きれいな女はこう生きろ! 昭和の銀幕、恋に生きた女優ルリ子がいた。
昭和30年代。裕次郎、旭、ひばり。銀幕の内側には、恋と冒険が渦巻いていた! 映画スターとの初めての恋、しかしルリ子は嵐の中でも自分を貫き、純愛に生きた。銀幕に咲いた男と女の交流を描いた一大ロマン。
(角川書店HPより)
浅丘ルリ子さんの物語。
表紙の写真、綺麗!
浅丘さんの若い頃は、ちょっとよくわからないけれど、少し前、ショ-トカットでサバサバしたかんじの
役をテレビドラマで見て、格好いいなぁ~と思いました。
浅丘さんのお父さんは満州で結構、重要なポストで働いていたんですね~。
甘粕正彦と会話してるのにはビックリ!
そして、甘粕がまだ幼いルリ子さんを見て、今にすごい美人になるから、必ず女優にしてくれと言ったとか。
目が大きい浅丘さんはちょっと西洋人っぽい。
小さい頃から綺麗だったんでしょうね~。
そして、16才(だったかな?)で日活映画のオ-ディションを受け、見事、合格して女優としてデビュ-。
デビュ-作は「緑はるかに」だそうです。
ちょっと見てみたいな。
そして同じく日活の専属女優、北原三枝から可愛がられる。
北原三枝は石原裕次郎の奥さん。
その出会いから結婚までの話も素敵。
2人が恋人役として始めて撮った映画「狂った果実」・・・どんな映画だろ?
何かの番組で、そのポスタ-は見たことあるのですが、今見ても結構、衝撃的かも。
そして、浅丘ルリ子と恋人役で映画がヒットし続けた小林旭。
公私ともに恋人関係を築いたけれど・・・小林旭は美空ひばりと結婚。
でも2年ほどで離婚。
その事実は知っていましたが、なるほど・・・こういう経緯で離婚したのかぁ~。
吉永小百合は、デビュ-当時は、真面目すぎるかんじで芸能界には全く向かない子という関係者、全員の印象だったけれど、その初々しさが受けて人気が出たとか。
そして、浅丘ルリ子と結婚したのは石坂浩二。
石坂浩二がなぜ、「ヘ-ちゃん」と呼ばれているのか、初めてわかり、スッキリ!
本名が「兵吉」なんですね~。
そして浅丘ルリ子の本名は「信子」
お互いを「ヘ-ちゃん」 「ぶ-ちゃん」と呼び合っているとか。
なんか面白い。
2人はかなり経ってから離婚。
でもお互いが嫌いでというかんじではなかったんですね~。
昭和の大スタ-たちの名前が続々、登場して、その交友関係などもよくわかり、面白かった!
出てきた、映画作品を観たくなった!
★★★
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発行年月:2013年1月
日本推理作家協会賞受賞! 心に刺さる連作短篇集
島に生まれ育った人々の、
島を愛し島を憎む複雑な心模様が生み出すさまざまな事件。
推協賞短編部門受賞作「海の星」ほか傑作全6編。
瀬戸内海の白綱島を舞台にした短編6つ。
「みかんの花」
ミカン畑を管理している母は認知症で入院中。
姉は25年前、島に訪れた青年と駆け落ちし島から都会に出て行った。
そんな姉が作家になって、島に来る。
島から出た理由を初めて知るわたし。
「海の星」
父親がある日、失踪。
母親と貧しい暮らしをしていたが、ある日、漁師のおっさんに声を掛けられ
それからたびたび魚を届けてもらう。
妻と息子と暮らすわたしのもとに、おっさんの娘・美咲から葉書で
話したいことがあるからと連絡を貰い再会。
おっさんは、父親の失踪後のことを知っていた。
「夢の国」
子どもの頃、出来たばかりの東京ドリ-ムランドに行きたかった。
祖母に頭の上がらない両親は何度か行く機会があったのに、
連れて行ってくれなかった。
大人になり7歳の娘と夫とともに今、東京ドリ-ムランドにいる、わたし。
「雲の糸」
子どもの頃は、母親が父親を殺したことで、人殺しの子どもと虐められた。
先頭にたって、自分を貶めた同級生・的場。
今は歌手として成功している、わたし。
ある日、的場から会社の50周年記念パ-ティにゲストとして
参加してくれないかと打診があり渋々、受け入れる。
「石の十字架」
小5のとき、島に転校した。
事情がありそれまで一緒にいた両親とは離れ、祖母との2人暮らしが島で始まった。
クラスに馴染めないかんじの、めぐみと親しくなる、わたし。
島には2年間しか住まなかったけれど、小5の娘が不登校になり
島の学校に通わせたいと夫の許可を貰い、島に移り住む。
娘に話して聞かせるめぐみとのこと。
「光の航路」
10歳のときに教師だった父が亡くなった。
幼いころ、父に一度だけたたかれた。
わけも聞かずに・・・それがしこりになっているわたし。
自分も教師になり、故郷の島の小学校に赴任した。
いじめ問題に頭を悩ませている。
ある事故に遭い、入院中のわたしの元にたずねて来てくれたかつての父の教え子。
どの話も引き込まれるように読ませるのはさすが!
