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発行年月:2016年6月


 小学館文庫小説賞松本清張賞W受賞の快挙!
 深作日都子は小学5年生の時、教師から金魚を殺した濡れ衣を着せられ、熾烈ないじめの対象となった。そのときから日都子は、誰にも心を閉ざし、「みんな」には加わらない「ヒトリコ」として生きていく決心をする。
 田舎の小学校の生徒達はそのまま中学校へ持ち上がる。ヒトリコの心の支えは、ピアノとピアノを教えてくれる偏屈なキューばあちゃんだけ。合唱の盛んな中学では生徒の間にカースト制度が生まれ、激しいいじめや陰口が横行する。「みんな」に属している限り生徒間の闘いは続く・・・。
 地元の高校の入学式。小5で転校した冬希の姿がそこにあった。モンスターペアレントの母親との暮らしに疲れ切った冬希は、母親を棄て、父親の地元に戻ってきたのだった。何も変わらぬ故郷、仲間。ただ、一人だけ全く変わってしまった日都子の姿に冬希は驚く。そしてその原因が自分が飼い、置いてきた金魚と知り・・・。 
 誰もの心に突き刺さる、青春の残酷さ、閉塞感・・・・・・。絶望的な孤独の末に見えてくるうっすらとした光。必ず誰もの心の奥の奥に入り込み、内側からあなたの心を揺さぶる、苦くて新しい青春小説です。

                      (小学館HPより)




主人公・日都子は、よく頑張った!
理不尽な目に遭いながらもそこから逃げることなく、ほどほどに頑張って居続けた。
強い子だな。

それにしても小学校の担任教師は最低だ!


でもそんな日都子が頼れる大人の存在だったキュー婆ちゃんがいたのも良かった。
ピアノを習いながら通い、心の支えとなっていた場所があって良かった。

それから同級生の明仁も日都子のことをいつも気にかけ声掛けしていて
それも支えにはなったんじゃないかな?

高校生になり小学校で転校して行った海老澤冬希が戻って来て
味方が増えたのも嬉しかった。

冬希自身も家庭内に問題を抱え大変だっただろうけど、
これからは、ちょっと明るい未来へと向かって行けそうな日都子と冬希。


この物語では良い方向に向かいそうなラストだったけれど、
やはり世の中には、理不尽な目に遭っている子ども達は多いんだろうな。

今は辛くても、ほどほどに頑張ってなんとか毎日を乗り切っていって欲しいな。


                         ★★★
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