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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2009年6月

大学受験失敗と家庭の事情で不本意ながら看護学校へ進学した木崎瑠美。毎日を憂鬱に過ごす彼女だが、不器用だけど心優しい千夏との出会いや厳しい看護実習、そして医学生の拓海への淡い恋心など、積み重なっていく経験が頑なな心を少しずつ変えていく……。揺れ動く青春の機微を通じて、人間にとっての本当の強さと優しさの形を真っ向から描いた感動のデビュー作。

                    (光文社HPより)




看護師のわたしが読むと、なんだか懐かしい場面ばかりでした。

実習はホントに辛かった。
精神的に・・・・。

主人公の木崎留美は、最初は、看護師になりたくて看護専門学校に入学したわけでは
なかった。
でも、真面目で相手を思いやり、看護師は合っている職業じゃないかな?と
感じた。

友だちになった、山田千夏も同様、一生懸命、実習の予習をしたり
良い看護師になれる素質を十分に持っていた。

しかし、最後は、千夏は自主退学。

その原因になったのは、実習中、看護記録の修正を強要されたから。

う~ん。
これは、ちょっと、わたしからしたら疑問。

だいたい、看護記録を修正液で書き直させるはありえない。
一度記入したものは、書き直せない。
直す場合は、二重線で消した上に訂正印が決まり事だから。
修正液で消したら、それは不正行為。



ま、それは置いておいて・・・
千夏の正義感に同情する。

実習した病院が悪かったために、将来有望な看護師を潰してしまったと思うと
腹が立つ。

後味悪いラストだったなぁ~。
遠野さんの死もよくわからんし・・・。

それでも、物語としては、まあまあ面白かった。


                         ★★★


 
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