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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2015年11月(2003年発行の新装改装版)


カーヴァーの「ぼくの船」から谷川俊太郎の「手紙」まで。江國香織が選び、解説を付した、ささやかで力強い59編の名詩。疲弊していく恋の詩もあれば、情熱的な愛の詩もある。そんな詩のアンサンブルをお楽しみください。
たぶんかなり無秩序で、むろんひどく偏った、でもどう見ても力強いアンソロジーです。力強すぎるかもしれません。――江國香織

                (いそっぷ社HPより)




江國さんが集めた詩たち。
どれも素敵。

名前しか知らなかった人も多いし、知らなかった人の作品も。

堀口大学の名前は聞いたことあるけれど、作品をいくつか読むと
どんな人物だったんだろう?こういう感性はどんな生活をしていて生まれたんだろ?
と人物に興味を覚えた。
ウィキペディアで調べたら、やはりなかなか面白い人生の様子。


クマのぷーさんの作者 A・Aミルンの<窓辺ではっている>
は以前何処かで読んで、「ああ~いい詩だなぁ~」と思ったので
載っていて嬉しかった。

窓ガラスにある雨粒に名前を付て流れ落ちる様子を見ながらの詩。
情景が浮かぶし、同じようなこと子どもの頃、やっていたので
なんだか凄く懐かしい気持ちにもさせてくれる詩。

巻末の解説で、一人息子のクリストファー・ロビンや自分の幼年期時代を
題材にした詩集「わたしたちは今六つ」是非、読んでみたい。

忘れずメモしておかなきゃ!

表紙の絵は、酒井駒子さん。
表題とともに凄くいい!

酒井さんの本も読みたくなった!


素敵な1冊でした♪
         

                       ★★★★★
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