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読んだ本の感想あれこれ。
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61cI46TpWwL__SL500_AA300_.jpg発行年月:2012年7月


不思議な一族をめぐる壮大な“気象エンタメ”
気象台に勤務する美晴は、息子の楓大と二人暮らし。
放浪中の兄から突然届いた手紙には、謎の地名が記されていて…。
天気を「よむ」不思議な能力をもつ一族をめぐる、
壮大な気象科学エンタメ。


                    (集英社HPより)


気象台に勤務する南雲美晴が主人公。
美晴には、天気を読む特別に授かった能力があるが、その力は段々と研ぎ澄まされていくかんじ。
息子の楓太と平凡に暮らしていたけれど、兄の手紙から、両親の故郷である地へ。
そして、知らなかった自分のル-ツを知る。
教えてくれたのは、双子のようによく似たユキ婆とリク婆。
2人は従姉妹だとか。

幼いころに交通事故で亡くなった両親のこと。
一族に伝わる天気を読む力のこと。
そして、後に登場の放浪の兄・由宇とボス関係にあたるア-チ-。
ア-チ-はアメリカ進駐軍の衛生兵として来日していた当時、ユキ婆とリク婆に助けられた過去があり
登場人物たちが繋がっていく。

ア-チ-が始めたあるビジネス。
それと美晴たちが持っている能力が災害から人々を守る。

気象情報を正しく読む力って人が生きていくのに大切な本能みたいなものも大きいのかも。
農作物が気象情報を正しく読むことで守られたり・・・・
命の危険さえ伴う暴風とか大雨による災害から逃れたりすることも可能になる。

気象について、いろいろな知識を得ることって大切だな・・・・なんて思った。

物語としても面白く、登場人物たちも魅力的だった。
やがてまだ子どもの楓太が成長して、要石として勤めを果たすんだろうなぁ~。
その頃の物語もちょっと読んでみたいな。


★★★★

 


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