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41GlfmRVRxL__SL500_AA300_.jpg発行年月:2012年7月

ヒロシマ原爆投下の後を生き抜いた若者たちの物語

ヒロシマ原爆投下のあとを、生き抜いた10代の若者たちは、
生き残った哀しみを記憶することで生きる力を得ようとする。
魂の救済の物語三編。


                                           (偕成社HPより)




本の裏表紙の言葉
あの朝、ヒロシマでは一瞬で七万の人びとの命が奪われた
とあります。

この本には、その日を体験した3人の少年少女たちの物語。
自分たちは命こそ助かったけれど、心に深い傷を負ってしまった。

目の前で苦しんで命を落とす人たちをみて、自分はただ逃げることしか出来なかったと
責め続ける。
亡くなった人はどうして亡くならなければならなかったのか?
自分はどうして生き残ったのか?
何か出来ることはなかったのか?

実際に被爆した現存の方は段々と少なくなっていく。
わたしたちは、この事実を決して忘れることなく、後世に伝えていかなくてはならない。
この本は、そんな勤めを果たしてくれそう。

沢山の子どもたちにも是非、読んで欲しい書です。

あとがきでも、この物語を書いた著者の強い気持ちが伝わってきました。



 

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