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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2013年9月


 センセイ、僕たちを助けてください。

小説家であるセンセイに、少年から謎の手紙が届く。「僕たちはゼツメツしてしまいます」生き延びるための旅に出た2人の少年と1人の少女。でも、彼らはいま、どこに? エミさん。ツカちゃん。ナイフさん。このひとたちは、いったい、誰――? これは物語なのか、現実なのか。全ての親と子に捧げる、再生と救済の最新長編。

                   (新潮社HPより)



ちょっと変わった形式。
小説家の元に届いた手紙。
それを元に、小説家は物語を書く。
中学二年の少年・タケシが小学校5年生の少年リュウと少女ジュンと共に、
ゼンメツしないための旅に出る。


どれが現実で、どれが小説家が想像力で書いた物語か、多少混乱しますが・・・
3人はどうなるのか?
気になり最後まで一気に読みました。

タケシもリュウもジュンも、みなとても辛い状況にいる。
周りの大人はそれに気付かない。
なぜなら、子どもたちは気付かれないようにしているから・・・。

親としては、それでも気付くべきなんでしょが・・・
親の立場としては、少年たちの親達を責めることは出来ない。


だから、こういう小説を読んで、「生きて!」という思いを理解して
生きて欲しい。

それが一番、辛いことなんだよと言われたら、どう答えていいのか
わからないんだけど。。。
辛いことから逃げてでも生きて欲しい。


本当に辛い物語。
でも、こういう小説は、沢山の子どもたちに読んで欲しい。


                         ★★★★

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