子どもの頃は、どの話でも嫌な思いをしている主人公たち。
読んでいるこちらまで、暗い気持ちになってきて、
子どもの頃って、外に逃げて行きたくても
自分の力だけで、その環境から逃げ出せない。
そんな、どうしようもない閉塞感がヒシヒシと伝わって来て辛くなった。
けれど、大人になり、外の世界を知ると、
当時、思っていたことも違う方面から見れば、また違う事実がわかったりする。
話としては「海の星」と最後の「光の航路」が、わたしは特に気に入った。
辛い気持ちを経験したけれど、大人になってわかった真実により、
希望をもって生きていくだろう主人公たちを愛おしくかんじた。
今回もダ-クな話が元の湊さんの作品ですが、
優しい気持ちにもなれるかんじで、ちょっと今までとは違ったかんじ.
でも、それがよかった。
どの話も、作品として面白かった。
★★★★★
謎の少年と花の少女、奇跡と秘密の物語
〈奇跡の蜂蜜〉を作るポロウ村に転校してきたレオ。
蜂蜜の秘密に関わる旧家の娘サリーは、
以来次々と不思議な出来事に出会う……。
(文藝春秋HPより)
ポロウ村の蜂蜜は有名。
村ではハチを驚かすような大きな音の出るものがない。
ロウゼ家は蜂蜜の蜜になる花や果物を育てる家。
サリ-はそこの跡継ぎ。
ゼンダ家は代々続く養蜂家。
ジャックはそこの跡継ぎ。
そんな村にレオという少年がやってきた。
サリ-とジャックと同年で、3人は仲良しになる。
しかし、レオがポロウ村に来たのには、ある使命のためだった。
とってもファンタジックで、自然豊かな風景が浮かぶような読んでいて気持ちいい物語でした。
日本とは別のどこか外国の昔話というかんじ。
妖精も登場!
外国の児童文学に近いかんじした。
小路さん、こういうお話も書けるんだぁ~。凄いな。
蜂蜜色の表紙も素敵♪
★★★★★
「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」
就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。
(新潮社HPより)
大学生たちの就職活動の過程を描いた物語かと途中まで思っていましたが、
それだけではなかった。
SNSで、自分の考えをあれこれ述べる彼ら。
皆でいるときに話していた雰囲気と違ったり、本音の部分では・・・そんなふうに思っているのか!?
なんてこともわかって、
SNSってなんだか怖いな。
なんてアナログ人間のわたしは思ってしまった。
この作品が直木賞を取ったのには、それなりの評価があるのだと思うけれど、
正直、わたしには、それほどの価値のある作品とは思えず・・・
話としては、普通に面白かったんだけど・・・・
これがリアルな大学生の就職活動かと思ったら、ちょっと暗い気持ちになってしまった。
★★★
結婚は打算から始まり、見栄の衣をまとった。
憧れのタワーマンションに暮らす若い母親。
おしゃれなママたちのグループに入るが、隠していることがいくつもあった。
(光文社HPより)
東京の高層マンションに住むママ友たち5人の交流を描いた物語。
子どもたちは、それぞれ幼稚園にもうすぐ入る年齢。
それぞれの母親のことをお互いが子どもの名前にママを付けて呼び合う。
主人公は岩見有沙。娘は3歳の花奈よって呼び名は<かなママ>。
夫は単身赴任でアメリカ在住。
離婚話が持ち上がっているが・・・・。
ママ友同士は、会えば和やか。
ママ友のリ-ダ-は、竹光裕美、子どもは、いぶきちゃん。呼び名は、いぶママ。
他には、美雨ママ、芽玖ママ、真恋ママ。
みんな一様に、子どものことは大事に育てている様子なのは安心。
有沙の過去が、中盤、わかり、夫との間に出ている離婚話の理由がわかる。
でも最後は、有沙夫婦は、修復出来そうでホッ。
他のママたちのなかには、もっと深刻な状況の人も現れたけど・・・・
都会のママたちって大変だなぁ~。
見栄も張りたくなったり・・・・
本音で付き合える友達が他に居ないと精神的にかなりキツイだろうな。
ま、他人事として読めたので、面白かったです。
同じような状況の人が読んだら、どんな感想を持つのか?ちょっと気になるけど・・・。
★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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