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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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51eqkiPzO2L__SL500_AA300_.jpg発行年月:2012年10月


きっと大丈夫。運命は私たちを脅かすことはあっても本当の不幸からは守ってくれるはずだから。

ワロージャは戦地から、サーシャはモスクワから、初めて結ばれた夏の日の思い出、戦場の過酷な日常、愛しているのに分かりあえない家族について綴った。ワロージャの戦死の知らせを受け取った後も、時代も場所も超えて手紙は続く。二人はそれぞれ別の時代を生きている、再び出会う日まで。ロシア・ブッカー賞作家の最新長編。


                                         (新潮社HPより)



不思議な文通形式の物語。

ワロ-ジャは、1900年の中国でロシア兵として義和団事件の鎮圧に参加している。
サ-シャは、現在のモスクワに住んでいる。

しかし、2人はかつて恋人だった。
手紙にもそれぞれの2人で過ごした思い出の出来事を書いている。

ワロ-ジャは戦地で、毎日仲間が死んだり、怪我をしたり自分もいつおなじ様な目に
遭うかわからない状態で必死に生きている。
生きていることを確認するためにもサ-シャへの手紙を書き続ける。
戦地の惨いことも沢山書かれるけれど、生きたい!
再びサ-シャに会うために・・・。


一方のサ-シャは、平和なモスクワで暮らしていて日常のあれこれを書く。
そして、妻と離婚した男と結婚。
その男の元妻や娘のことも手紙に書かれる。
サ-シャはやがて妊娠するが、流産してしまう。



2人の手紙は交互に出てくるけれど、途中から、相手の手紙はちゃんとお互いが読んでいるのだろうか??
と疑問が生じてくる。

恋人同士なのに、サ-シャが結婚したり、流産したりしたあとのワロ-ジャの手紙には
それに関することは出てこないし・・・・

サ-シャの手紙にもワロ-ジャの安否を気にかけるような内容は出てこない。


????疑問がいっぱいの2人の手紙。

でも、それぞれの手紙の内容には、惹き付けられる。
戦地にいるワロ-ジャの方が生きることに向けての発言が多いように感じた。


それに反してサ-シャの方は日常のあれこれを書いているけれど、
流産したり、両親の死など常に何か心を痛めて疲れている。



2人に共通するのは、空想好きだということかな?
ワロ-ジャは本当の父親がいつか自分の前に現れることを思い、あれこれその場面を思い描く。

サ-シャは、自分にはもう一人の自分そっくりの双子の姉がいて、その子は意地悪で
時々現れるのだと言う。

お互いが幼いときの思い出話を語る部分が面白かった。


不思議な物語で、感想を書きにくい。
けれど、日本の作家にはない雰囲気の物語。
読んでいる最中、浸れる感覚がいい。

やはりたまには外国の作家の物語を読みたい。


                                          ★★★★



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41m-GMU4R-L__SX230_.jpg

   発行年月:2013年2月


   楽器の腕前はピカイチだがドジな主人公と、
   個性派ぞろいの仲間たち。
   彼女らが奏でる音は、謎も不協和音も調和します!


音大卒業後、航空自衛隊の音楽隊に入隊した鳴瀬佳音(なるせかのん)は、
定期演奏会などの任務に向けて練習に励んでいる。
自衛隊という未知の世界に戸惑いつつも鍛えられていく。

ある日、「ふれあいコンサート」で使う楽譜を用意したところ、
佳音が担当するアルトサックスのパートの楽譜が
楽譜庫から紛失していた。いったい、どこに消えたのか? 
ちょっとドジな佳音が呼び込む不思議な“事件”を、
仲間たちとともに解決する! 

テロや大停電などをテーマにしたクライシス・ノベルで
注目を集める著者が、軽やかな音楽ミステリに挑む意欲作!!


                                      (光文社HPより)


自衛官の物語は、有川浩さんのを読んでいますが、これは、また少し系統が違う自衛官物語。
福田さんなので、ミステリ-絡み?と期待しましたが、
ミステリ-色は薄め。
ちょっとした謎解きはありましたが・・・。


舞台は、航空自衛隊の音楽隊。
自衛隊に音楽隊があるのは、地元でも毎年、コンサ-トがあるので知っていましたが、
音大を出たりとかなり優秀な人たちが所属してるんでしょうね~。
演奏会を企画したり、演奏依頼に応えたりが主な仕事ですが、普通の訓練もちゃんとやってるんですね~。
ま、自衛官なんだから当たり前といえば、そうなんだけれど・・・。
過酷な任務だな~。

物語は連作形式で進む。

主人公は、国立の音大出身の成瀬佳音29歳。サックス担当。

そして、遅れて入隊した渡会俊彦。高校の同級生で、佳音に密かな想いを寄せている。
けれど、佳音はまだその気持ちに気づかず。
2人のテンポ良い会話は楽しい♪

あとは、私服だと優雅な夫人(テニスアニメのおちょう夫人を連想するから)の容姿の安西庸子。
イケメンで音楽隊のリ-ダ-的存在の諸鹿三慰。
新人の澄川理沙。


それぞれの人物のおおよその人柄などがわかったけれど、その後の音楽隊のお話も読みたいな~と
思わせる物語。
続編、期待します!!


しかし、前には警察物を描いた小説を書いていたし、いろいろ下調べ(取材)
が必要な分野を書かれる方だな。
女性なのに・・・・なんだかパワフル。

次の作品も楽しみに待ちたいです!!


