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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2021年8月


うまくて、泣ける。
子ども食堂を取り巻くひとたちの生きづらさと希望を描く、老若男女群像劇。
午後5時開店、午後8時閉店。
亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。
スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や、就活のアピール目的の大学生。
お客さんは、デートに向かうお母さんに置いていかれる小学生や、
娘と絶縁し孤独に暮らすおじいさん。
みんないろいろあるけれど、あたたかいごはんを食べれば、きっと元気になれるはず。
やさしくって、おいしくって、心にしみる。
子どもも大人もお年寄りも、みんなまとめていらっしゃい。

                  (講談社HPより)


子ども食堂を始めた波子さんが素敵。
事故死したご主人が亡くなる前に気にかけていた公園で夕方ひとりで
パンを食べている少年の話が、心に残っていて始めた。

良いことをやっていると思わないこと・・・なかなか深い言葉。

そこに来る子どもたち、その親、一人で食べに来た大人。
そこで働く人たち。

みんなが救われる場になっていく。

最後のお話には、ご主人が気にかけていた少年・ケイシンくんが
登場~!!
もう泣けた・・・(;O;)
ちゃんと成長した姿、ご主人にも見せてあげたかった!


実際のこども食堂は、こんなにうまくいくことばかりではないだろうけれど
こういう場所がもっと増えたらいいなと思う。
近くにあったら是非、お手伝いに行きたい。


この著者、男の人なんだ~と読んだ後で気づいた(^^ゞ

他にはどんなのを書いてるのかな?
他の書も読んでみたい。


素敵なお話でした。



                  ★★★★

              
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