忍者ブログ
読んだ本の感想あれこれ。
[1237]  [1236]  [1235]  [1234]  [1233]  [1232]  [1231]  [1230]  [1229]  [1228]  [1227



発行年月:2013年8月


 
目が覚めると砂漠にいた。
突如現れたのは不思議な電話ボックスだった。
混乱した「僕」がそこで手にした真実は、あまりに不可解で…。
予測不可能な世界を描く傑作長編! 文庫書き下ろし。

                (集英社HPより)


初読みの作家さん。
SFミステリーの部類でしょうか?

主人公・田辺志朗に起きた不可解なこと。
ベッドで寝たはずなのに、目覚めたら砂漠・・・そんな馬鹿な・・・
な状況が冒頭から。
灼熱の砂漠のなかに突如、現れた電話ボックス。
日差しを避けるために、入るのだけど、入ることによって何かが起きるのでは?
と警戒しながらの志朗。
中に入って、非常用通話で119番に連絡してみると・・・通じる。
「火事ですか?救急ですか?」
けれど、自分の置かれた場所を特定して貰えず・・・。

そして、同じような状況に置かれた女性と電話で話すことが出来た。
彼女は、海の上。
突然、電話が堕ちてきたという。


物語は砂漠の電話ボックスにいる現在と、過去のパートが交互に語られる。

志朗の周りの人間関係。
家族とのやや込み入った関係。いつも味方でいてくれた姉のこと。
大学で知り合った2つ年上の遠藤桐子とのこと。
社会人になってのこと。


電話ボックスのなかで会話できる、海の上の女性と119番で通じる男性。
男性から知らされる衝撃的情報の数々。

そして、記憶を辿って気付くこと。

さて、最後は志朗、どうなる??


ラストは、なるほど・・・と納得でした。

よくわからないこともあるけれど、十分に楽しませて貰いました!

なかなか面白かった!


                           ★★★★
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
7 8 10 12 13
14 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]