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読んだ本の感想あれこれ。
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075885aa.jpg発行年月:2009年12月


直木賞作家・朱川湊人、こよなく愛する「ウルトラマン」ワールドに挑む!
新たな歴史を刻む小説版『ウルトラマンメビウス』、堂々の完成!!


CREW  GUYS研修隊員・ハルザキ カナタ。
夢は、ウルトラマンだろうが何だろうが、
すべての異星人を地球から追い出すこと。

若き地球防衛隊員を通して描く、
ウルトラマンメビウスの活躍と葛藤。
一級品のSF小説として描かれた、ファン必読の新たな「ウルトラマン」像!

                                    
  (光文社HPより)

主人が図書館から借りて読んでいたので、わたしも読みました。
朱川さんが実際にウルトラマンメビウスの脚本を担当していた事実は知らなかったのでビックリ!

ウルトラマンシリ-ズは子どもの頃、弟は夢中で観ていましたが、わたしが見たのはウルトラマンやウルトラセブンくらいかな?
メビウスが放送されていたのは、2006年4月~2007年3月までだそうで、結構最近なんですね?
なので、ここに登場するGUYSのメンバ-の面々が実際にも登場する人物なのかもわかりません。
けれど・・・面白かった!
ウルトラマンは見ていていたので、本当はメビウスなのに人間の姿に変えて普段はGUYSのメンバ-として地球防衛にヒビノ隊員の働きは映像的に頭に浮かびました。


この物語の主人公はハルザキカナタ。研修隊員としてGUYSのメンバ-に加わる青年。
最初はほかの隊員の言動にやや違和感を抱いたり、いまひとつ溶け込めないのですが、研修を終える最後の方には、立派なメンバ-の一員になっている。
彼の成長の物語でもあったのかな?

いろいろな怪獣やら異星人が登場して地球の危機か!?とすぐ思っちゃうのですが・・・
幼い頃、見ていた怪獣=敵の考え方はちょっと改めなくてはいけないのかも?なんて思うお話が幾つか。
地球に接近した異星人たちにもちゃんと理由があったり人間と同じように相手を理解しょうとする優しさもあった。
<怪獣使いの遺産>の話は結構、ジ~ンと感動した。
メイツ星人・ビオとカナタ・・・・それぞれお互いが異星人なのに、何か通じるものがあって分かり合えた瞬間。
話し合うって大切なんだな。。。。なんて思った。


ウルトラマン世代の大人には懐かしい気持ちにさせてくれる物語。
活字で読むこういう話もいいな。
でも逆に見たこと無い、ウルトラマンメビウスが見たくなった!
DVDとかあるかな?


★★★★


                                   

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