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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2013年9月


 姉妹の思いを乗せて、千本の矢が政治の非情を射貫く。爽快な長編時代小説。


扇野藩の重臣、有川家の長女・伊也は、藩の弓上手、樋口清四郎を負かすほどの腕前。競い合ううち清四郎に惹かれる伊也だったが、妹の初音に清四郎との縁談が。くすぶる藩の派閥争いが彼らを巻き込む。長編時代小説。

                     (角川書店HPより)


今回のお話は、葉室作品には恋愛小説の要素がたっぷりで、登場人物たちの恋の
行方が一番気になりました^^;
でも、お安い恋愛小説じゃないのが葉室作品!!


主人公は扇野藩の重臣・有川将左エ門の長女・伊也(18歳)。
父親から弓術を習い藩きっての弓の才能を持つ。
そんな伊也が弓を競い合うことで惹かれるのが樋口清四郎。
しかし、清四郎は伊也の妹・初音(16歳)の許婚と決まる。

そして、それから伊也と清四郎は、藩内の争いに巻き込まれていく。

初音は姉・伊也と許婚の清四郎のことを常に案じるが、ふと気づく二人の気持ち。

ああ、このままじゃ最後、初音が哀しい思いをすることになるのかな?
などと心配していたら・・・・
もう一人清四郎とは違うタイプの素敵な好青年の存在がありました!!
有川家に居候というかたちを取っている新納左近。
学問の道を志すもの静かなかんじの青年ですが、伊也、初音姉妹の将来を考えた
行動を起こし、そのため姉妹は幸せを手に入れる。

藩内の争いごとに巻き込まれ、一時は命の危険にもさらされる二人。
ハラハラドキドキの緊張感が読みながら迫りました。
が・・・必ず、この困難を脱して明るい未来があるはずと葉室作品には読者を
裏切らない結末があると信じて読みました!

終盤の伊也が挑む千射祈願の場面は、感動でした!

この作品、映像化されないかなぁ~。
このラストシーンは凄いものになりそうなんだけど・・・・。
なんて余計なことまで思ってしまいました^^;


表題にある「さわらび」・・・・聞いたことあるようなないような・・・
「さわらび」とは芽を出したばかりの、わらびのことだったんですね。
無知なので「源氏物語」に「早蕨(さわらび)」が出てくることは知りませんでしたが
源氏物語でも、姉妹の互いを思う気持ちを描いたお話に出てくるんですね。


男性が主人公の話も良いですが、女性が主人公のお話のほうが入り込み易いな。
さて、次の本が既に発売されている葉室さん!
次回作は今年中に読めるかなぁ~?(図書館順番待ち中にて^^;)


                          ★★★★★
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ひろさんへ
はい、爽やかな読後感でした!
みんな幸せになったかんじが最高でした♪

「潮鳴り」は、また武士の生き様を描いた作品の
ようですね。
楽しみに図書館の順番を待っています(^^)
kyoko 2013/11/26(Tue)15:36:36 編集
覚悟
「さわらびの譜」さわやかな読後感でしたね。メデタシ、めでたし。
「潮鳴り」を読破しました。
武士とは腹を切るより生き抜くことの方が大変なんですね。
ーー生きることがそれがしの覚悟でござるーー
どうぞお楽しみに!!
ひろ 2013/11/26(Tue)14:44:23 編集
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