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c76427cc.jpg    発行年月:2009年8月


    日本文学界を撃つ、イランからの新しい才能

    イラン・イラク戦争下の恋を描き文學界新人賞を
    非漢字圏から初めて受賞した作者。
    留学生文学賞を受賞した「サラム」も注目作


                          
(文藝春秋HPより)

著者のシリン・ネザマフィさんはイラン生まれで日本には10年余り住んでいるそう。
神戸大学、同大学院で情報知能工学を学び、現在は大手電気メ-カ-でシステム・エンジニアとして勤めているそうです。

文學界新人賞を受賞した「白い紙」では、イランで戦争が緊迫した日常を脅かすなか、淡い恋心を抱く高校生の男女の話。
戦争さえなければ・・・・・
優秀な成績のハサンは将来は医師になるんだと希望する通りの道を進めたでしょう。
日本のような、本人の努力でどうにでも道が開ける国に生まれている若者たちは、こういう現実もあることを知るべきだ!と思います。

表題の「白い紙」は、文字通り、白い紙のことで物語の所々に出てきました。

「サラム」では、アフガニスタンからおじさんを頼って逃れてきた少女・レイラの話。
母親は惨殺され、父親もタリバンに狙われている身。
日本で難民許可が得られなければ強制送還になるという。
その審査の為、弁護士の田中先生と通訳である主人公が少女に面会し、いろいろな質疑応答をする様子を描いていました。

先の「白い紙」でも、感じた、なんとも虚しい感じになりました。

どうする事も出来ないこの現実。

でも、知らなかった現実。

知っただけでも意味があるのか?

でもこれからは、内戦のニュ-スを見る目も変わりそう。
ただ漠然と見るのではなく、そこで暮らしている人々の事を心から案ずることが出来そう。

だから、沢山の人にこういう本は読まれるべきだと思う!


そんなに長い文章ではないし、これは子ども達にも読ませよう!

★★★★★
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ぴゃおさんへ
説明されてもイマイチ理解できない世界のことも映画とか小説とかになると、生活している人の視点で描かれているからわかり易いね。

そういう意味でも、こういう書は多くの人に読まれるといいね。
特にこれから時代を背負う若者には、いろんな世界のそこで生きている人の事を考えて欲しいよ。
って、凄い年寄りくさい・・・・笑
kyoko 2009/10/10(Sat)08:45:06 編集
無題
前に読んだカイトランナーの召使の子ハッサンだっけ?がハザラ人だったよね。この本で民族の詳しい事がわかった。
中東のことはニュースくらいだから、こういう本は一歩踏み込んで知ることができるよね。
ぴゃお 2009/10/09(Fri)22:12:04 編集
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