発行年月:2009年4月
キョウコ45歳。独身。有名広告代理店に勤務していたが、おべんちゃらとお愛想と夜更かしの日々から解放されるため、早期退職を決行!都内のふるい安アパート(家賃3万円台!)「れんげ荘」に引っ越しし、月10万円で暮らす貯金生活者となった。そのアパートには、60歳すぎのおしゃれな女性、クマガイさんや、職業“旅人”で外国人好きのコナツさん、暴力割烹で働くサイトウくんなど、個性豊かな人々が暮らしていた。冬はすきま風、梅雨時はカビ、夏は蚊などと闘いながらも、鳥の声、草の匂いをかぎ、丁寧に入れたお茶やコーヒーを飲む・・・・・・。わたしたちが忘れかけている、静かでおだかやで、時にささやかな事件がおこる暮らしを暖かい眼差しで描く長篇小説。
(角川事務所HPより)
月10万円での貯金生活かぁ~。
独身なら可能かな~?
こんな風に生きるのもいいかもね。
格安アパートの住み心地は・・・夏は虫に悩まされというところで、わたしは断念(;O;)
トイレとシャワーが共同というのも無理かも。。。。
しかし、隣に住むクマガイさんとの交流は、ほのぼのしていていいな~。
ちょっと不思議なコナツさんも悪い人じゃなさそうだし・・・。
サイトウくんは実家で暮らすことになって出て行ったけれど
もう登場しないのかな?
暴力割烹でめげずに修行したのだから、料理人として成功した姿を読みたいと
思うのだけど・・・・・
続編を楽しみに待ちましょう。
(図書館本で順番待ち・・・・^^;)
しかし、こんな母親、鬱陶しいね~。
お兄さん夫婦と、その娘・レイナちゃんが優しい気遣いの出来る人なので
救われるけれど・・・。
群さんの作品、このところ続けて読んでいるけれど、楽しいな♪
過去の作品もいろいろありそうなので、読んでみよう。
★★★
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発行年月:2010年11月
すべてが、この時、つながった。
錨を上げよ----後世必ずや日本文学史上に残る、怪物的傑作。
なぜ自ら嵐に飛び込むのか。それとも、この男が嵐を呼び寄せるのか。
大阪を 飛び出した又三は、東京へ、そして日本最北端の地へ------
予想もつかない大展開!又三の航海に終りはあるのか!
16世紀の悪漢小説(ピカレスクロマン)を現代の日本を舞台に蘇らせた
途方もないエネルギーに満ちた物語。感動の最終章!
作田又三、24歳、すべてをなげうち、大阪を飛び出した。
何の目的もあてもない。
「どこかへ行きたかっただけだ。行く先などどこでもよかったのだ」
昭和50年代の東京を漂流した又三は、ついに北海道根室に立つ。
緊迫する北方領土の海に跋扈する特攻船!
又三の航海に暴風が吹き荒れる!
果たして錨を下ろす「終着の港」にたどりつけるのか?
(講談社HPより)
下巻も長かったぁ~。
疲れたぁ~。
こんなに疲れる話は始めてかも~。
内容は面白いのだけど、又三の人生、破天荒なことばかり。
それも次々と・・・・終りのないジェットコースターにずっと乗らされているかんじ。
大阪を飛び出して、東京の弟・竜之介の元を訪ね、彼が一番兄弟のなかで優秀だったけれど
なんだかちょっといけ好かない金持ちになってたのはガックリだったなぁ~。
三男の剣之介も、優秀だったのに大学受験からコケて、ちょっと転落人生というのも・・・。
末っ子の正樹も成長したら不良街道まっしぐらだし・・・^^;
又三の破天荒さに比べたら、他の兄弟の人生なんて平凡に見えるけど。
いろいろな女性と出会い、恋をして振られて。。。。の繰り返し。
でも行きつけの飲み屋のママだった白武久子や遊びで通ったビリヤード場の店員・宇野保子
には、自分から別れを告げる。
ハチャメチャしていても好きになった相手の過去や過ちは許せない男なんですね~。
最後は何か劇的なことが起きるのか?と思いながら読んだのに
う~ん、ちょっと肩透かしな終わり方。
考えてみればこんなに色々なことがあったのに、まだ30歳くらいなんだよね~。
まだまだ彼の人生は長く続く。
こんな調子で人生続いたら、疲れるなぁ~。
読むだけで疲れたもの・・・・^^;
でも感動できる何かが欲しかったな・・・。
★★★
発行年月:2010年11月
この男、いったい、何者か。
錨を上げよ-----疾風怒涛の2400枚。圧倒的青春小説。
昭和30年大阪下町生まれ。その名は作田又三。
下品で、ずるがしこくて、しずとくて、ルール無視でもお構いなし。
人生の至る所で敗北を喫しながらも、絶対にへこたれない不屈の男。
戦争が終わってちょうど10年目、いまだ空襲の跡が残る大阪下町に生まれた作田又三。
高度経済成長、60年安保闘争、東京オリンピック、大阪万博、よど号ハイジャック事件、
日本列島改造論、石油ショック-----激動の昭和時代、生まれながらの野生児、
作田又三は、人生という荒海を渡っていく。
いざ、海図なき嵐の海へ。さあ錨を上げよ!