                                       ★★★★

 

 

    



51-HwXD0dvL__SS400_.jpg 発行年月:2012年11月


「私、賢ちゃんの身体をしょっちゅう思い出してたよ」
純粋な、ひたすらの欲情に溺れるいとこ同士の賢治と直子。
出口の見えない男と女の行きつく先は? 
極限の愛と官能を描く著者新境地!


                 (河出書房新社HPより)




途中までは、まあまあだった。
久しぶりに出会ったいとこ同士。
賢治と直子。
2人は、幼い時、家庭の事情で同じ家で暮らしたことがあった。
そして、男女の関係を持っていた時期も。

賢治は、妻子と別れ独身。
直子は、エリ-ト自衛官と結婚が決まっていた。

そんなときに再会し、そして再び以前の関係に。


なんだかなぁ~。
そりゃあ、そういうことも男女間にはあるかもしれないけれど。。。。
背景にある設定と一緒になると、変なはなし。

富士山噴火の危機?

3.11の震災を絡めたり・・・

何が言いたいのか???


おまけに発行社のHP見たら、

「これを読んだ読者がひと時でも賢治と直子のようになってくれたらいい」
みたいに書いてあって・・・・ちょっとゾ~ッとした(^^ゞ

ちょっと前にはこの著者の書く物語、結構すきだったのに、なんだか興ざめしました。



 

★★

31os4L21TEL__SL500_AA300_.jpg発行年月:2013年4月


DVと闘う女性を描くサスペンス超大作!
夫の暴力から身一つで逃げ出した可穂子。弁護士の手を借り離婚も成立し、新しい人生を始めようと模索する。が、どこまでも追ってくる元夫・雄二の執拗な影に彼女は…! 直木賞作家が放つ衝撃作!


                        (集英社HPより)



最初から最後までハラハラドキドキ。
凄い怖かった!!

DV夫から身一つで逃げ出した可穂子。
女性弁護士・玲子の助けで、なかなか承諾しなかった夫とも離婚が成立し、
ホッとしたものの執拗に追い続けてくる。
なんていう執念深さ。
本人に接触できないとなると可穂子だけでなく、両親や親族にまで嫌がらせをして・・・
真面目な可穂子は、どんどん追い詰められてゆく。

保護施設でもある同じような境遇の女性ばかりが農園で作物を作りながら
暮らすようになり少しホッとする時間も出来、新たな出会いもあったのに、
幸せは続かず・・・。

最後は、どうする?と思っていたら・・・
まさかの対決!

こういう結末しかないのかな?
殺されるか、殺すかしか、DV男との決着はつかないのかな?

ニュ-スでも度々、報道されるけれど、怖いな。
もう少し、こういうDV男(スト-カ-男)から女性を守る法的手段が
厳しく定められるといいんだけど・・・
長い期間、恐怖にさらされる生活を続けなきゃならない。
こんな理不尽はないよ。





★★★★
 





 
41VVT1EPY1L__SL500_AA300_.jpg 発行年月:2004年11月


世間のしがらみに縛られ、煮詰まっている30代半ばの信用金庫職員・基子。
他人とのしがらみを持つことを恐れる、20代後半の売れない漫画家・絆。
時代からこぼれ落ちたような二人が、今どき珍しい賄い付き下宿で出会い
共同生活を始める。他の下宿人は、謎めいた年齢不詳の大学教授・夏子と大家を務める明るい大学生・ゆか。
年齢も境遇もばらばらな彼女たちが、お互いの存在を通して、
それぞれに新たな生き方をみつけていく-------。
2003年夏に放映され、話題を集めた同名テレビドラマのシナリオを完全収録。


                                     (発行:日テレ)


default02.jpg



大好きだったドラマ「すいか」。
放送は2003年って、もう10年も経ったんだぁ~!?

ハピネス三茶という名前の下宿屋で共同生活する4人の様子が面白くて・・・。
それぞれ抱えているものはあるんだけれど、何気ない食事の風景とか、ちょっとした
会話のやり取りのなかに、「そうそう!!」って同意したくなるような
良いことばがいっぱい出てきて、良かったんだよね~。




ichi.jpg 芝本ゆか(市川実日子)

スリランカ在住のいい加減な父親から
ハピネス三茶の大家を任された大学生。







koba.jpg 早川基子(小林聡美)

34歳のまじめな信用金庫職員。
煮詰まった生活を変えようと「ハピネス三茶」で
暮らし始める。






tomo.jpg  亀山絆(ともさかりえ)

27歳の売れない漫画家。
4年前に双子の姉・結を亡くし、未来に希望が
持てないでいる。






asa.jpg  崎谷夏子(浅丘ルリ子)

俗世を超越した、でも実はお茶目な大学教授。
長年ハピネス三茶に住み続けている。
年齢不詳。






kyon.jpg  馬場万里子(小泉今日子)

基子の同僚。
会社の金・3億円を横領して逃亡中。







shira.jpg  早川梅子(白石加代子)

基子の母親。
口うるさく、いまだに子離れできない。







ほかにも、バ-「泥沼」のママにもたいまさこ。
度々、ハピネス三茶に登場の夏子の教え子で、出版社編集長の間々田役には、高橋克美
などなど。


シナリオ本を読んでいると、ドラマの場面が頭に浮かんで来て、すごく楽しかった!!
再放送してくれたら、録画して永久保存にするのになぁ~。
あ、DVDがあるか?
ドラマがまた見たくなった!!


最高だな。これ。



 
★★★★★





 
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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