親を殺害した者に復讐する話なんだけど、
自ら進んでこんな行動をするとは、ビックリ!

亡くなったお父さんは、瑠衣のこの行動は喜ばないと思うなぁ~。
自分が親だったらむしろ辛すぎる。
この後、瑠衣はどう生きるんだろう。

平然と警察官として生きてはいけないでしょう。
普通の神経ならば。


う~ん。
スラスラ読ませるけれど読後感がよくない話。



                         ★★☆
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