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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2017年8月


 「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつての恋人。SNSでの邂逅から始まったぎこちないやりとりは、徐々に変容を見せ始め……。ジェットコースターのように先の読めない展開、その先に待ち受ける驚愕のラスト。前代未聞の面白さで話題沸騰、覆面作家によるデビュー作!

                    (新潮社HPより)




主人が先に読み、「面白いよ」と薦めるので読んでみた。


なるほど。。。こういう面白さか。

過去に恋愛関係にあった男女が30年ぶりにメールでやり取りをして
お互いの過去のことを明かし合うというかんじ。

以下、ネタバレ大いに含みます。
自分の覚え書きとして書くので・・・


淡なる懐かさから、お互いの思い出話をして・・・という段階から
ちょっと衝撃的な告白話へと変わっていく。


水谷一馬の30年間は・・・・・塀の中だったんだ~\(◎o◎)/!
そして、その罪は・・・
なんだか、今、世間を騒がせている幼女殺害事件を思い出してしまう。

そして、この男、危険!
塀から出て、復讐しようとしている(既に一人は済ませたってこと?)。

もうこういう人は一生、塀の中にいて欲しいわ~。



メッセージのやり取りだから、ササッと読めちゃった。
衝撃的ではあったけど、読み終えたら、すぐ忘れそう^^;



                           ★★★
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発行年月:2017年9月


 「エベレスト? 女なんかに登れるもんか」 そんな男の言葉に負けん気を発揮、 女性だけの隊で頂きを目指し、 8848メートルに立った淳子。 山頂から彼女が見たものは――。 直木賞作家が田部井淳子さんをモデルに書き上げた、渾身の長篇小説。 ただ、山が好きで、会社勤めをしながら暇さえあれば山に登っていた淳子。山が好きだということをのぞけば、ごく平凡な女性の淳子が、女性だけの登山隊でヒマラヤを目指すことになる。最初の目標はアンナプルナ。「女なんかに登れるはずがない」という言葉に反発して挑戦したが、初めての海外遠征は資金繰り、寝る暇もない膨大な準備、女性隊員同士の嫉妬、軋轢、分裂と大変なことだらけ。登頂は成功したが、苦い物が残った。複雑な思いでいる淳子に「ねえ、エベレストに行かない?」と声をかけたのは、ともにアンナプルナで苦労した隊長の明子だった。成功すれば、女性として世界初だ。山男である夫の正之に「行くべきだよ」と励まされ、淳子は決意を固める。アンナプルナ以上の困難を乗り越え、8848メートルの頂きに立った淳子の胸に去来したのは……。 好きなこと、やりたいことを見つけて、どんなに苦しくても一歩一歩、足を運べば、必ず夢は叶う。山を愛し、家族を愛し、人生を愛した淳子の生き方が、すべての女性の背中を優しく押してくれる。 直木賞作家・唯川恵が、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんをモデルに書き上げた、感動の長篇小説。

                     (幻冬舎HPより)




田部井淳子さんから、詳しくお話を聞いて書かれたんでしょう。

ご本人が書かれたかのような物語でした。

淳子の子どものころからの山登りに対する想いが描かれていた。

幼なじみの勇太や、大学の寮で知り合った麗香などが大人になっても
大きな影響を与える存在で在り続けた。

危険な山登りで、滑落事故も目撃したり、山登りそのものが過酷だけど
海外遠征の費用を捻出するのも大変そう。

でも、夫の正之との出会いは、淳子にとって一番の支えだったんじゃないかな?
海外遠征にもいつも「行って来い」と背中を押して、
なかなか言えないでしょ?

エベレストに上るかどうか迷っていた時も「行って来い」と言って
ただし、一人で待つのは寂しいから、その前に子どもを産んでくれなんて・・・・
凄すぎ!


女性だけで隊を作る苦労も知った。
登頂って、隊員皆が出来るわけじゃないっていうのも初めて知った!
同じように苦労して途中まで登っても確実に登れると隊長が判断した人しか
行けないんだ。
命かけのことだから言われてみれば当然だけど・・・・。
そこで、また不満や批判が出るって、やはり女性だけの隊の隊長って
精神的にもタフじゃないと務まらないことなんだな~。

これを読んでも山登り全然、したくない、わたしだけど
山登りする人に対しては前より一層、尊敬の気持ちが沸いてきた。


実際に田部井さんの書かれた書もあるようなので、そちらも読んでみたいな。


                         ★★★
 




発行年月:2017年6月


 大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケ最新刊! 「
こんな本、あったらいいな」が詰まった、最高に楽しい妄想書店、本日開店!

