そして、子供たちは目を輝かせる。
「PK」「超人」「密使」からなる“未来三部作”。こだわりとたくらみに満ちた三中篇を貫く、伊坂幸太郎が見ている未来とは-------。
その決断が未来を変える。連鎖して、三つの世界を変動させる。
●今から思えば、試されていたのかもしれない-----PK
●君も闘っているのか? 俺たちは楽じゃない------超人
●世界を救うのに、誰かが蔑ろにされるなんて------密使
(講談社HPより)
三部作からなる物語。
それぞれは違う話のようで、複雑に絡み合っている。
前に出てきた人が次の話に出てきて・・・・「おぉ~!!そういうことね」なんて気づくのが楽しい。
一度読んだら、忘れちゃうだろうから、これは再読する度に楽しめそうな話だな。
最初の話「PK」は、正にサッカ-のPKの話。
過去の2002年のワ-ルカップの予選で、その試合に勝たなくては日本は決勝に進めなくなるという大事な試合のPKの場面を回想する。
そんななかPKを掴んだ小津選手。
しかし、小津選手のその日の試合中の調子は不調。果たして決めることが出来るのか!?
と蹴る寸前にチ-ムメイトの宇野選手が何か小野に囁いた様子。
そして見事にゴ-ルを決めた。
こんな場面が最初にあって・・・・
そのとき、何を囁いたのか?どうして不調気味の小津が見事なPKを決めたのか?とずっと気になっているという大臣。
大臣と秘書がそんな会話をする。
「超人」
作家が二人。
一人は奥さんに浮気がばれた。
警備会社の営業マン・本田が二人作家のところに来ての会話。
本田は幼いとき、大臣に命を助けられたと話す。
そして自分にはある特殊な能力があり、殺人を犯す者がわかるので、それを未然に防ぐために加害者となるべき人を殺しているのだと告白する。
そして、次の殺人者は政治家。10年後に1万人が死ぬらしい。
大臣が以前、自分が助けた男はどうなっているか、気になるので会いたいと思い、行動する。
「密使」
男はその日、握手をした人のその日の終わりの6秒間を盗むことが出来る。
より多くの時間を盗むために船隊ヒ-ロ-ショ-のヒ-ロ-に扮する仕事をし、ショ-の終わりの握手会で多くの人と握手をする。
その盗んだ時間を使っての使命が耐性菌の蔓延を防ぐこと。
その方法は、過去に密使を送り込むことだと男は説明を受ける。
その使命を果たすと人類の多くの命は助かるが自分は消えるらしい。
メモしたことを頭を整理するためにまとめてみたけど、モヤモヤ。
同じような話が出てきても、少し前に出てきた状況と変わっていたり・・・・
誰かが起こした行動が、何らかの変化を起こして、別の世界のおなじような状況を変化させるということだろうか?
もう1回再読したらもうちょい見えなかったものが見えてくるかな?
ミステリ-というよりこれはSFですね。
完璧に理解してないけど、難解な部分も含めて、こういう雰囲気は好き♪
楽しませて貰いました♪
★★★★
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15歳の晴海は、旅先のニューヨークで母親が突然姿を消し、とまどっていた。「高校へ行かない」と言い張る自分に対する、怒りの表明なのか? しかし晴海の胸のなかには、両親に口が裂けても言えない〈秘密〉があった。高校に行きたくない理由となる、ある〈秘密〉が・・・・・・。一方、母親の可南子にも、決して小さくない〈秘密〉があった。フィギュアスケーターとして活躍していた自らの10代にまでさかのぼる、ある〈秘密〉が。胸の奥底に、棘のようにずっと刺さったままの過去と向き合うために、彼女は、娘を置いてペルーへ向かう――。少女のモノローグとペルーで綴られた日記とで織りなされた、迷っている人の背中をそっと押すような、前向き度100パーセントの母と娘の物語
(角川春樹事務所HPより)
アメリカに置き去りにされ困惑する15歳の娘・晴海。
何で?と思ったら。。。。。。ちょっと理解に苦しむ理由だった。
それから、話は、母親の可南の若い頃に遡り、フィギアスケ-トの選手だった時代があり、可南の過去の恋の話まで発展する。
その恋人だった人との思い出を巡るたびに一人で行ってしまったということだけど・・・・。
ま、その行動はよくわからないけれど、旅行先での話は良かったなぁ~。
南米・ペル-。
よくわからないけれど、惹かれるかんじ。
クスコ大聖堂とかマチュピチュ・・・・・行ってみたいなぁ~。
母親の日記を帰国後、見つけて読む晴海。
母親のかつての恋を知りながら、自分の恋についても考える。
二人は似てる。
15歳の晴海の考えていることは、可南の考えていることに通じるものがある。
ときどき、登場の可南の夫であり晴海の父である、宗ちゃん(名前は何だっけ?)がほのぼのしてて良かったなぁ~。
★★★
地球、そして地球とは別の進化を成し遂げた星の過去と未来に秘められた謎。新たな文明へと踏み出すために動き始めた子供たち。果たして人類の行く末は生か死か? 絡み合うパラレルワールドが紡ぎ出す壮大な物語!
斬新なスタイルで描かれる太田光、渾身の書き下ろし小説
(ダイヤモンド社HPより)
22編の短い話から成る物語。
バラバラの話と思って途中まで読んでいましたが、これは同じ方向性に進んでいるんじゃないか?と気づく。
今の文明が進化し続けたあとの世界を描いてるのかな?
