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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2021年7月


もういちど会いたいです――。 都会のはずれのガケの上にある古いアパート。 その屋根裏にひっそり暮らしている元オーボエ奏者のサユリ。 唯一の友だちは、頭の中にいる小さなチェリー。 「流星新聞」の太郎、定食屋〈あおい〉の娘のミユキさん、鯨オーケストラの元メンバーたち……と個性的で魅力的な登場人物が織りなす待望の長編小説――。 『流星シネマ』と響き合う、 愛おしい小さな奇跡の物語

                  (角川春樹事務所HPより)



「流星シネマ」「屋根裏のチェリー」「鯨オーケストラ」

3部作から成るシリーズ。
登場する人たちがみんな穏やかで優しい雰囲気で癒される。

先に「鯨オーケストラ」を読んだので、オーボエ奏者のサユリが、人と付き合うのが
苦手で、頭のなかに存在するチェリーが唯一、気兼ねなく話せる相手だったと
知る。

チェリーは、良きアドバイザーだな。
外に出てみることを勧め、その行動によって、どんどん奇跡的な
出会いが生まれて行って、解散したオーケストラを再結成したい!と強く
思って行動するようになるんだから、凄い変化!

鯨オーケストラの再結成の過程も知れて楽しかった♪

音楽で繋がっていく人間関係って、素敵だな。

今も音楽が人を繋げていくドラマ「さよならマエストロ」を見ているけれど
ちょっと通じるようなものを感じた。


もう暫くしたら、また三部作を通して読んでみたい。



                      ★★★
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