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0ae0ffa9.jpg    発行年月:2009年8月

 弱小地方球団・仙醍キングスの熱烈なファンである
 両親のもとに生まれた山田王求。
 “王が求め、王に求められる”ようにと名づけられた一人の少年は、
 仙醍キングスに入団してチームを優勝に導く運命を背負い、
 野球選手になるべく育てられる。
 期待以上に王求の才能が飛び抜けていると知った両親は、
 さらに異常ともいえる情熱を彼にそそぐ。
 すべては「王」になるために-----。
 人気作家の新たなるファンタジーワールド。


                                          (徳間書店HPより)


どんな作品が伊坂さんらしいのか、わたしにはよくわからないので、新たなる・・・と言われても?ですが、なかなか変わった雰囲気で、面白かった!
わたしは、好きだな。こういう話。


生まれながらに野球の天才として生まれた王求。
この名前の付け方、なかなか良いセンスじゃない!?
こういうところに伊坂さんの遊び心を感じるな~(^^)

ま、それは置いておいて・・・
この物語は野球に天才、王求の0歳から23歳までの伝記のような物語。
語り手が第三者なのでか、主人公の王求の心理描写がイマイチ、稀薄。
結構、凄い事件も起きるけど、そのときの王求の気持ちはどうだった?と思うほど、淡々とそこは素通りしていく。
元々、感情を大きく外に表さない性格のようなかんじもしましたが・・・。


まだ幼い頃(小学生くらい)までは、微笑ましい家族の場面もありましたが、段々と両親の考え方(特に父親)が異常になっていくのが怖かった。
そして、時々、出現する謎の3人の黒ずくめの女性。
女性たちが投げかける言葉も異様で不気味。
シェ-クスピアが出てきたりで、その様子もどこか戯曲調。

「お-く おおくをのぞむがいい」
「お-く フェアに生きろ」
「フェアネスを貫こうとする者は不幸になるぞ」
「お-く それでも王になるお方 めでたいね」


なとなく不穏なかんじが続き、プロ野球選手になった王求でそこでも天才ぶりは健在なのに、本人はさほどそれを喜んでいる様子ではなく、この人は幸せなのかな?と。

そうこうしてると・・・・・え?という結末。


そうか、王求が生まれた時も一人のかつて天才だった監督が亡くなった瞬間だったけど、また新たな王が誕生して・・・・この因果が繰り返されていくのだろうか?

う~ん、なかなか面白い!

もう1回パラパラと読み返したいな。

★★★★
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