とすると、人間は??
ちょっと途中から怖くなった。
鳥とか空とかがよく登場する。
今見渡せばあるような風景はあまり描かれていないので、別の世界のことを描いているようなかんじもするけど、それがこの今の続きにある世界なのか???
短い話が重なって出来ている話だけど、
博士が発明した人類の願いを叶えるマシ-ンから生まれた空飛ぶクジラに乗って冒険する博士の孫・ワタルと途中で冒険に加わるマナブの話が登場するのが楽しみだった。
二人の冒険話だけでも、十分、SFファンタジ-的な物語が楽しめた。
可笑しかったのは
<傍観者~首相はつらいよシリ-ズ3>
ゴキブリが発端で離婚したいというこの妻の気持ちは、すごくよくわかる!
そうそう!こういうのって、たまらなく腹が立つのよ!!
太田さんって、テレビを見てると、次から次へとよくも喋ることが浮かぶものだと思ってたけれど、この書もそんなかんじ。
次々出て来るいろんな話。
SFだったり、ブラックユ-モアだったり、時にはすごくロマンチックだったり。
なかなか面白かった♪
「マボロシの鳥」もそのうち読んでみよう。
★★★★
謎めいた女の手引きで降霊の儀式に導かれた初老の男。
死者と生者が語り合う禁忌に魅入られた男が
魂の遍歴の末に見たものは……。
至高の恋愛小説であり、一級の戦争文学であり、
極めつきの現代怪異譚-----。まさに浅田文学の真骨頂!
(朝日新聞出版HPより)
表題の通り、ある男が謎の女性に連れられて、行った先で、過去の知り合いで会いたいと思う人に会わせてくれると外国人女性・ミセス・ジョ-ンズに言われ戸惑う男。
過去の知り合いは、ジョ-ンズ夫人の姪・メアリ-が霊言として語りかけてくる。
そして、男の過去の話へ・・・
話は2つ。
最初の話は男が9歳の頃の話。
転校生の山野井清との出来事。
清は、父親が銀行員でその勤めの関係で転校してきたと先生は説明したが・・・・・
清の父親も男の父親も共に戦地で辛い思いを体験していた。
戦争が終わったが、清の父親は、ソ連兵の下で武装解除したので、そのままシベリアに抑留され3年の歳月を強制労働に費やした。
一方、男の父親は、アメリカに対して降伏したため、日本に帰国し家業の商売を継ぎ、現在も手広く繁盛させている。
同じように国の為に働いたのに、清の父は帰国後も共産主義に洗脳されているとして元の銀行員としての職はおろかまともな仕事には就けなかった。
男と清は友達として付き合っていたが、段々と清に対して嫌悪感を抱きはじめ
起きてしまう哀しい事故。
清が不憫で仕方ない。すごく優しくて良い子。
けれど、男が清に対してしたことは、さほど罪深いことだろうか?
9歳というまだ幼い子どもには、それを罪とするのは酷だろう。
清のことを気にかけていたおまわりさんも罪の意識を感じていたけれど、清には気にかけて貰っていた事が分かっていたようでちょっと救われた。
最初の話の方が印象が深かったので、その後再び、ミセス・ジョ-ンズを訪ねて今度は19歳のときの知り合いたちとの降霊会の話はイマイチだったな。
男のことがずっと好きだったのに、男はそれに気づかず(気づかないふりをしていたのか?)で、自ら離れていたった真澄と恋人だった百合子。
それから真澄のことが好きだった梶。
真澄の行動はよくわからず、哀しい最期を迎えた理由もちょっと???
9歳のときの話だけでよかったかも。
本の帯に 罪がない、とおっしゃるのですか----------
というインパクトある言葉がありましたが、これで罪があると言われたら、世の中の人、大抵が罪人だと思うんだけどな~。
自分では気づかないうちに誰かを傷つけている可能性は確かにあるとは思うけど。
★★★
歴史的なプロジェクトを支える、15の職業と、そのしごとばを大公開! スカイツリーが完成するまでの建築過程や、タワーの秘密も満載。豪華しかけページには、「スカイツリー大解剖図」も収録。 【収録職業】 設計士/鉄工員/現場監督と職人/クレーンオペレーター/照明コンサルタント/エレベーター工/広報/地元の人びと
(ブロンズ社HPより)
浜松市出身の絵本作家さん。
しごとばシリーズ最新刊は、今、話題の東京スカイツリ-。
2年半の間、足を何度も運び、関係各所に取材し、完成させたという本書。
絵本としては、勿論ですが、このなかに書かれている情報の多さにはビックリです!!
どの頁にも本の隅から隅まで、びっしりと絵と解説があり、見ていて飽きません。
いつまででも眺めていられるかんじ。
スカイツリ-製作に関わった人たちの仕事の様子が、丁寧に描かれていて、これは実際に関わった人たちにも思い出になる本だろうなぁ~なんて思ってみてました。
付属資料としてある エッセイマンガ 東京スカイツリ-取材日記も
またまた面白く、取材初日の様子から絵本完成までの記録ですが、のりたけさん、本当にお疲れ様でした!!と言いたくなるほど。
これは何か賞を貰ってもいい本だと思う。
のりたけさんの2年半をドキュメンタリ-番組として、何処かの局で作ってないかな?
なんてことも思ったり・・・。
兎に角、たくさんの人に手を取って欲しいなと思う本です♪
★★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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