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3685_1341446458.jpg   発行年月:2012年7月


   島の子どもたちと“ぐうたら先生”が織りなす
   感動の物語

   教師から疎外された喧嘩屋といじめにあう少女-------
   不幸を背負った2人は、ひたむきに幸せの道を探す。


                           (潮出版社HPより)


表題からしたら、のどかな島の学校の話かと思いますが・・・・
問題が山積みの学校が舞台でした。

東京の中学から伊豆諸島の離れ小島に赴任して来た教師・柏木真介。
娘の加奈子は中学1年生で真介が赴任した同じ学校の生徒になる。

真介が東京から赴任した経緯は、生徒への体罰が問題になったから。
しかし、その真相を知れば、真介ばかりを攻めるのは酷な状況である。
むしろ、教師らしい教師だと思う。

そして、赴任先の校長・岩崎も真介の東京で問題になった行動を擁護し、そのままの姿勢で、この学校を改革して欲しいと頼む。
すべての責任は校長である自分がもつという。

最初は、自ら「ぐうたら」と言い、生徒の行動に意見したりすることなく野放し状態だったが、校長の言葉や娘の「お父さんは悪くない」の言葉もあり、見過ごすわけには行かない状況にぶつかっていく。

喧嘩ばかりの不良のレッテルを貼られている東野。
親が島の有力者であることを盾に皆をまとめているいじめっ子の梨果。
梨果のいじめのタ-ゲットにされている律子。
母親がモンスタ-ペアレンツで授業妨害の常連者の小西。
学級委員長の坂崎。

真介と共に学校改革を目指す、養護教諭の真由子。

どうなることか?と思った問題だらけの学校が少しずつ真介の体当たりの対話で良い方向に向かう。

途中、東京で真介が体罰をすることになった生徒・林田の登場で、一騒動起きた時には、怒りが沸いてきた。
林田をけしかけた梨果にも同様。
こんな子どもたちが大人になったら、恐ろしいとも思った。

真介や岩崎校長が、子どもたちの間違った意識を真剣に正そうと自らの保身を一切捨てて臨む姿には感動した。
日本中の教師たちの意識がこういう風であって欲しいと思った。

巷でいろいろ問題になる教育現場がこういう意識で生徒に接する教師たちばかりだったら、哀しい事件も今よりずっと減ると思う。


読みながら、いろいろと考えさせられた。


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