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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2013年8月

簪職人の源二郎と元銀行員の国政は、ふたり合わせて146歳の幼なじみ。ふたりを中心にまき起こる、人情味豊かで心温まる事件の数々。下町を舞台に繰り広げられる人情物語。三浦しをん、新境地!       

                  (集英社HPより)


つまみ簪職人の堀源二郎と大学卒で元銀行員の有田国政。
幼なじみじゃなければ、友だちにはならなかったと本人たちが言うとおり性格は大違い。
けれど、二人の関係は最高~!!

源二郎は、妻が40代の若さで亡くなり、子どもはなし。
国正は妻との間に2人の娘がいるが、妻は長女の家族の元にある日、突然
行ってしまった。
二人とも一人暮らし。
けれど、源二郎には、20歳の弟子・吉岡徹平が毎日そばに居る。
そんな師弟関係を羨ましくも思う国政。


娘家族と暮らすようになった妻・清子の元に訪ねて行っても自分の居場所がなく
落胆する国政だったが、徹平の結婚式の仲人を頼まれ、清子に必死の説得を
続ける。
毎日、葉書で説得の言葉を書き続け、自身の今までの行いも反省する国政に
清子の気持ちも少しほぐれていく様子が微笑ましかった。

最後の結婚式の場面は、温かくユーモアがあって最高でした!!

清子は、まだ帰って来そうにないけれど、前とは少し違った関係に
なれそうだし・・・。

挿絵のイラストで見ると、政も源も格好いい!
まだまだ70代は若い!

続編あれば嬉しいな。


                          ★★★★
 
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