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読んだ本の感想あれこれ。
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51VUyfvU8iL__SX230_.jpg    発行年月:2010年3月

   愛しい人を守るため、追いつめられていく私

   心から逃げたい

優しい夫と愛しい子供との日々に、突然襲いかかる父との再会。
忌まわしい過去を、おぞましい父の存在を、決して知られてはならない。
家族を捨て、憎しみを胸に、死と隣り合わせの父親と彷徨う生活が始まる。

どこへ行けばいいのか、いつまで逃げればいいのか……。
追いつめられた女の苦渋の選択も切ない、哀しみの長編サスペンス!


                                         (光文社HPより)


途中までは、サスペンス要素が大きく、主人公の澪が逃げるのをハラハラドキドキしながら読んでいた。
「逃げる」・・・・最初は、自分の記憶のなかにある嫌悪してきた父親・伊作から、そして、そんな父親がいることを夫や義母に隠すため、家族からも逃げる。
澪はどうなるんだろ??と思って読んでいたら・・・・父親と対面し、一緒に暮らすことになる。
最初は、殺すために会うことにしたけれど・・・いざそのタイミングになると実行できなかった。
父親は肺がんを患っていて、余命は1年未満と知る。

自分の記憶にある思い出したくないこと。
母親や祖母から聞かされた父親のこと。

父親と暮らしながらいろいろな場所を転々とし働き、伊作の病状を気にしながら生活を共にする。
そして、段々と真実が明らかになっていく。


一方、逃げている澪を心配して、必死に探す夫・昌彦。
昌彦の母も、まだ幼い娘の雪那も澪のことを心配している。


澪の記憶のなかの忌まわしいことは、誤解だった。
自分の母親が全ての元凶だったと知る。


ラストは、ハッピ-エンド。
あ~良かったとホッとする結末。

まだ澪の心の中の不安は、少し残っているけれど、温かい家族が見守ってくれているから、きっとこの後は大丈夫!と思えた。


この本を読み終えて、永井さんが2010年の9月に亡くなっていたことを知りました。
ショックです(/_;)。
まだお若いのに・・・・・。
次はどんな作品を書いてくださるのか、まだまだ楽しみにしていたかったのに・・・・。
ご冥福をお祈りします。



 

★★★

 

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