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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2021年2月


伊吹の双子の姉・朱里は20歳の誕生日を向かえた日、なんの前触れもなく自殺した。朱里の遺品の中から大衆演劇「鉢木座」の半券が見つかり、それが死ぬ前の最後の足取りであることを知った伊吹は、少しでも真相に迫るべく一座の公演に行った。公演後、座長に詰め寄る伊吹の姿を見た若座長の慈丹は、その容姿を見初め、入団を強く進めた。伊吹は何か手がかりが掴めるのではと入団を決意し、以降、訓練と舞台に追われながらも、「女形」としての人気も得始めていた。そんなある日、ひょんなことから両親と鉢木座との繋がりが露見することに。それは鉢木座の過去に秘められた禁断の事実だった……。血脈に刻まれた因縁、人間の最果てと再生を描いた問題作。

                 (集英社HPより)



冒頭のシーンから衝撃的で、なぜ、自ら命を絶たなくてはならなかったのか???


双子の弟・伊吹は、自死した姉の朱里の死の真相を探るため、朱里が亡くなる前に
訪れていた大衆演劇の鉢本座を訪ねる。
初めて見る大衆演劇の舞台でひときわ輝いていた鉢本慈丹に魅入る。
そして、慈丹に会い、鉢本座の一員にならないかと誘われる。



大衆演劇のことは、全く知らないけれど、ひき込まれるように読んだ。
生まれながら、演劇の世界にいる慈丹と、伊吹の関係を知ったときは
驚いたけれど、二人が出会えてよかった!!


伊吹がずっと抱えてきたものを慈丹が軽くしてくれるでしょう。


しかし、亡くなった朱里と伊吹の両親には、腹が立った。
特に母親。
愛せない子どもをなぜ、産んだのか?
自分勝手としか思えない。


                            ★★★
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