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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2010年11月


ヒモのヨシキは、ヤクザの恋人に手を出して半殺しにあうところを、妖艶な女性に助られる。同じころ、池袋では獣牙の跡が残る、完全に失血した惨殺体が発見された。その手口は、3年前の暴力団組長連続殺人と酷似していた。事件に関わったとされる女の正体とは?「姫川」シリーズの原点ともなる伝奇小説が復刊。第2回ムー伝奇ノベルス大賞優秀賞受賞作。

                       (文藝春秋文庫/発行)




少し前に「妖の掟」を読んで、この作品がデビュー作だと知り読んだ。
文庫本の発行は2010年だけど、2003年に刊行されたのは、ダークサイドエンジェル
紅鈴 妖の華 らしい。
文庫化にあたって大幅に加筆、改稿してのものが本作らしい。



これがデビュー作なのか~!
凄いな。
えぐいし、グロテスクだし、でも哀しく、美しい。


これを発表して20年近くして「妖の掟」を出した意図はなんだろ?
続けて読んだ方が、わかりやすいと思うけど。



主人公の紅鈴の生き方が哀し過ぎる。
自分に関わると壮絶な生き方をしなければいけないことになってしまうと
わかっているって辛い。


そして、デビュー作に、井岡が出ていることにびっくり!
この時から嫌われ者なんだ~。
でも、警察官としてはなかなかのキレモノ。


ヨシキのその後の生き方もきになるところだけど、また続きあるのかな?



                      ★★★







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