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515VN0OqWGL__SL500_AA300_.jpg発行年月:2012年5月

中国・台湾が領有権を主張する尖閣諸島。
中国が実力行使に出た時、日本は……。
政治的影響を睨みつつ展開される水面下での熾烈な駆け引き
と日中の軍事作戦の行方を、迫真の筆致で描く。


 
                   (中央公論新社HPより)



新聞の文芸コ-ナ-で見つけて図書館で借りました。
面白くて一気読み。

インパクトある表題。
正に今の日本の問題でもある尖閣諸島の領土問題。
それが、喪失しちゃうってこと??
どういう経緯でそうなるんだろう?と読み前からドキドキ。

水面下でジワジワと中国が尖閣奪還の作戦を遂行していく。
日本はそれに気づいてどうする??

そこに関わってくるアメリカ。
日米安保条約によって、日中間での武力抗争はない。
そして、表題の通り、尖閣は失われてしまう。

う~ん。
実際に、こんなことは起きないだろうと思うけれど・・・・いろいろ考えさせられたなぁ~。
日米安保条約って、ナンなんだ?とか。

この物語では中国が尖閣に上陸するけれど、無人島だから出来たこと。
だとしたら・・・日本はここを無人島にしておかなきゃいいじゃん。
なんて考え方が単純かな?
でも、そんなことできるならとっくにしてるだろうし・・・・・
それが出来ないのは何故なんだ?

そういえば、ちょっと前に石原都知事が尖閣諸島を買うと、その土地の地権者に申し出たというニュ-スがありました。
東京都が買う?とそのときは思ったけれど、このままじゃダメだという思いが強いからで
その行動力は凄いなと思った。


小説の背景が、日本の政治状況とか、この物語とドンピシャなので、凄いリアルに感じる部分もあった。
この物語のなかのように、強い姿勢で「ここは日本の領土だ!!」と態度で示すことが出来る人が国の政治を動かす人のなかに現われて欲しい!!



今後の尖閣諸島問題に、これからも注目していかなきゃ。

 

★★★★

 

 
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