(講談社HPより)
長い!
上巻終わって、591頁読み終えました。
でも、面白いから、退屈はしない。
凄い話だなぁ~。
主人公・作田又三は、とんでもない男。
小さいときから、近所で有名な悪がきで、大人たちからは「こんな憎たらしいガキは
見たことない」と口を揃えて罵られていた。
幼少期~中学~高校~大学までの物語。
どこでも破天荒な行いばかり。
大学入学前は、猛勉強をしていて、同志社大学に合格したのは、凄い!!と感心。
高校までハチャメチャから・・・。
大学に入って錨を上げるのか?と思われたけれど・・・
さて、これが下巻でどういう人生展開を見せてくれるのか?
楽しみに続きを読みたいと思う。
ハチャメチャだけど、憎めない魅力を持ってる男なんだよね~。
★★★
発行年月:2013年8月
あさのあつこが、初めて「太平洋戦争」を描いた、心ゆさぶる“戦時下”青春小説。
戦時色濃くなる昭和18年、ある温泉街の一室で、女学生4人は闇物資の美しい洋服生地でブラウスを縫いはじめます。美しいものへの渇望を抑えきれない少女たち。しかし、学徒勤労令が発令、4人はそれぞれの運命をたどることになります。戦争という抗うことのできない時代のなかで、夢と憧れを胸に生きようとする少女たちの青春を丁寧に紡ぎだした、まったくあたらしい戦争文学の誕生です。
(実業之日本社HPより)
昭和18年から昭和20年の終戦のときまでの物語。
4人の仲良し少女たちの物語。
主人公は、室生三芙美。母ひとりで何もかも取り仕切る、旅館『山風荘』の長女。
そしてその友達たち。
高崎和美・・・山風荘より大店の旅館の娘。女優になれそうなくらいの美人。
三島則子・・・大らかで優しい呉服屋の娘。
川満詠子・・・走るのが得意。髪が癖毛のため度々、電髪の疑いをかけられる。
4人は、山風荘に集まり、楽しいお喋りを繰り返す。
戦況が厳しくなって、世の中が変わって行くけれど、4人でいれば
お洒落の話をしたり、将来の夢を語り合ったり・・・・
ずっと一緒に仲良く居られると思っていたのに・・・・
戦争は、酷い。
激しい銃撃戦の話とかじゃないけれど、普通に笑って食事して過ごしていた日々が
普通に出来なくなって、大切な命まで失うことになるなんて。
少女たちの明るい日常が、突如崩れてしまう終盤は、ただただ辛い。
戦争に勝つために、贅沢はしてはいけない。
大声で笑うことも許されない。
何かおかしいと心のなかで思っても、それをおかしいと訴えることも許されない。
戦争って怖い。
とても読みやすい文章なので、多くの子どもたちにも読んで欲しい本だと思った。
二度とこんなおかしな世の中にしない為に・・・・
★★★★★
発行年月:2013年7月
あなたの会社やマンションは大丈夫? 誰もボタンを押していないのに、必ず三階で止まるエレベーター。住民が見たものとは……?
奇妙な表題作はじめ、思わず背筋の凍るミステリー短編集。
(河出書房新社HPより)
表題作を含む8つの短編集。
<宙の鳥篭>
<転校>
<壁の穴>
<院長室>
<ご自由にお使いください>
<心中少女>
<黒い方程式>
<三階に止まる>
ちょっと怖いけれど、ホラー苦手のわたしでも大丈夫な程度の怖さです。
背筋が凍るは大げさでしょう^^;
どれも、まあまあでした。
そのなかで本当に怖かったのは二番目の<転校>かな?
エリートばかりを集めた学校。
昼夜を問わず、管理されたなかで生活する生徒達。
成績が振るわないものは退学。
そして、これ以上、能力向上が望めないと判断された生徒は転校という厳しい規則。
そして学校一の秀才が突然、転校。
能力の向上が望めないからか?
彼の友人だった男子生徒がその謎を追求し、
わかった真実が恐ろしかったぁ~\(◎o◎)/!
後ろ2つも怖いけれど、面白かった。
<黒い方程式>と<三階に止まる>
ちょっと似たような登場人物たち・・・夫婦のやり取りがあるからか?
<黒い方程式>は、トイレ。
<三階に止まる>はエレベーター。
その場面を想像しながら読むと怖い。
特にエレベーターは夜だったら不気味度倍増かも~。
長女が図書館に予約して、その順番が来る前に夏休み終了で下宿先に帰りましたが
ちょうど、今週末、帰省するので、読めるでしょう(^^)
わたしは初読みの作家さんでした。
先に読ませて貰いましたが、なかなか面白かった。
★★★
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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