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6c378dca.jpg発行年月:2004年11月

おとなのための純愛ロマン

病弱な息子への愛情を支えに不幸な結婚生活を耐えるエリア-ナ。キャンティのワイナリ-、フィレンツェの街、トスカ-ナの美しい自然と歴史に囲まれ、はぐくむあたらしい愛の行方は・・・。

『クリスマス・ボックス』のミリオンセラ-作家リチャ-ド・P・エヴァンズのロマンチック小説最新作。

                                           (本の帯文より)

『クリスマスボックス』 『天使がくれた時計』 『最後の手紙』の三作とも以前に読みました。
どれも素晴らしかった!!

図書館の棚にこの書を見つけ「え?まだ読んでないよ!!」と借りて来ました。
この帯文からも期待度up!

物語は、よくある不倫なんですが・・・・主人公エリア-ナが気の毒で・・(/_;)
夫、マウリッツオは悪い奴!
なので、ロスとの愛がなんとか成就しないかと、ついつい応援したくなります^^;


でも、しかし。。。。。上手く行かない。。。。切ないです。

お互いを大事に思う気持ち。
好きだけど大きな壁があり、その気持ちは留めて居なくてはならない。

この二人はどうなるのぉ~!?

途中、最悪な夫だと思ってたマウリッツオの態度が変わり、あら、意外と悪い人ではないのかな?
ならば、夫婦仲は元に戻る?なんて思ったり・・・

でも最後が良かった(^^)


物語は、作家の「わたし」がイタリアに滞在中、プ-ルサイドで出会ったこの物語の主人公・エリア-ナと出会い、過去を振り返り彼女の愛の物語を聞かせてもらう事になった形で進んで行きラストは、また現在に戻るというもの。

だから・・後ろをちょっと読んじゃうと途中のハラハラドキドキ感が半減しちゃうので要注意!
そんな人いないか?(笑)


何処にでもありそうな物語かもしれないけど、この著者が書くとロマンチック。
愛するって事は素晴らしい!!
そんな風に感じちゃう。

物語の後ろの方で、エリア-ナのお母さんが娘に言うことばで
「愛を失うのは不運。でも愛さなかったらそれは悲劇」
っていうのがあったけど、いいな。このことば。


久しぶりにロマンチックな純愛物を読んだけど、たまにはこういうのも読まないと♪


★★★★

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