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読んだ本の感想あれこれ。
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9cdc907b.jpg発行年月:2010年2月


母・乙美が亡くなった。
ある「レシピ」を残して。
それは、離れてしまった家族を再び呼び集め、
奇跡のような時間をもたらす処方箋。


                       (ポプラ社HPより)


最初から最後まで、面白かった。
2週間前71歳でこの世を去った乙美。
その夫・熱田良平の元に娘・百合子が戻ってくる。
百合子は夫・浩之とは離婚するつもりだと言う。

そんな父娘のところに突如現れた謎の女性・井本。
彼女は乙美が生前、ボランティアで教えていた絵手紙教室の生徒だったとか。

井本が愉快!
20歳代らしいけど、顔は真っ黒。紙は黄色。見た目は一昔前に流行った・・・ギャル風。
最初、奇妙な人物だと敬遠していた父娘も次第に井本を頼ることが多くなる。
家事はテキパキこなし、的を射る発言をし、乙美が井本に頼んだという49日の宴会までの事を一生懸命進めていく。

助っ人に男手が欲しいという事で、途中から登場のブラジル人青年・ハルミも愉快でした!
父娘と井本、ハルミの4人の関係には、ちょっとした因果めいた物もあったというのも
良かったな~。これも乙美さんの計らいかな?

そんな愉快な人達の話に混ざって、百合子の離婚問題は結構、深刻で夫の浩之のいい加減さに腹立たしい気持ちを抱きました。
離婚して実家に戻ればいいのよ!なんて思いながらも最後、百合子が下した結論にも
「あ~自分が同じ立場でも同じ道、選ぶかも・・・」なんて思ったり・・・。


乙美の四十九日までの間に、いろんな事があり、でも最後は、みんなハッピ-じゃないかな?という
終わり方で、綺麗過ぎるかんじもあるけど、読後感は良かった♪

レシピには処方箋という意味もあるとは、初めて知りました。
乙美さんはステキなレシピを残して、この世を去ったんだなぁ~。
ステキな女性だったんだな。


この作家さん、これが二作品目だそうです。
最初の作品、「風待ちの人」で第三回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞してデビュ-とか。
今度は、そちらも読んでみよう。

★★★★
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