発行年月:2006年4月
トライアスロンに賭ける少年たちの青春!
市町村合併を控えた、北関東のとある海岸近くの村。
村に住む中学三年生の優太・姫・モ-次郎は、ひょんなことからトライアスロン大会に出場するはめに・・・・・。
ちょっぴりスラップスティックな傑作少年小説!
トライアスロンに賭ける少年たちの青春!
市町村合併を控えた、北関東のとある海岸近くの村。
村に住む中学三年生の優太・姫・モ-次郎は、ひょんなことからトライアスロン大会に出場するはめに・・・・・。
ちょっぴりスラップスティックな傑作少年小説!
第22回坪田讓治文学賞受賞作
(集英社HPより)
長女に薦められて読みました。
国語の問題にこの一文があり、どんな話か興味あると図書館で探して借りた本。
三人の中学生の話ですが、この年頃の悩みって結構、いろいろ。
悩みのタネは恋であったり、部活動であったり、家族であったり。
優太は、小学校時代は、サッカ-でちょっと周りに名の知れたプレ-ヤ-だったが、膝を痛めてから全くサッカ-の技が冴えなくなり挫折した経験あり。
モ-次郎(の家は、牛乳屋さん。
いつも明るいモ-次郎だけど、過去には、ちょっとものあり。
姫は、美形で女子からの人気NO1!水泳部で200m自由形の県中学記録保持者。
引きこもりの父親と二人暮らし。
それぞれ、悩みを抱えながら、ひょんな事から一緒にトライアストンの大会に向けて頑張る日々が始まる。
優太とモ-次郎の仲は最初から悪くないけど、姫の態度が二人には気に障る部分あり、喧嘩やお互いを罵る事が多かった。
それが、段々と本音で思っている事を言い合える仲になり、やがては、かけがいのない友情で結ばれる。
その過程が、なんとも言えず、いい!
最後は、ちょっと衝撃的、事件もあったり、単純な青春小説とは違う深い感動がありました。
感動で泣けます。
中学生には特にお薦めです!
長女に薦められて読みました。
国語の問題にこの一文があり、どんな話か興味あると図書館で探して借りた本。
三人の中学生の話ですが、この年頃の悩みって結構、いろいろ。
悩みのタネは恋であったり、部活動であったり、家族であったり。
優太は、小学校時代は、サッカ-でちょっと周りに名の知れたプレ-ヤ-だったが、膝を痛めてから全くサッカ-の技が冴えなくなり挫折した経験あり。
モ-次郎(の家は、牛乳屋さん。
いつも明るいモ-次郎だけど、過去には、ちょっとものあり。
姫は、美形で女子からの人気NO1!水泳部で200m自由形の県中学記録保持者。
引きこもりの父親と二人暮らし。
それぞれ、悩みを抱えながら、ひょんな事から一緒にトライアストンの大会に向けて頑張る日々が始まる。
優太とモ-次郎の仲は最初から悪くないけど、姫の態度が二人には気に障る部分あり、喧嘩やお互いを罵る事が多かった。
それが、段々と本音で思っている事を言い合える仲になり、やがては、かけがいのない友情で結ばれる。
その過程が、なんとも言えず、いい!
最後は、ちょっと衝撃的、事件もあったり、単純な青春小説とは違う深い感動がありました。
感動で泣けます。
中学生には特にお薦めです!
★★★★★
PR
発行年月:2009年5月
杏平はある同級生の「悪意」をきっかけに2度、その男を殺しかけ、高校を中退して以来、心の病を抱えていた。そんな彼が遺品整理業社の見習い社員になり、生命の意味を知っていく。
(幻冬舎HPより)
さださんの本は、以前「眉山」 「茨の木」と読みました。
どちらも、さださん本人の人柄がわかるような、素敵なお話でした。
この「アントキノイノチ」もまた、感動の作品。
表題を最初、「アントキノイノキ」と読み間違え・・・ギャグのはなしかな?なんて思ってしまいましたが・・・^^;
この辺りのさださんのセンスもいいです(^^)
ユ-モアはありますが、真面目な感動作でした!