                     (ポプラ社HPより)




何処かで紹介されていて、図書館で借りた大人の楽しめる絵本。

ヨシタケさん、知らなかったけど、凄いセンスいい!!
絵も可愛い♪


おじさんの本屋さんに次々来るお客さん。
「〇〇の本ってあるかしら?」と。

ちょっとめずらしい本のなかの≪月光本≫は、なんだか素敵だった。
明るい満月の夜、月明かりの下でだけ読むことができる本。
それは特殊なインクで印刷されている本。
三日月でも読めるけれど、発光する文字が限られてしまう。



本にまつわる仕事のなかでは≪カリスマ書店員養成所の一日≫が最高♪
その次の≪書店員スキルアップ 本のタイトルと、その正しい並べ方≫も
なるほど・・・・・


いいな~こういう遊び心ある本。
どの頁も面白いし、よく考えたなぁ~と感心。


ほかのヨシタケさんの本も読みたくなりました(^^)


                           ★★★★★







発行年月:2017年9月

すべての子どもが、心から愛してくれる人を求めている。 たとえ、望まれず生まれてきたとしても――。 親の病気や生活苦、疾走、虐待や育児放棄など様々な理由で実親と暮らせないゼロ歳から二歳までの乳児が生活する乳児院。この乳児院である双葉ハウスでは、赤ちゃん一人ひとりに養育担当者を決めている。赤ちゃん(乳児)にとって絶対的な安心感を与える<特別な大人>を、双葉ハウスでは<マザー>と呼び、赤ちゃんとマザーは擬似的な親子関係を築いていく。しかし、その赤ちゃんが二歳を迎える前にその親子関係は終わることになる——子どもが物心つく前に。 双葉ハウスに務める島本温子は、保育士歴12年になる今でも、担当児と別れる時には身を切られるような喪失感に襲われる。だが温子が最初に担当した多喜と別れるときには、今からは想像もできないほど大変な騒ぎになった。その我が子同然だった多喜が不幸になっているのではと思った温子はある行動に出る……。「嫌われ松子の一生」「百年法」の著者が、乳児院とそこで奮闘する保育士を描く、あふれる愛の物語。

                       (幻冬舎HPより)



乳児院で働く保育士の島本温子(32歳)が主人公。
彼女の子どもたちに向き合う姿勢が素晴らしい。
乳児の時から名前までつけて母親のように愛情を注いで育てても
里親が見つかれば手放さなければならない。
あたりまえだけど、温子のような人には、辛い瞬間だろうな・・・・。


でもそんな温子だからこそ、一人の少女・多喜を助けることが出来た。
乳児院を出た後、幸せに暮らしているだろうか?と思って情報を集める温子。
ちょっとやり過ぎな感じもするけど、結果として多喜は救われた。


温子が自分のことをずっと忘れずに「幸せになって」祈ってくれていた。
それはこれからも変わらないと信じて多喜は成長していくんだろうな~。
今後の多喜が幸せでありますように・・・・。


山田さんって、こんな作風も書くんだなぁ~。


                      ★★★★


 



発行年月:2015年9月

殺人者は極刑に処すべきだ。親は子の罪の責任を負うべきだ。
周囲は変調に気づくべきだ。

自分の子供が人を殺してしまってもそう言えるのだろうか。

読み進めるのが怖い。だけど読まずにはいられない。
デビューから10年間、少年事件を描き続けてきた薬丸岳があなたの代わりに
悩み、苦しみ、書いた。
この小説が、答えだ。

                    (講談社HPより)



仲が良かったと思っていた同級生を14歳の少年・翼は殺害した。
重苦しいテーマですが、少年犯罪について読みながら、いろいろと考えさせられた。

加害者少年・翼は、両親が離婚し、母親と二人暮らし。
母親は仕事で留守がちで夜の帰宅も遅く、放課後は友人たちが来る日が多かった。
被害者になった少年・優斗もその一人で、母親が4年前病死した後、弁護士の父親が
再婚した。
お互いの境遇に似たものを感じ、翼と優斗は親しくなったのだけど・・・・。

事件の真相をなかなか語らない翼。
でもその真相を語り始めると・・・
なんだか胸が痛くなって、本当に辛かった。
自分の子どもが翼だったら・・・と思うと堪らない。
親はどうするべきだったんだろう?
後悔だらけの日々になるでしょう。

また被害者の弁護士の父親の感情も納得。

皆の言葉がそれぞれ痛いほどよくわかる。


翼が父親に投げかける言葉が印象的
「心とからだとどっちを殺したほうが悪いの?」。

冷静に考えればからだを殺した方が悪いに決まっているけれど、父親が即答できなかった
気持ちも充分わかって辛い。

しかし、少年法はやはりちょっと甘くないかな?とも思ってしまった。
模範的態度で少年鑑別所で過ごしたからと言って数年で社会復帰できるのは・・・・。
本人の為にももう少し違う段階を踏んでからの方がいいんじゃないか?
難しい問題だ。

子どものSOSに敏感に反応できる親でありたいけど、それもまた難しいことかな?
親以外に身近な発信場所があること(福祉関係で)を学校教育のなかでも
子どもたちに頻繁に教えることも必要かも。


                          ★★★★
 

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