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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2014年4月

私の呪いを解けるのは、私だけ――。すべての女子を肯定する、現代の『赤毛のアン』。

「大穴(ダイアナ)」という名前、金色に染められたバサバサの髪。自分の全てを否定していた孤独なダイアナに、本の世界と彩子だけが光を与えてくれた。正反対の二人だけど、私たちは一瞬で親友になった。そう、“腹心の友”に――。自分を受け入れた時、初めて自分を好きになれる! 試練を越えて大人になる二人の少女。最強のダブルヒロイン小説。

                 (新潮社HPより)





ダブルヒロイン、ダイアナと彩子。
ダイアナの本名は矢島大穴。名前のせいで嫌な目にいっぱい遭ってきた。
父親はダイアナが生まれてすぐに遠くへ行ってしまったと母から聞いている。

そして母親は、キャバクラで働きいつもドギツイファッション。
本当は有香子というのにお店での呼び名ティアラと呼ばせる。
そんな家庭環境のため、友達を作ることもせず孤独に過ごしていた。
唯一の楽しみは本を読むこと。
そんなダイアナと神崎彩子が出会ったのは小学3年生のクラス替え後。
彩子はお嬢様で皆が憧れる存在。けれどダイアナになぜか興味を覚え二人は
すぐに仲良しになる。

まさに現代の赤毛のアンです・・・^m^

ダイアナの母親も変わっているけど憎めないし、彩子の母親も気取ったかんじはなく
優しそう。

そしてダイアナのことが好きなお肉屋の息子・武田くん。
口ではいつもダイアナをからかったりしてるけど、肝心なときには頼りになる。

中学生になりお互い高校は別の道へ。
そして絶交という二人が少し離れてしまう時期があって・・・
再び高校卒業後に再会。

表題の「本屋さんのダイアナ」になったダイアナ。
まだ今はアルバイト店員の身分だけれど、今後夢の本屋さんを自分で持つのかなぁ~?

ハチャメチャなかんじのダイアナのお母さんのことも後半わかり
行方知れずの父親が実は・・・・という真実も発覚して
「え?そうなの?」ということが立て続けに起き
読んでいて楽しかった。


続編あっても面白くなりそうな話でした♪


                          ★★★★
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