最後の方にその言葉「アントキノイノチ」について会話の中に出てきて・・・なるほどなぁ~と思いました。いい会話の場面でした。
主人公の永島杏平は、父親と二人暮らし。
この父親が、素晴らしい!
こんな素敵な父親に育てられたからこそ、杏平は、辛い事があってもヤケにならず済んだのだと思います。
杏平が心を病んだ原因を作った同級生の松井は、人間として最低です。
こういう人間に出会ってしまったら、最悪ですね。
本当に、わたしでさえ、どうにかして懲らしめてやらねば!なんて思いました。
しかし、究極の懲らしめ(殺人)を犯すことがなく済んだのは、やはり良かった。
踏みとどまったのは、やはり杏平の心の広さだと信じたい。
成人して、遺品整理業社 CO-OPERS(ク-パ-ズ)に見習い社員として働き始め、そこで経験する事柄と高校時代の過去を振り返り語る形で物語が進みました。
CO-OPERSの先輩社員や社長さんの考え方も素敵。
大変な苦労を伴う仕事だと思いますが、その真摯な考え方は、感動しました。
わたしも生前契約したいくらい!
実在する業社さんの「キ-パ-ズ」の方たちに取材をしたと最後に書かれていたので、こういう業社さんがあるんだという事を世間に知ってもらう良いキッカケにもなっていそう。
途中、辛くて泣ける場面もあるのですが、暗くなりすぎず、主人公の杏平が周りの人々に支えられて大きく成長していく姿が、本当に良かった。
実に清々しいかんじ♪
そして、未来も明るいものであると確信できそうなラストでした。
さださんの物語、多くの方に読んで欲しいです。
そして、次回作も楽しみにしています!
杏平はある同級生の「悪意」をきっかけに2度、その男を殺しかけ、高校を中退して以来、心の病を抱えていた。そんな彼が遺品整理業社の見習い社員になり、生命の意味を知っていく。
(幻冬舎HPより)
さださんの本は、以前「眉山」 「茨の木」と読みました。
どちらも、さださん本人の人柄がわかるような、素敵なお話でした。
この「アントキノイノチ」もまた、感動の作品。
表題を最初、「アントキノイノキ」と読み間違え・・・ギャグのはなしかな?なんて思ってしまいましたが・・・^^;
この辺りのさださんのセンスもいいです(^^)
ユ-モアはありますが、真面目な感動作でした!
最後の方にその言葉「アントキノイノチ」について会話の中に出てきて・・・なるほどなぁ~と思いました。いい会話の場面でした。
主人公の永島杏平は、父親と二人暮らし。
この父親が、素晴らしい!
こんな素敵な父親に育てられたからこそ、杏平は、辛い事があってもヤケにならず済んだのだと思います。
杏平が心を病んだ原因を作った同級生の松井は、人間として最低です。
こういう人間に出会ってしまったら、最悪ですね。
本当に、わたしでさえ、どうにかして懲らしめてやらねば!なんて思いました。
しかし、究極の懲らしめ(殺人)を犯すことがなく済んだのは、やはり良かった。
踏みとどまったのは、やはり杏平の心の広さだと信じたい。
成人して、遺品整理業社 CO-OPERS(ク-パ-ズ)に見習い社員として働き始め、そこで経験する事柄と高校時代の過去を振り返り語る形で物語が進みました。
CO-OPERSの先輩社員や社長さんの考え方も素敵。
大変な苦労を伴う仕事だと思いますが、その真摯な考え方は、感動しました。
わたしも生前契約したいくらい!
実在する業社さんの「キ-パ-ズ」の方たちに取材をしたと最後に書かれていたので、こういう業社さんがあるんだという事を世間に知ってもらう良いキッカケにもなっていそう。
途中、辛くて泣ける場面もあるのですが、暗くなりすぎず、主人公の杏平が周りの人々に支えられて大きく成長していく姿が、本当に良かった。
実に清々しいかんじ♪
そして、未来も明るいものであると確信できそうなラストでした。
さださんの物語、多くの方に読んで欲しいです。
そして、次回作も楽しみにしています!
★★★★★
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(05/17)
(05/15)
(05/14)
(05/11)
(05/08)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア