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読んだ本の感想あれこれ。
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4bbbc8ce.jpg発行年月:2010年11月


ろくでなしでも、世間は名優と呼んでくれる。役者とはそういう職業だ。

 山と海に囲まれた、とある町の古い日本家屋。かつてそこは、日本の映画界を支えてきた笠松市朗が、愛する家族と過ごした家だった。笠松の息子、俳優・園田準一、笠松の前妻であり女優だった園田睦子、そして人気俳優で、笠松の二番目の妻との間に生まれた岡本裕。岡本の恋人である、人気女優の二品真里。バラバラになっていた彼ら五人が笠松の家に集まった。彼らの葛藤と思いが交錯するドラマの幕がいま開く。みな役者という彼らが、ひとつ屋根の下展開していくドラマ。「ラプソディ・イン・ラブ」――監督、紺田がつけたタイトルだ。彼らの言葉は、台詞か、真実か……。

 「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く家族の肖像。


                                          (PHP研究所HPより)


登場人物たちが皆、役者。
監督の脚本によって進むドラマだけど、アドリブもあり、脚本も日々変わっていく様子。

言葉が台詞なのか?本心なのか?
考えながら読んだりしていましたが、途中から、もう、いちいち考えるのも面倒で全部この家族の真実だと考えて読んでました^^;


なんでもない家族の会話。
そこには、温かい雰囲気があり、和気藹々とした空気が流れていた。

けれど・・・監督の指摘で爆弾を仕替えろと。

そして、出てくる爆弾発言。

結構、衝撃的でしたね~。

俳優一家の次男・岡本裕と結婚予定の二品真里の両親とのちょっと暗い関係。

世間では名優と謳われる笠松市郎と睦子の出会い、そして夫婦になるまでの波乱万丈の出来事。


この二つの爆弾に対するほかの家族の発言(台詞)が良かった。

良い家族だなぁ~(^^)


ラストは温かい気持ちになれました。


★★★★
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